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公開番号2025115217
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009637
出願日2024-01-25
発明の名称軽量化車体構造
出願人青島理工大学(臨沂)管理委員会事務室
代理人個人,個人,個人
主分類B62D 21/15 20060101AFI20250730BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】外部からの衝突によって機器収納ボックスの変形損傷を招き、内部機器の破壊につながる課題を解決する。
【解決手段】フロアフレーム、車室、制御機器ボックスを含み、前記車室はフロアフレームの上側に設置され、且つフロアフレームの内側には、制御機器を配置するための制御機器ボックスが設置され、前記フロアフレームの内部には緩衝ブロックが設置され、且つ緩衝ブロックとフロアフレームとの間には、前後スライド構造が構成され、そして、緩衝ブロックの前側及び後側には第1緩衝バネが固定される。第1緩衝バネと緩衝ブロックの組み合わせにより、フロアフレームの前後方向への衝撃や変形を緩衝し、可動ブロックと第2緩衝バネの組み合わせにより、フロアフレームへの左右方向の衝撃や変形を緩衝する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
フロアフレーム(1)、車室(3)、制御機器ボックス(4)を含み、前記車室(3)はフロアフレーム(1)の上側に設置され、且つフロアフレーム(1)の内側には、制御機器を配置するための制御機器ボックス(4)が設置される軽量化車体構造であって、
前記フロアフレーム(1)の内部には緩衝ブロック(6)が設置され、且つ緩衝ブロック(6)とフロアフレーム(1)との間には、前後スライド構造が構成され、そして、緩衝ブロック(6)の前側及び後側には第1緩衝バネ(7)が固定され、前記緩衝ブロック(6)は制御機器ボックス(4)の外側に左右対称的に配置され、前記緩衝ブロック(6)の内側には固定ブロック(8)が固定され、且つ固定ブロック(8)はフロアフレーム(1)の内側表面を貫通し、そして、固定ブロック(8)の内部に可動ブロック(9)が入れ子になっていて、前記可動ブロック(9)の内端は制御機器ボックス(4)に接続されて、制御機器ボックス(4)を支持し、前記可動ブロック(9)の外端には第2緩衝バネ(10)が固定されて、且つ第2緩衝バネ(10)は固定ブロック(8)の内部に配置されて、可動ブロック(9)の移動を緩衝し、フロアフレーム(1)の変形により発生する力が制御機器ボックス(4)に伝わるのを緩衝することを特徴とする軽量化車体構造。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記フロアフレーム(1)の外側には、アピアランスカバー(2)が設置され、且つアピアランスカバー(2)は取り囲む形にフロアフレーム(1)の外側に巻き付けられ、アピアランスカバー(2)はフロアフレーム(1)と車室(3)の間に位置されることを特徴とする請求項1に記載の軽量化車体構造。
【請求項3】
前記制御機器ボックス(4)の下部は開放構造に設計され、制御機器ボックス(4)の下部に設置カバー(5)が設置され、設置カバー(5)と制御機器ボックス(4)はボトルにより着脱可能に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の軽量化車体構造。
【請求項4】
前記可動ブロック(9)の内側には着脱可能な接合機構が設けられ、当該着脱可能な接合機構を介して可動ブロック(9)と制御機器ボックス(4)が接続されることを特徴とする請求項1又は3に記載の軽量化車体構造。
【請求項5】
前記着脱可能な接合機構は、接続ブロック(11)、貫通溝(12)、第1ロックロッド(13)、コネクタ(14)及び接続溝(15)を含み、
接続ブロック(11)は、制御機器ボックス(4)の外側に固定され、且つ接続ブロック(11)と可動ブロック(9)の間は1対1に対応して配置され、前記可動ブロック(9)の内端には可動ブロック(9)に対応する溝が設けられ、溝は横方向に開設され、
貫通溝(12)は、接続ブロック(11)の中央に垂直に開設され、
第1ロッグロッド(13)は、可動ブロック(9)の内部および可動ブロック(9)の間に配置されて、入れ子接続を形成し、且つ第1ロッグロッド(13)と貫通溝(12)の間は入れ子接続を形成し、
接続溝(15)は、可動ブロック(9)の内部に開設し、且つ接続溝(15)は接続ブロック(11)の上側に位置し、接続溝(15)とコネクタ(14)との間にネジ接続が形成されることを特徴とする請求項4に記載の軽量化車体構造。
【請求項6】
前記車室(3)の下側には接合機構が設けられ、車室(3)は接合機構を介してフロアフレーム(1)に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の軽量化車体構造。
【請求項7】
前記接合機構は、接合ピン(16)、接合溝(17)、ネジ溝(18)及び第2ロックロッド(19)を含み、
接合ピン(16)は、フロアフレーム(1)の下側に固定され、且つ接合ピン(16)はフロアフレーム(1)の下側に均等に配置され、
接合溝(17)は、フロアフレーム(1)の上面に開設され、且つ接合溝(17)と接合ピン(16)との間には凹凸の嵌合構造が形成され、
ネジ溝(18)は、接合ピン(16)の下面に開設され、
第2ロックロッド(19)は、フロアフレーム(1)の下側を貫通し、第2ロックロッド(19)とフロアフレーム(1)の間は入れ子の接続を形成し、且つ第2ロックロッド(19)の上端は、ネジ溝(18)の内部に位置し、第2ロックロッド(19)とネジ溝(18)との間はネジ接続を形成していることを特徴とする請求項6に記載の軽量化車体構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車体構造技術分野に関し、詳しくは、軽量化車体構造に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
現在の技術の進歩に伴い、車両もより知能化され、各種の自動運転と無線制御の知能化車両が増えて、知能車両は、さまざまな利用シーンに応じてさまざまなタイプに製造でき、知能制御車両の電力航続を延長するために、車体の構造もますます軽量化され、軽量で高強度の材料を使用することによってその全体の質量を軽減させる。
特許文献1に公開された自動運転に基づく分離可能な車体構造では、車体構造をキャビン、デッキとシャーシ間の取り外し可能な接続として設定される。当該構造により、車体構造のモジュール設計に有利になり、それによって車体構造を簡素化し、当該構造は、車体構造のモジュール設計に有利であるため、車体構造が簡素化され、車両構造全体がより美しくなる。本発明は、デッキを中間接続構造とし、シャーシとキャビンの分離使用を実現し、シャーシの共有を実現し、資源を効果的に節約する。そして、デッキと異なる機能(乗客/積載)を備えたキャビンを組み合わせて接続することで、車両全体の多目的な機能を実現する。
現在の車体は、使用される場合、後続の知能制御機器を設置するために、車体のフレームに機器収納ボックスを接続する必要があり、機器収納ボックスは溶接或いはその他の固定方法でフレームに接続されて、後続の使用で、フレームに事故が発生して、フレームが外部衝突を受けると、その衝突力によってフレームが変形し、その変形によって発生した影響や作用力は、直接機器収納ボックスに伝わり、機器収納ボックスの変形損傷を招き、内部機器の破壊につながり、その後の車体修理の難易度を高めることになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中国実用新案公告210760409号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記背景技術に記載された外部からの衝突によりフレームが衝撃を受けると、その衝撃力によりフレームが変形し、その変形によって発生した影響や作用力は、直接機器収納ボックスに伝わり、機器収納ボックスの変形損傷を招き、内部機器の破壊につながる課題を解決するための軽量化車体構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するために、本発明は以下の技術的解決策を提供する。軽量化車体構造であって、フロアフレーム、車室、制御機器ボックスを含み、前記車室はフロアフレームの上側に設置され、且つフロアフレームの内側には、制御機器を配置するための制御機器ボックスが設置され、前記フロアフレームの内部には緩衝ブロックが設置され、且つ緩衝ブロックとフロアフレームとの間には、前後スライド構造が構成され、そして、緩衝ブロックの前側及び後側には第1緩衝バネが固定され、前記緩衝ブロックは制御機器ボックスの外側に左右対称的に配置され、前記緩衝ブロックの内側には固定ブロックが固定され、且つ固定ブロックはフロアフレームの内側表面を貫通し、そして、固定ブロックの中に可動ブロックが入れ子になっていて、前記可動ブロックの内端は制御機器ボックスに接続されて、制御機器ボックスを支持し、前記可動ブロックの外端には第2緩衝バネが固定されて、且つ第2緩衝バネは固定ブロックの内部に配置されて、可動ブロックの移動を緩衝し、フロアフレームの変形により発生する力が制御機器ボックスに伝わるのを緩衝する。
【0006】
この技術的解決策をさらに最適化するために、前記フロアフレームの外側には、アピアランスカバーが設置され、且つアピアランスカバーは取り囲む形にフロアフレームの外側に巻き付けられ、アピアランスカバーはフロアフレームと車室の間に位置し、フロアフレームの外部を飾る。
【0007】
この技術的解決策をさらに最適化するために、前記制御機器ボックスの下部は開放構造に設計され、制御機器ボックスの下部に設置カバーが設置され、設置カバーと制御機器ボックスとはボトルにより着脱可能に接続されて、後から設置カバーを開けて制御機器ボックスの内部を点検できる。
【0008】
この技術的解決策をさらに最適化するために、前記可動ブロックの内側には着脱可能な接合機構が設けられ、当該着脱可能な接合機構を介して可動ブロックと制御機器ボックスとが接続される。
【0009】
この技術的解決策をさらに最適化するために、前記可動ブロックの内側には、着脱可能な接合機構が設けられ、可動ブロックは、着脱可能な接合機構を介して制御装置ボックスと相互に接続されている。
【0010】
この技術的解決策をさらに最適化するために、前記着脱可能な接合機構は、接続ブロック、貫通溝、第1ロックロッド、コネクタ及び接続溝を含み、
接続ブロックは、制御機器ボックスの外側に固定され、且つ接続ブロックと可動ブロックの間は1対1に対応して配置され、前記可動ブロックの内端には可動ブロックに対応する溝が設けられ、溝は横方向に開設され、
貫通溝は、接続ブロックの中央に垂直に開設され、
第1ロッグロッドは、可動ブロックの内部および可動ブロックの間に配置されて、入れ子接続を形成し、且つ第1ロッグロッドと貫通溝の間は入れ子接続を形成する。
コネクタは第1ロッグロッドの上側に固定され、
接続溝は、可動ブロックの内部に開設し、且つ接続溝は接続ブロックの上側に位置し、接続溝とコネクタとの間にネジ接続が形成される。
(【0011】以降は省略されています)

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