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公開番号
2025110753
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-29
出願番号
2024004776
出願日
2024-01-16
発明の名称
コンクリートサウナ
出願人
株式会社上田商会
代理人
個人
主分類
A61H
33/10 20060101AFI20250722BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】自宅の庭や別荘地などの屋外に設置でき、且ついつでも高温のドライサウナとして用いることができる環境負荷の小さいコンクリートサウナを提供する。
【解決手段】セメント、高炉スラグ微粉末及びフライアッシュを含む低炭素型コンクリートによりプレキャスト工法でそれぞれ個別に製造された床板2、左右側壁板3、4、後壁板5、天井板6と、これらを接続して前面開口の箱状としたコンクリート筐体1と、このコンクリート筐体1の前面開口を塞ぐと共に、開閉扉8を備え、少なくとも一部に耐熱強化ガラスを用いた前面壁7と、前記コンクリート筐体1の外側面に塗布された撥水剤と、前記コンクリート筐体1の左右側壁板3、4、後壁板、天井板6の内側面に設けられた断熱材と、この断熱材の内側面に設けられた木材12とを備え、前記コンクリート筐体1と前面壁7とでサウナ室Sを形成した。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
セメント、高炉スラグ微粉末及びフライアッシュを含む低炭素型コンクリートによりプレキャスト工法でそれぞれ個別に製造された床板、左右側壁板、後壁板、天井板と、
これら床板、左右側壁板、後壁板、天井板を接続して前面開口の箱状としたコンクリート筐体と、
該コンクリート筐体の前面開口を塞ぐと共に、開閉可能な開閉扉にて閉塞される出入り口が形成され、少なくとも一部に耐熱強化ガラスを用いた前面壁と、
前記コンクリート筐体の外側面に塗布された撥水剤と、
前記コンクリート筐体の左右側壁板、後壁板、天井板の内側に設けられた断熱材と、
該断熱材の内側に設けられた木材とを備え、
前記コンクリート筐体と前面壁とでサウナ室を形成したことを特徴とするコンクリートサウナ。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
セメントを30~60質量%、高炉スラグ微粉末を30~60質量%、且つフライアッシュを10~15質量%の配合比率で配合したことを特徴とする請求項1記載のコンクリートサウナ。
【請求項3】
少なくとも上下両方に形成した固定部にて前記床板及び天井板と固定され、上下方向に延在する接続棒と、
該接続棒が挿通するため上下方向に延在する挿通孔が形成されると共に、前記床板及び天井板間に位置する前記左右側壁板と、
これら床板、天井板、左右側壁板の後端に前記後壁板を固定する後壁固定具とを備えたことを特徴とする請求項1記載のコンクリートサウナ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、屋外に直接設置し、コンクリートによりサウナ室を形成するコンクリートサウナに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
銭湯や温泉などの温浴施設内に設置されているサウナは、発汗作用を促進し、疲労回復やストレス解消、睡眠の質の向上など多くの健康効果があるとされており、多くの人に利用されている。また、サウナの種類としては、室内を80から100℃程度の高温、5%から10%程度の低湿度としたドライサウナ、このドライサウナのように室内を高温にし、熱したサウナストーンに水をかけて蒸気浴びるロウリュを特徴とする湿度15%から10%程度のフィンランド式サウナ、室内を40℃から70℃程度の中低温とし、蒸気や霧により湿度90%以上とするスチームサウナやミストサウナと称する湿式サウナ、室内を40℃から60℃程度の低温、低湿度の遠赤外線サウナなど様々なものがある。
【0003】
このようなサウナの多くは屋内の温浴施設に設置されているが、近年のサウナブームにより自宅の庭や別荘地などの屋外でサウナを楽しみたいという要望が増えてきた。そして、屋外に設置するタイプのサウナとしては、例えば木製のログハウス型サウナ、樽を横向きにしたような円筒形の木製バレルサウナ、熱容量の大きいコンクリートを用いたコンクリートサウナなどがある。
【0004】
一般的に、コンクリートと木材の蓄熱性を比較するとコンクリートの方が高いので、温度を保つための熱エネルギーを小さく抑えることができるコンクリート製サウナの方が、木製のサウナよりも省エネ効果が高いため、環境負荷低減に貢献できるものである。
【0005】
このコンクリートサウナの一例として、特許文献1には、床部、側壁部、天井部がコンクリートで作製された入浴室と、前記側壁部及び前記天井部の外面に形成された外壁断熱材層と、前記床部に形成された通路部と、前記通路部より高い位置で前記床部に形成されたベッド部と、前記ベッド部の上面に表面を露出して埋設された遠赤外線等の電磁波を放射する放射体岩盤と、少なくとも前記ベッド部に埋設され前記放射体岩盤を加熱する加熱部と、を備えている岩盤風呂が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2006―141477号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ここで、コンクリートは一般的に内側と外側の温度差が所定温度(例えば15℃)以上つくとひび割れが生じるといわれているため、特許文献1のコンクリートを用いたサウナの入浴室内の温度は40℃~50℃の低温としている。しかしながら、高温(80℃から100℃)で発汗して爽快感を得られるドライサウナの人気も高いため、コンクリートを用いた高温サウナが望まれている。
【0008】
前述した如く、コンクリートのひび割れの原因の一つは内側と外側の温度差であるが、水分の浸透もひび割れの原因の一つである。これは、コンクリート内部に縦横無尽に毛細管が存在するため、このコンクリート内部の水分がコンクリートの主成分である水酸化カルシウムを溶解して表面に染み出してしまうためである。
【0009】
また、水がコンクリート内部の鉄筋まで浸透すると、この鉄筋が腐食してコンクリートにひび割れが生じ、そこから更に多くの雨水が入ることにより劣化が加速することとなる。特に、大気汚染による酸性雨や、北海道などの積雪地域に融雪剤として道にまかれる塩化カルシウムを含む水などが浸透すると更に劣化が早まるものである。
【0010】
このため、屋外に設置するコンクリートサウナの場合、コンクリート筐体に雨水がかかり水分が浸透したり、特に冬季に使用すると低外気温とサウナ室内の高温との温度差が大きくなってしまって、コンクリート壁にひび割れが生じて破損してしまうという問題があった。
(【0011】以降は省略されています)
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