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公開番号2025109479
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-25
出願番号2024003392
出願日2024-01-12
発明の名称熱交換器
出願人東京ラヂエーター製造株式会社
代理人弁理士法人信栄事務所
主分類F28F 9/02 20060101AFI20250717BHJP(熱交換一般)
要約【課題】作動流体による圧力に対する耐圧性を高めた熱交換器を提供する
【解決手段】本発明の熱交換器であるオイルクーラ1は、作動流体を冷却するオイルクーラ1であって、作動流体を収容可能な第一タンク11および第二タンク12と、端部が第一タンク11および第二タンク12に形成されている開口部13aに挿入されているチューブ21と、を備えており、第一タンク11および第二タンク12は、チューブ21が挿入され接合される開口部13aの周囲にチューブ21に沿って延びる支持壁部112aを有し、支持壁部112aは、第一タンク11および第二タンク12から外方に向かって突き出すように屈曲する第一屈曲部112bから先端に向かって延びている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
作動流体を冷却する熱交換器であって、
前記作動流体を収容可能なタンクと、
端部が前記タンクに形成されている開口部に挿入されているチューブと、を備えており、
前記タンクは、前記チューブが挿入され接合される前記開口部の周囲に前記チューブに沿って延びる支持壁部を有し、
前記支持壁部は、前記タンクから外方に向かって突き出すように屈曲する第一屈曲部から先端に向かって延びている、熱交換器。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記作動流体は作動油であり、
油圧装置と接続されており、前記作動油を冷却する、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項3】
前記タンクは、
前記作動流体を収容可能なタンク本体部と、
前記タンク本体部とともに前記作動流体を収容可能な流路を画成し、前記チューブが挿入される前記開口部が形成されているチューブ接続部と、を備えている、
請求項1または請求項2に記載の熱交換器。
【請求項4】
前記タンク本体部と前記チューブ接続部は、溶接により接合されている、
請求項3に記載の熱交換器。
【請求項5】
前記タンク本体部は、鋳造部品である、
請求項3に記載の熱交換器。
【請求項6】
前記タンク本体部と、前記熱交換器を車体に取り付けるための接続部とは、一体の鋳造品として形成されている、
請求項5に記載の熱交換器。
【請求項7】
前記タンク本体部と前記チューブ接続部は、前記チューブが延びる方向と直交する方向に凸の曲面を成していて、
当該方向の最も突き出した位置に溶接部が設けられている、
請求項3に記載の熱交換器。
【請求項8】
前記タンクの端部において、前記タンク本体部と前記チューブ接続部は、直接溶接されている、
請求項3に記載の熱交換器。
【請求項9】
前記チューブは、前記流路内に突出していない、
請求項3に記載の熱交換器。
【請求項10】
前記支持壁部は、第二屈曲部が形成されており、
前記第一屈曲部から前記第二屈曲部は、前記チューブから離れる方向に延びており、
前記第二屈曲部において、前記支持壁部は、前記チューブから離れる方向から前記タンクに向かう方向に屈曲している、
請求項1に記載の熱交換器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、熱交換器に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、一対のタンクと、タンクに形成されている開口部に挿入されているチューブと、を備えている熱交換器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-241095号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1において、タンクは円筒形状を成している。これにより、タンク内の内圧が比較的大きい場合であっても、タンクはその内圧に耐えることができる。
【0005】
しかしながら、円筒形状のタンクでは、チューブとの接合部にタンク内圧による応力が集中してしまう。
【0006】
本開示は、作動流体による圧力に対する耐圧性を高めた熱交換器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面に係る熱交換器は、作動流体を冷却する熱交換器であって、
前記作動流体を収容可能なタンクと、
端部が前記タンクに形成されている開口部に挿入されているチューブと、を備えており、
前記タンクは、前記チューブが挿入され接合される前記開口部の周囲に前記チューブに沿って延びる支持壁部を有し、
前記支持壁部は、前記タンクから外方に向かって突き出すように屈曲する第一屈曲部から先端に向かって延びている。
【0008】
本発明によれば、動流体による圧力に対する耐圧性を高めた熱交換器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態に係るオイルクーラの正面図である。
図2は、図1におけるII-II断面における断面図である。
図3は、タンクとチューブとの接続部分の拡大図である。
図4は、比較例に係るオイルクーラを例示している。
図5は、溶接される前の第一タンクおよびチューブ接続部を例示している。
図6は、溶接される前の第一タンクおよびチューブ接続部の斜視図である。
図7は、支持壁部の先端の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。本図面に示された各部材の寸法は、説明の便宜上、実際の各部材の寸法とは異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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