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公開番号
2025107305
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2025075265,2023175858
出願日
2025-04-30,2018-05-04
発明の名称
自己注射器
出願人
リジェネロン・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド
,
REGENERON PHARMACEUTICALS, INC.
代理人
個人
,
個人
主分類
A61M
5/142 20060101AFI20250710BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】注入装置を提供する。
【解決手段】注入装置は、キャリヤ、針、針に結合されたドライバであって、格納構成と展開構成との間でキャリヤに対して摺動可能であるドライバと、格納構成と展開構成との間でドライバを移動させるように構成されたシャトルと、第1の構成から第2の構成へ移動するように構成された止め具とを含み、止め具は、ドライバを展開構成で維持するように構成され、止め具の第1の構成から第2の構成への移動は、シャトルが、展開構成から格納構成にドライバを移動させることを可能にする。
【選択図】図4A
特許請求の範囲
【請求項1】
注射器であって、
筐体と、
前記筐体内に配置された薬剤容器と、
移動可能な穿刺端部および容器端部を有する流体管と、
を備え、
前記移動可能な穿刺端部は、第1構成においては前記流体管が前記筐体内に完全に収容されており、第2構成においては前記流体管の前記移動可能な穿刺端部が前記筐体の外側に延出しており、第3構成においては前記流体管が前記筐体内に完全に収容されており、
前記薬剤容器に結合され、かつ気体状の滅菌剤に対して不透過なシールと、
前記シールに隣接し、かつ前記気体状の滅菌剤に対して透過性である栓と、をさらに備え、
第1位置において、前記流体管の前記容器端部は前記栓内に配置され、前記薬剤容器と流体的に接続していない、
注射器。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の注射器であって、
前記流体管の前記容器端部は、前記栓および前記シールを通って第2位置に移動可能であり、
前記第2位置においては、前記容器端部は前記薬剤容器と流体的に接続している、
注射器。
【請求項3】
請求項1に記載の注射器であって、
前記筐体の開口部を覆うシールドをさらに含み、
前記シールドは、前記気体状の滅菌剤に対して透過性であるとともに液体に対して不透過性である材料を含む、
注射器。
【請求項4】
請求項1に記載の注射器であって、
前記シールは、前記薬剤容器の一端の開口部を閉じるように配置されている、
注射器。
【請求項5】
請求項1に記載の注射器であって、
前記第1位置において前記気体状の滅菌剤に曝露された後、
前記栓内に配置された前記流体管の前記容器端部は、前記筐体内で滅菌状態を保持するよう構成されている、
注射器。
【請求項6】
請求項1に記載の注射器であって、
前記栓は、イソプレン、エチレンプロピレンジエンモノマー(M-クラス)ゴム(EPDM)、またはスチレンブタジエンのうちの1つ以上を含む、
注射器。
【請求項7】
請求項1に記載の注射器であって、
前記栓は、エチレンオキシドおよび蒸発した過酸化水素のうちの1つまたは両方に対して透過性である、
注射器。
【請求項8】
請求項1に記載の注射器であって、
前記注射器は、前記気体状の滅菌剤が前記筐体の外部に配置されたときに、前記筐体の開口部または前記開口部を覆うシールドを通じて前記気体状の滅菌剤が前記筐体に入ることを可能にするよう構成されている、
注射器。
【請求項9】
請求項1に記載の注射器であって、
前記栓はゴムを含む、
注射器。
【請求項10】
請求項1に記載の注射器であって、
前記注射器は、
(i)前記移動可能な穿刺端部が前記第1構成にあり、前記流体管が前記筐体内に完全に収容されており、
(ii)前記薬剤容器が前記筐体内に配置されており、
(iii)前記流体管の内部空間が、前記筐体の外部に配置された液体から密閉されている、
状態で、前記流体管の滅菌を、前記筐体の外部に配置された前記気体状の滅菌剤によって可能にするよう構成されている、
注射器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本願は、米国特許法第119条(e)に従って、2017年5月5日に出願された米国仮特許出願第62/502,278号の利益を主張し、その全体が本明細書に参照により援用される。
続きを表示(約 3,300 文字)
【0002】
本開示は、自己注射器(オート・インジェクタ)及び関連する使用方法を対象とする。
【背景技術】
【0003】
利用可能な多様な自己注射器においては、ユーザーによる起動時、針が展開され、流体が針からユーザーの中に送達される。流体送達の完了後、針はユーザーの快適さ、針の安全性、及び製品に対する肯定的認識のために格納されてよい。しかしながら、多くの自己注射器は、注入ステップ及び針除去ステップに別々のバネまたはモータを使用する。さらに、係る注入アセンブリは、概して針の挿入及び除去の両方のために別々のユーザー操作を必要とする。
【発明の概要】
【0004】
一態様では、本開示は注入装置を対象とする。注入装置は、キャリヤ、針、針に結合されたドライバであって、格納構成と展開構成との間でキャリヤに対して摺動可能であるドライバ、格納構成と展開構成との間でドライバを移動するように構成されたシャトル、及び第1の構成から第2の構成に移動させるように構成された止め具を含み、止め具は、展開構成でドライバを維持するように構成され、止め具の第1の構成から第2の構成への移動が、シャトルが展開構成から格納構成へドライバを移動させることを可能にする。
【0005】
シャトルは、第1の位置から第2の位置に、及び第2の位置から第3の位置に移動可能であり、シャトルが第1の位置にあるとき、ドライバは格納構成にあり、シャトルが第2の位置にあるとき、ドライバは展開構成にあり、シャトルが第3の位置にあるとき、ドライバは格納構成にある。第1の位置及び第3の位置は異なる。シャトルは、軸に沿って一方向で移動して、第1の位置から第2の位置へ、及び第2の位置から第3の位置へ移動する。シャトルは、一方向のみで移動するように構成される。また、注入装置は、キャリヤに結合された展開ギヤ及びキャリヤに結合された格納ギヤも含み、ドライバは展開ギヤ及び格納ギヤに結合され、シャトルは展開ギヤ及び格納ギヤに係合するように構成されたラックギヤを含み、ラックギヤの展開ギヤとの直接的な係合は、格納構成から展開構成にドライバを移動させ、ラックギヤの格納ギヤとの直接的な係合は、展開構成から格納構成へドライバを移動させる。ラックギヤは、いかなる時点でも、展開ギヤ及び格納ギヤの一方だけに直接的に接触する。ラックギヤは、格納構成から展開構成へドライバを移動させるために第1の方向で展開ギヤの回転を駆動し、展開構成から格納構成へドライバを移動させるために第1の方向で格納ギヤの回転を駆動するように構成される。ドライバは、第1のラック及び第2のラックを含み、第1のラックは展開ギヤに係合するように構成され、第2のラックは、格納ギヤに係合するように構成される。第1のラック及び第2のラックは、ドライバの両側部に位置する。シャトルは第1の軸に沿って移動するように構成され、ドライバは第2の軸に沿って移動するように構成され、第1の軸及び第2の軸は互いに垂直である。ドライバは、起動前、障害物と接触しており、障害物により格納構成の中から出るのを妨げられる。また、注入装置は、キャリヤを封入する筐体も含み、障害物は、筐体と一体である。キャリヤの筐体に対する移動により、ドライバを障害物と接触しないように移動させ、ドライバが格納構成から展開構成に移動できるようにする。また、注入装置はシャトルに結合された弾性部材も含み、ドライバが障害物と接触しないように移動した後、弾性部材は第1の圧縮状態から第2の圧縮状態に伸長して、シャトルを第1の位置から第2の位置に移動させるように構成する。止め具は、第1の構成から第2の構成へ移動した後、弾性部材は、第2の圧縮状態から休止状態に伸長して、シャトルを第2の位置から第3の位置に移動させるように構成される。
【0006】
別の態様では、本開示は、止め具を含んだキャリヤを含む注入装置を対象とし、止め具は、キャリヤの残りの部分に固定された第1の端部と、自由な第2の端部と、キャリヤに結合された第1のギヤと、針と、キャリヤ、第1のギヤ、及び針に結合されたドライバであって、格納構成と展開構成との間でキャリヤに対して摺動可能であるドライバと、第1のギヤの回転を駆動するように構成されたラックギヤを含んだシャトルとを有し、第1のギヤの回転は、格納構成から展開構成にドライバを移動させ、止め具の自由な第2の端部は、ドライバが展開構成にある間、シャトルの移動を少なくとも一時的に妨げるように構成される。
【0007】
注入装置は、キャリヤに結合された第2のギヤをさらに含み、自由な第2の端部がシャトルと接触している間、止め具の固定された第1の端部の回りでの屈曲により、シャトルを止め具に対して摺動させ、第2のギヤの回転を駆動させ、第2のギヤの回転により、ドライバを展開構成から格納構成に移動させる。
【0008】
別の態様では、本開示は、格納構成と展開構成との間で移動可能な針、針と流体連通するように構成されたバイアル、バイアルの中で移動するように構成されたピストン、ピストンを駆動するように構成されたモータ、及びモータに結合されたコントローラを含む注入装置を対象とし、コントローラは、注入装置がユーザーと接触して配置されている旨の表示を受け取り、表示を受け取った後、ピストンを第1の方向で駆動して針及びバイアルを流体連通させ、針を格納構成から展開構成に移動させるようにモータに信号を送信し、表示を受け取った後にユーザーによるどのような介入も必要とせず、及び第1の方向でモータを駆動するために信号を送信した後、ピストンを第2の方向で駆動して、針を展開構成から格納構成に移動させるようにモータに信号を自動的に送信するように構成される。
【0009】
注入装置は、針が格納構成にあるとき、バイアル、ピストン、モータ、コントローラ、及び針を封入する筐体をさらに含み、針は、展開構成で筐体の中から引き出される。注入装置は、格納構成で針の最末端(distalmost)部分を含むカバーまたはシールドを含んでよい。注入装置は、音声モジュール、視覚モジュール、及び触覚モジュールを含んでよく、モジュールのそれぞれはコントローラに結合され、注入装置のユーザーにフィードバックを提供するように構成される。注入装置は、バイアルの開口部を密封する上部を含んでよく、上部は、滅菌剤を通すゴム材料を含んだ部分を含み、針は、バイアルと結合するように構成された最近端(proxialmost)部分を含み、針及びバイアルが互いに流体連通する前に、針の最近端部分は、ゴム材料から形成される部分の中に配置される。注入装置は、コントローラに結合され、針によって移動可能であるカンチレバーを含んでよく、針が格納構成にあるとき、カンチレバーは、針が格納構成にあることをコントローラに信号で知らせる開回路の部分を形成し、針が展開構成にあるとき、カンチレバーは、針が展開構成にあることをコントローラに信号で知らせる閉回路の部分を形成する。
【0010】
本明細書に組み込まれ、本明細書一部を構成する添付図面は、多様な例を示し、説明とともに、開示された例及び実施形態の原則を説明するのに役立つ。
本開示の態様は、添付図面に示された実施形態との関連で実施されてよい。これらの図面は、本開示の異なる態様を示し、適切な場合、異なる図で類似する構造、構成要素、材料、及び/または要素を示す参照番号は、同様に名前を付けられる。明確に示されている構造、構成要素、及び/または要素以外の構造、構成要素、及び/または要素の多様な組み合わせは、本開示の範囲内で意図され、本開示の範囲内にあることが理解される。
(【0011】以降は省略されています)
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