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公開番号
2025106456
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-15
出願番号
2025064070,2021570792
出願日
2025-04-09,2020-05-28
発明の名称
胆管癌を治療するための方法
出願人
キューイーディー セラピューティクス,インコーポレイテッド
,
QED THERAPEUTICS,INC.
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類
A61K
31/506 20060101AFI20250708BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】胆管癌を治療するための方法を提供する。
【解決手段】それを必要とする患者における進行性又は転移性の胆管癌を治療するための方法であって、有効量のインフィグラチニブ又はその薬学的に許容される塩を投与することを含み、前記患者は、他の療法の以前の投与の後に胆管癌の進行を有する、方法を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
それを必要とする患者における進行性又は転移性の胆管癌を治療するための方法であっ
て、有効量のインフィグラチニブ又はその薬学的に許容される塩を投与することを含み、
前記患者は、他の療法の以前の投与の後に胆管癌の進行を有する方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2019年5月28日に提出された米国特許出願第62/853,431号
明細書の利益及びそれに対する優先権を主張し、これは、その全体が本明細書において参
照によって援用される。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
胆道癌としても知られている胆管癌は、まれな、不均一な悪性疾患であり、これは、胆
管細胞の、肝内、肝門周囲(perihilar)、又は遠位肝外腫瘍への悪性形質転換
から生じる(Alpini et al.,2001)。米国では、およそ5,000~
10,000人の患者が、毎年、肝内及び肝外胆管系の両方の胆管癌と診断される。胆管
癌は、アジア及び中東において、より蔓延しており、ほとんどの場合、胆管の寄生虫感染
症によるものであるとみられる(American Cancer Society,2
012)。男性の方が、胆管癌を発症する可能性がわずかに高いが、発生率は、男女両方
において年齢と共に増加する(Patel et al.,2002)。
【0003】
典型的に、胆管癌は、腺癌であり、予後が不良で、治療の選択肢が限られている。これ
は、一部、症状の発現が遅く、現在利用可能な療法に対して相対的に耐性であることによ
るものである。さらに、従来の化学療法及び放射線療法(RT)は、長期生存を延長する
のに有効であることが示されなかった。ステント術と組み合わせた光線力学的療法は、対
症療法として有効であることが報告されたが、それは、根治的ではない(Sirica,
2005)。2010年4月に、ABC-02臨床試験が公開されたが、これは、患者を
、シスプラチンとゲムシタビン又はゲムシタビンのみを受けるよう、無作為に割付けた患
者集団における最初の第III相無作為対照臨床試験である(Valle et al.
,2010)。この試験において、ゲムシタビン/シスプラチンの組み合わせは、ゲムシ
タビンのみと比較して、無増悪生存期間(PFS)及び全生存期間(OS)の改善を実証
した。全生存期間の中央値は、シスプラチン-ゲムシタビン群において11.7ヵ月及び
ゲムシタビン群において8.1ヵ月であった。無増悪生存期間の中央値は、シスプラチン
-ゲムシタビン群において8.0ヵ月及びゲムシタビンだけの群において5.0ヵ月であ
った。それでも、第一選択療法の後に再発する胆管癌患者は、治療選択肢がほとんどなく
、確立された第二選択標準治療がない。現在利用可能な療法に対する奏効率は、一桁であ
る(Lamarca et al.,2014)。
【0004】
National Comprehensive Cancer Network(N
CCN)によって作成された、進行胆道癌の治療に関するごく最近のガイドラインは、単
剤としての又は白金類似体(オキサリプラチン若しくはシスプラチン)と組み合わせたゲ
ムシタビン、カペシタビン、又は5-フルオロウラシル(5-FU)の使用或いはゲムシ
タビン及びカペシタビンの組み合わせを、胆道癌の第一選択治療のための推奨カテゴリー
1を受けているゲムシタビン及びシスプラチンの組み合わせと共に推奨している。これら
の薬のうちで、主に胆道癌において使用するためにFDAによって承認されたものはない
。さらに、多剤化学療法薬によるアプローチは、転移性及び/又は再発性の疾患を有する
患者に持続的な利益を与えず、進行疾患の診断後に5年間生存する患者は、5%未満であ
る。
【0005】
胆道癌の第二選択治療(例えば、ゲムシタビン及び/又はシスプラチン療法を受けた後
に再発した患者のための治療)についての現在のNCCNガイドラインは、この群の患者
において第二選択療法に推奨される特定の治療法についての証拠が不十分であることを示
す。
【0006】
現在のEuropean Society for Medical Oncolog
y(ESMO)ガイドラインは、フルオロピリミジンベースの療法(単独療法において又
は他の細胞毒と組み合わせて)が使用されることがあるものの、第一選択治療後に進行し
た後には確立された第二選択全身療法はないことを示す。
【0007】
したがって、臨床成績に著しく影響を与えると思われる選択分子標的を利用することに
基づく、胆管癌のための新規な治療戦略を開発する必要が実際にある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0008】
一態様では、進行又は転移性胆管癌の治療をその必要がある患者において行うための方
法であって、有効量のインフィグラチニブ又はその薬学的に許容される塩を投与すること
を含み、患者は、別の療法を以前に投与した後に胆管癌が進行した、方法が本明細書にお
いて提供される。
【0009】
ある実施形態では、以前に投与した別の療法は、進行又は転移性胆管癌のための療法で
ある。いくつかの実施形態では、以前に投与した別の療法は、化学療法剤の投与である。
いくつかの実施形態では、以前に投与した化学療法剤は、ゲムシタビンを含有する治療法
によるものである。
【0010】
ある実施形態では、胆管癌は、FGFR1遺伝子融合、転座、又は別の遺伝的変化を有
する。ある実施形態では、胆管癌は、FGFR2遺伝子融合、転座、又は別の遺伝的変化
を有する。いくつかの実施形態では、FGFR2遺伝子融合は、10Q26.13、AF
F1、AFF4、AHCYL1、ALDH1L2、ARFIP1、BICC1、C10o
rf118、C7、CCDC147、CCDC6、CELF2、CREB5、CREM、
DNAJC12、HOOK1、KCTD1、KIAA1217、KIAA1598、KI
FC3、MGEA5、NOL4、NRAP、OPTN、PARK2、PAWR、PCMI
、PHLDB2、PPHLN1、RASAL2、SFMBT2、SLMAP、SLMAP
2、SORBS1、STK26、STK3、TACC3、TBC1D1、TFEC、TR
A2B、UBQLN1、VCL、WAC、及びZMYM4からなる群から選択されるFG
FR2遺伝子融合パートナーを含む。ある実施形態では、胆管癌は、FGFR3遺伝子融
合、転座、又は別の遺伝的変化を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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