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公開番号
2025114647
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2025074704,2021555128
出願日
2025-04-28,2020-11-06
発明の名称
不整脈予防又は治療剤、及び不整脈予防又は治療装置
出願人
学校法人北里研究所
代理人
個人
,
個人
主分類
A61K
33/00 20060101AFI20250729BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】従副作用の危険性が少なく、簡便に実施することができる、不整脈の予防又は治療技術を提供する。
【解決手段】水素を有効成分とする、一酸化窒素吸入による不整脈数の増加の低減剤が提供される。または水素及び一酸化窒素を含有する、不整脈数の増加を低減しながら一酸化窒素を投与するための組成物、並びに組成物を吸入投与するための装置が提供される。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
水素を有効成分とする、一酸化窒素吸入による不整脈数の増加の低減剤。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
水素及び一酸化窒素を含有する、不整脈数の増加を低減しながら一酸化窒素を投与するための組成物。
【請求項3】
水素ガス供給源及び一酸化窒素ガス供給源と、前記水素ガス供給源及び前記一酸化窒素ガス供給源に接続された圧力調整器及び流量計と、各ガスを供給源から供給するための供給経路と、を備え、すべてのガス供給経路が投与前に合流して混合ガスを形成するように配置されており、患者に直接又は人工呼吸器を経て、請求項2に記載の組成物を吸入投与するための装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、不整脈予防又は治療剤、及び不整脈予防又は治療装置に関する。
本願は、2019年11月8日に、日本に出願された特願2019-203385号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
心臓の右心房に存在する洞結節で発生した電気的興奮が、心房、房室結節、心室へと正しく伝わり、一定のリズムで繰り返されている状態を洞調律という。不整脈とは、心臓が規則正しい洞調律から逸脱した状態をいう。
【0003】
急性心筋梗塞発症時、急性心筋梗塞の治療後、リハビリテーション実施後におこる不整脈は致死的であることが多い。そのため、不整脈を防ぐことができれば、予期しない死亡を減らすことができると考えられる。
【0004】
従来、不整脈治療剤としては、ナトリウムチャネル遮断薬、βアドレナリン遮断薬、カルシウムアンタゴニスト等が用いられてきた。例えば、特許文献1に例示されるように、不整脈治療剤の多くは低分子化合物である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5039236号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の不整脈治療剤の投与は、例えば、低血糖症、肝障害、皮膚障害等の副作用を生じる場合があり、更なる改善が求められている。そこで、本発明は、副作用の危険性が少なく、簡便に実施することができる、不整脈の予防又は治療技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、以下の態様を含む。
[1]水素を含有することを特徴とする不整脈予防又は治療剤。
[2]更に一酸化窒素を含有する、[1]に記載の不整脈予防又は治療剤。
[3]水素ガス供給源と、前記水素ガス供給源に接続された圧力調整器及び流量計と、前記水素ガスを供給源から供給するための供給経路と、を備え、患者に直接または人工呼吸器を経て、[1]に記載の不整脈予防又は治療剤を吸入投与することにより、不整脈を予防又は治療するための装置。
[4]水素ガス供給源及び一酸化窒素ガス供給源と、前記水素ガス供給源及び前記一酸化窒素ガス供給源に接続された圧力調整器及び流量計と、各ガスを供給源から供給するための供給経路と、を備え、すべてのガス供給経路が投与前に合流して混合ガスを形成するように配置されており、患者に直接又は人工呼吸器を経て、[2]に記載の不整脈予防又は治療剤を吸入投与することにより、不整脈を予防又は治療するための装置。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、副作用の危険性が少なく、簡便に実施することができる、不整脈の予防又は治療技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
不整脈を予防又は治療するための装置の一例を示す模式図である。
不整脈を予防又は治療するための装置の一例を示す模式図である。
実験例1の結果を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、場合により図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、図面中、同一又は相当部分には同一又は対応する符号を付し、重複する説明は省略する。なお、各図における寸法比は、説明のため誇張している部分があり、必ずしも実際の寸法比とは一致しない。
(【0011】以降は省略されています)
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