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公開番号
2025115347
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2024099937,2021537960
出願日
2024-06-20,2019-11-06
発明の名称
複数の歯科構造スキャンからのデータを組み合わせること
出願人
ソルベンタム インテレクチュアル プロパティズ カンパニー
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61C
7/00 20060101AFI20250730BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】複数の歯科構造スキャンからのデータを組み合わせる新規な方法を提供する。
【解決手段】歯科構造データを組み合わせる方法は、コンピューティングデバイスの使用により、体積歯科データ及び表層歯科データを受信することと、体積歯科データの歯冠を体積歯科データの歯根からセグメント化することと、表層歯科データの歯冠を表層歯科データの歯肉からセグメント化することと、歯冠の表層歯科データを変換して歯冠の体積歯科データと実質的に整列させることと、歯冠の変換された表層歯科データを、歯冠の体積歯科データにつなぎ合わせることと、組み合わされた歯科データに基づいて画像データを表示用に出力することと、を含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
コンピューティングデバイスによって、患者の3次元歯肉縁下歯科構造を示す体積歯科データを受信することと、
前記コンピューティングデバイスによって、前記患者の3次元表層歯科構造を示す表層歯科データを受信することと、
前記コンピューティングデバイスによって、前記患者の歯の歯冠を表す前記体積歯科データの第1のサブセットを、前記歯の歯根を表す前記体積歯科データの第2のサブセットからセグメント化することであって、前記体積歯科データの前記第1のサブセットは前記歯冠の第1の空間的配向を示し、前記体積歯科データの前記第2のサブセットは前記歯根の空間的配向を示す、セグメント化することと、
前記コンピューティングデバイスによって、前記歯冠を表す前記表層歯科データの第1のサブセットを、前記患者の歯肉を表す前記表層歯科データの第2のサブセットからセグメント化することであって、前記表層歯科データの前記第1のサブセットは前記歯冠の第2の空間的配向を示し、前記表層歯科データの前記第2のサブセットは、歯肉の空間的配向を示す、セグメント化することと、
前記コンピューティングデバイスによって、前記歯冠の前記第2の空間的配向が前記歯冠の前記第1の空間的配向と実質的に整列するように、前記歯冠の前記第2の空間的配向を示す前記表層歯科データの前記第1のサブセットを変換することと、
前記コンピューティングデバイスによって、前記歯冠の前記第1の空間的配向を示す歯肉縁下データの前記第1のサブセットを、前記歯冠の前記第2の空間的配向を示す前記表層歯科データの前記変換された第1のサブセットと置換して、前記歯冠の前記第2の空間的配向を示す前記表層歯科データの前記変換された第1のサブセットを、前記歯根を表す前記体積歯科データの前記第2のサブセットにつなぎ合わせることにより、組み合わされた歯科データを生成することと、
前記コンピューティングデバイスによって、前記組み合わされた歯科データに基づいて画像データを表示用に出力することと、を含む、方法。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記体積歯科データを受信することが、前記コンピューティングデバイスによって、前記体積歯科データを、コーンビームコンピュータ断層撮影スキャナ又は磁気共鳴映像法スキャナから受信することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
表層歯科データを受信することが、前記コンピューティングデバイスによって、口腔内スキャナから前記表層歯科データを受信することを含む、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記歯肉縁下歯科構造が、前記患者の上顎、前記患者の下顎、又は前記患者の頭蓋の一部分、のうちの少なくとも1つを含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記表層歯科データが、前記患者の上顎歯列弓又は前記患者の下顎歯列弓の少なくとも一部分の光学的に視認できる表面を表す三角形メッシュを含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記体積歯科データが、前記歯肉縁下歯科構造の硬組織及び前記歯肉縁下歯科構造の軟組織を解像する密度加重点群を含み、前記硬組織が、エナメル質、象牙質、セメント質、歯槽骨、又は皮質骨のうちの少なくとも1つを含み、前記軟組織が、硬口蓋、歯肉、舌、口腔粘膜、歯周靭帯、軟骨、筋肉、又は皮膚のうちの少なくとも1つを含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記体積歯科データを受信することが、前記コンピューティングデバイスによって、前記硬組織又は前記軟組織のうちの少なくとも一方の、少なくとも1つの密度に基づく、少なくとも1つの密度閾値を使用して、前記体積歯科データをフィルタリングすることを更に含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記少なくとも1つの密度閾値が、エナメル質、象牙質、セメント質、歯槽骨、皮質骨、硬口蓋、歯肉、舌、口腔粘膜、歯周靭帯、軟骨、筋肉、又は皮膚のうちの少なくとも1つの密度上限及び下側密度を含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記体積歯科データの前記第1のサブセットを、前記体積歯科データの前記第2のサブセットからセグメント化することが、
前記コンピューティングデバイスによって、エナメル質、象牙質、セメント質、又は修復材料のうちの少なくとも1つを示す、点群の点を組み合わせることにより、前記歯冠の前記第1の空間的配向を前記歯根の前記空間的配向からセグメント化することと、
前記コンピューティングデバイスによって、前記組み合わされた点の外面を規定する三角形頂点メッシュを決定することと、を含む、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記方法が、
前記コンピューティングデバイスによって、前記体積歯科データの前記第1のサブセット及び前記体積歯科データの前記第2のサブセットの一部分を含む第1のグループを規定することと、
前記コンピューティングデバイスによって、前記表層歯科データの前記第1のサブセットの一部分を含む第2のグループを規定することであって、前記表層歯科データの前記第1のサブセットの前記一部分が、前記体積歯科データの前記第1のサブセットの前記一部分に対応する、規定することと、を更に含む、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、歯科画像化、具体的には、歯科画像化プロセスから得られたデータを操作するために使用されるシステム及び技術に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
歯科矯正の分野は、患者の歯を再配置し、機能及び審美的外観を向上することに関係する。ブレース又はアライメントトレイを使用する歯科矯正治療は、患者の歯科構造、例えば、歯、歯根、又は歯科構造の他の部分の画像化から恩恵を受ける。患者の歯科構造の画像化は、様々な画像化システム及び技術を使用して実行され得る。2つ以上の異なる画像化デバイスから得られるデータを組み合わせて、患者の歯科構造のより包括的な画像を提供することができる。
【発明の概要】
【0003】
2つ以上の異なる画像化デバイスからの歯科構造データを組み合わせること、例えば、表層歯科構造を、差分スキャンソース(difference scan sources)に由来する歯肉縁下歯科構造と組み合わせることが、第1のデータセットの一部分を変換して第2のデータセットの対応する一部分と整列させて、歯科構造の特徴部の歪みを低減させることを含んでもよい。例えば、歯科構造データを組み合わせるためのコンピューティングデバイスは、患者の3次元歯科構造を示す第1の歯科データと、患者の3次元歯科構造を示す第2の歯科データとを受信するように構成されてもよい。コンピューティングデバイスは、第1の歯科データの第1のサブセットを第1の歯科データの第2のサブセットからセグメント化するように構成されてもよい。第2の歯科データの少なくとも一部分は、第1の歯科データの第1のサブセットに対応してもよい。例えば、第2の歯科データと、第1の歯科データの第1のサブセットとは、患者の歯科構造の同じ部分を示し得る。コンピューティングデバイスは、第2の歯科データの対応する部分を変換して第1の歯科データと実質的に整列させるように構成されてもよい。コンピューティングデバイスは、第1の歯科データの第1のサブセットを、変換された第2の歯科データと置換して、変換された第2の歯科データを第2の歯科データの第2のサブセットにつなぎ合わせることにより、組み合わされた歯科データを生成するように構成されてもよい。コンピューティングデバイスは、組み合わされた歯科データに基づいて画像データを表示用に出力するように構成されてもよい。
【0004】
いくつかの例では、方法は、コンピューティングデバイスによって、患者の3次元歯肉縁下歯科構造を示す体積歯科データを受信することと、コンピューティングデバイスによって、患者の3次元表層歯科構造を示す表層歯科データを受信することと、コンピューティングデバイスによって、患者の歯の歯冠を表す体積歯科データの第1のサブセットを、患者の歯の歯根を表す体積歯科データの第2のサブセットからセグメント化することであって、体積歯科データの第1のサブセットは歯冠の第1の空間的配向を示し、体積歯科データの第2のサブセットは歯根の空間的配向を示す、セグメント化することと、コンピューティングデバイスによって、歯冠を表す表層歯科データの第1のサブセットを、患者の歯肉を表す表層歯科データの第2のサブセットからセグメント化することであって、表層歯科データの第1のサブセットは歯冠の第2の空間的配向を示し、表層歯科データの第2のサブセットは歯肉の空間的配向を示す、セグメント化することと、コンピューティングデバイスによって、歯冠の第2の空間的配向が歯冠の第1の空間的配向と実質的に整列するように、歯冠の第2の空間的配向を示す表層歯科データの第1のサブセットを変換することと、コンピューティングデバイスによって、歯冠の第1の空間的配向を示す歯肉縁下データの第1のサブセットを、歯冠の第2の空間的配向を示す表層歯科データの変換された第1のサブセットと置換して、歯冠の第2の空間的配向を示す表層歯科データの変換された第1のサブセットを、歯根を表す体積歯科データの第2のサブセットにつなぎ合わせることにより、組み合わされた歯科データを生成することと、コンピューティングデバイスによって、組み合わされた歯科データに基づいて画像データを表示用に出力することと、を含んでもよい。
【0005】
いくつかの例では、方法は、コンピューティングデバイスによって、患者の第1の3次元歯科構造を示す第1の歯科データを受信することと、コンピューティングデバイスによって、患者の第2の3次元歯科構造を示す第2の歯科データを受信することと、コンピューティングデバイスによって、第1の歯科データの第1のサブセットを第1の歯科データの第2のサブセットからセグメント化することであって、第2の歯科データの少なくとも一部分が、第1の歯科データの第1のサブセットに対応する、セグメント化することと、コンピューティングデバイスによって、第2の歯科データの対応する一部分を変換して第1の歯科データと実質的に整列させることと、コンピューティングデバイスによって、第1の歯科データの第1のサブセットを第2の歯科データの変換された対応する部分と置換して、変換された第2の歯科データを、第2の歯科データの第2のサブセットにつなぎ合わせることにより、組み合わされた歯科データを生成することと、コンピューティングデバイスによって、組み合わされた歯科データに基づいて画像データを表示用に出力することと、を含んでもよい。
【0006】
いくつかの例では、コンピュータシステム実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、コンピュータシステム実行可能命令が実行されると、コンピュータシステム実行可能命令は、患者の3次元歯肉縁下歯科構造を示す体積歯科データを受信することと、患者の3次元表層歯科構造を示す表層歯科データを受信することと、患者の歯冠を表す体積歯科データの第1のサブセットを、患者の歯根を表す体積歯科データの第2のサブセットからセグメント化することであって、体積歯科データの第1のサブセットは歯冠の第1の空間的配向を示すものであり、体積歯科データの第2のサブセットは歯根の空間的配向を示すものである、セグメント化することと、歯冠を表す表層歯科データの第1のサブセットを、患者の歯肉を表す表層歯科データの第2のサブセットからセグメント化することであって、表層歯科データの第1のサブセットは歯冠の第2の空間的配向を示すものであり、表層歯科データの第2のサブセットは歯根の空間的配向を示すものである、セグメント化することと、歯冠の第2の空間的配向が歯冠の第1の空間的配向と実質的に整列するように、歯冠の第2の空間的配向を示す表層歯科データの第1のサブセットを変換することと、歯冠の第1の空間的配向を示す歯肉縁下データの第1のサブセットを、歯冠の第2の空間的配向を示す表層歯科データの変換された第1のサブセットと置換して、歯冠の第2の空間的配向を示す表層歯科データの変換された第1のサブセットを、歯根を示す体積歯科データの第2のサブセットにつなぎ合わせることにより、組み合わされた歯科データを生成することと;組み合わされた歯科データに基づいて画像データを表示用に出力することと、を行うようにプロセッサを構成する、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【0007】
本開示の1つ以上の実施例の詳細を添付図面及び以下の説明に示す。本開示の他の特徴、目的及び利点は、明細書及び図面、並びに特許請求の範囲から明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0008】
患者の歯科構造のデータを組み合わせるように構成された例示的システムを示す概念図である。
【0009】
患者の3次元歯肉縁下歯科構造を示す体積歯科データを使用して生成された例示的なデジタル画像である。
【0010】
患者の3次元歯肉縁下歯科構造を示す体積歯科データを使用して生成された例示的なデジタル画像である。
(【0011】以降は省略されています)
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