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公開番号
2025113642
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024007905
出願日
2024-01-23
発明の名称
取付具
出願人
日本車輌製造株式会社
代理人
弁理士法人真明センチュリー
主分類
E02D
7/14 20060101AFI20250728BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】モニタリング手段を振動させ難くできる取付具を提供することを目的とする。
【解決手段】取付具140は、モニタリング手段190(カメラ)をアウトリガ130に取り付ける。比較的振動の少ないアウトリガ130へモニタリング手段190を取り付けることができるので、モニタリング手段190を振動させ難くできる。取付具140は、基部材160及び連接部材170により、アウトリガ130の上面131よりも高い位置でモニタリング手段190を保持することができるので、モニタリング手段190によるモニタリング範囲を確保でき、杭打ち領域Xを視認し易くできる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車体とその車体に接続されると共に杭打ち領域に杭打ちを行う杭打ち装置と前記車体に接続されると共に地面に接地可能に構成されるアウトリガとを備えた杭打機に、前記杭打ち領域の画像または映像を撮像すること及び前記杭打ち領域を測定することのうちの少なくとも一方を行うモニタリング手段を取り付けるための取付具において、
前記モニタリング手段を保持可能に構成される台座を備え、
前記台座は、前記アウトリガに取り付け可能に構成されることを特徴とする取付具。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記台座は、前記アウトリガの上面に載置されると共に前記アウトリガの軸に対して平行な第1軸回りに回転可能に構成されることを特徴とする請求項1記載の取付具。
【請求項3】
前記台座は、前記アウトリガの上面を覆う上面部と、その上面部の下面から下方に向けて延びると共に前記アウトリガの側面の少なくとも一部を取り囲む側面部とを備えることを特徴とする請求項2記載の取付具。
【請求項4】
前記第1軸を含む平面に直交する第2軸回りに前記モニタリング手段を回転可能に保持することを特徴とする請求項3記載の取付具。
【請求項5】
前記第2軸は、前記上面部の上面視において、前記台座の外縁よりも外側に位置し、
前記台座は、前記上面視において、前記モニタリング手段のうちの撮像または測定を行う部分である視覚部が前記第2軸よりも外側に位置し、前記視覚部により撮像または測定されるモニタリング方向が前記台座の中心から外側に向かう方向とされるように構成されることを特徴とする請求項4記載の取付具。
【請求項6】
前記台座に着脱可能に取り付けられると共に前記モニタリング手段を保持可能に構成される延設手段を備え、
前記延設手段は、前記台座から鉛直方向上方に立設される、又は、前記台座から鉛直方向下方に垂設されることを特徴とする請求項5記載の取付具。
【請求項7】
前記延設手段は、平板状の接続部と、前記接続部の正面から張り出し前記接続部の一側から他側に向かって延びると共に互いに所定の距離を離隔して対向される一対の対向部とを備え、
前記一対の対向部は、前記一対の対向部の内側にブラケットを保持可能に構成され、そのブラケットを介して前記モニタリング手段が保持可能とされることを特徴とする請求項6記載の取付具。
【請求項8】
前記台座は、前記上面部の外縁よりも外側に張り出す突出部を備え、
前記延設手段は、前記上面部および前記突出部から鉛直方向上方に立設されることを特徴とする請求項7記載の取付具。
【請求項9】
前記延設手段は、前記台座に配設される基部材を備え、
前記基部材は、前記接続部と、前記一対の対向部と、前記基部材の接続部の前記一側の背面から前記上面部の上面の形状に沿って張り出すと共に前記上面部の上面に着脱可能に構成される張出部とを備えることを特徴とする請求項8記載の取付具。
【請求項10】
前記延設手段は、前記基部材に配設される連接部材を備え、
前記連接部材は、前記接続部と、前記一対の対向部と、前記連接部材の接続部の前記一側の端面から張り出すと共に前記基部材の接続部の背面に自身の正面を向けて着脱可能に構成される固定部とを備えることを特徴とする請求項9記載の取付具。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、取付具に関し、特に、モニタリング手段を振動させ難くできる取付具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
トラック(車体)とそのトラックに接続され杭打ちを行う打込機(杭打ち装置)とを備える杭打機において、杭打ち領域をカメラ(モニタリング手段)により撮像し、作業者に視認させる技術が知られている(特許文献1)。カメラは、取付具により保持され、取付具は、杭打ち装置に取り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平06-001439号公報(例えば、段落0017,0020、図3,4など)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来の技術では、杭打ち装置に取付具が取り付けられるので、杭打ち装置からの振動によりモニタリング手段が振動し易いといった問題点があった。
【0005】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、モニタリング手段を振動させ難くできる取付具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するために、本発明の取付具は、車体とその車体に接続されると共に杭打ち領域に杭打ちを行う杭打ち装置と前記車体に接続されると共に地面に接地可能に構成されるアウトリガとを備えた杭打機に前記杭打ち領域の画像または映像を撮像すること及び前記杭打ち領域を測定することのうちの少なくとも一方を行うモニタリング手段を取り付けるためのものであって、前記モニタリング手段を保持可能に構成される台座を備え、前記台座は、前記アウトリガに取り付け可能に構成される。
【発明の効果】
【0007】
請求項1記載の取付具によれば、モニタリング手段を保持可能に構成される台座を備え、台座は、アウトリガに取り付け可能に構成されるので、杭打機において、その杭打機の他の部分(例えば、車体や杭打ち装置)と比べて比較的振動の少ない部分であるアウトリガにモニタリング手段を取り付けることができる。その結果、取付具に保持されるモニタリング手段を振動させ難くできる。
【0008】
請求項2記載の取付具によれば、請求項1記載の取付具の奏する効果に加え、台座は、アウトリガの上面に載置されると共にアウトリガの軸に対して平行な第1軸回りに回転可能に構成されるので、アウトリガのうちの比較的高い位置でモニタリング手段を保持し、その比較的高い位置においてモニタリング手段を杭打ち領域に向けることができる。よって、アウトリガのうちの比較的高い位置に保持されるモニタリング手段によりアウトリガの上面よりも低い位置にある杭打ち領域をモニタリング(撮像および測定)できるので、杭打ち領域を上方からモニタリングできる。その結果、地面から低い高さでは視認し難い杭打ち領域を視認させ易くできる。
【0009】
請求項3記載の取付具によれば、請求項2記載の取付具の奏する効果に加え、台座は、アウトリガの上面を覆う上面部と、その上面部の下面から下方に向けて延びると共にアウトリガの側面の少なくとも一部を取り囲む側面部とを備えるので、アウトリガの軸に対して取付具が傾く方向への荷重が作用したとしても、側面部がアウトリガの側面に当接されることにより、アウトリガから台座が外れることを抑制できる。よって、取付具をアウトリガから外れ難くできる。
【0010】
請求項4記載の取付具によれば、請求項3記載の取付具の奏する効果に加え、第1軸を含む平面に直交する第2軸回りにモニタリング手段を回転可能に保持するので、第1軸回りの回転に加え、第2軸回りにモニタリング手段を回転できる。よって、アウトリガと杭打ち領域との距離に関連させて、モニタリング手段のモニタリング角度を調整できる。例えば、アウトリガと杭打ち領域との距離が近い場合は、モニタリング手段が上方から杭打ち領域を見下ろしてモニタリングするように角度を調整することにより、杭打ち領域を上方からモニタリングできる。その結果、杭打ち領域をモニタリングさせ易くできる。
(【0011】以降は省略されています)
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