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公開番号
2025106438
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-15
出願番号
2025063550,2021104535
出願日
2025-04-08,2021-06-24
発明の名称
箔転写装置のカートリッジおよびホルダ
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
主分類
B65H
26/04 20060101AFI20250708BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】カートリッジを多層フィルムの幅方向に大きくすることなく、カートリッジの多層フィルムにかかる張力を一定の範囲にする。
【解決手段】カートリッジ100は、シートに複数の層からなる多層フィルムを重ね、トナー像の上に多層フィルムの少なくとも一層を転写する箔転写装置の筐体本体に着脱可能である。カートリッジ100は、多層フィルムが巻回され、軸方向に延びる第1軸を中心に回転する供給リール131と、軸方向における供給リール131の端部に位置し、供給リール131と共に回転するリールギヤ120と、カートリッジ100の外部に回転力を伝達する出力ギヤ130と、リールギヤ120の回転を減速して出力ギヤ130に伝達する第1中間ギヤ140および第2中間ギヤ150と、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
シートに複数の層からなる多層フィルムを重ね、前記トナー像の上に前記多層フィルムの少なくとも一層を転写する箔転写装置の筐体本体に着脱可能なカートリッジであって、 前記カートリッジは、
前記多層フィルムが巻回され、軸方向に延びる第1軸を中心に回転する供給リールと、
前記軸方向における前記供給リールの端部に位置し、前記供給リールと共に回転するリールギヤと、
前記カートリッジの外部へ回転力を伝達する出力ギヤと、
前記リールギヤの回転を減速して前記出力ギヤに伝達する少なくとも1つの中間ギヤと、
を備えることを特徴とするカートリッジ。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記出力ギヤおよび前記リールギヤは、共に前記第1軸を中心に回転することを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項3】
前記少なくとも1つの中間ギヤは、
前記リールギヤと噛み合う第1大径ギヤと、前記第1大径ギヤと共に回転する第1小径ギヤと、を有する第1中間ギヤと、
前記第1小径ギヤと噛み合う第2大径ギヤと、前記第2大径ギヤと共に回転し、前記出力ギヤと噛み合う第2小径ギヤと、を有する第2中間ギヤと、を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載にカートリッジ。
【請求項4】
前記カートリッジは、前記供給リールを回転可能に支持する側壁を備え、
前記軸方向において、前記リールギヤは、前記側壁の一方側に位置し、前記出力ギヤは、前記側壁の他方側に位置することを特徴とする請求項3に記載のカートリッジ。
【請求項5】
前記側壁は、貫通孔を有し、
前記第1中間ギヤは、前記貫通孔を介して前記リールギヤと噛み合うことを特徴とする請求項4に記載のカートリッジ。
【請求項6】
前記カートリッジは、前記カートリッジを保持した状態で前記筐体本体に装着されるホルダに装着可能であり、
前記ホルダは、
前記カートリッジが装着された場合に、前記出力ギヤと噛み合う入力ギヤと、
前記入力ギヤの回転に抵抗を付与するトルク付与部材と、を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のカートリッジ。
【請求項7】
前記ホルダは、前記入力ギヤの回転速度を検知可能な回転速度検知部をさらに有することを特徴とする請求項6に記載のカートリッジ。
【請求項8】
前記回転速度検知部は、ロータリエンコーダであることを特徴とする請求項7に記載のカートリッジ。
【請求項9】
前記ロータリエンコーダは、前記第1軸を中心に回転することを特徴とする請求項8に記載のカートリッジ。
【請求項10】
前記ホルダは、
請求項6から請求項9のいずれか1項に記載のカートリッジであって、前記供給リールに第1幅の第1多層フィルムが巻回されたカートリッジと、
前記第1幅より大きな第2幅の多層フィルムが巻回された第2供給リールを有する第2カートリッジと、
を選択的に装着可能であることを特徴とするカートリッジ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、箔転写装置の筐体本体に着脱可能なカートリッジおよびカートリッジを保持するホルダに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、箔転写装置として、箔を含む多層フィルムが巻回された供給リールと、多層フィルムを巻き取るための巻取リールと、多層フィルムおよびシートを加熱する加熱ローラと、加熱ローラとの間で多層フィルムおよびシートを挟む加圧ローラと、を備えたものが知られている(特許文献1参照)。特許文献1では、フィルムの幅が異なっても単位幅あたりに作用する張力を一定にするために、フィルム幅に応じて出力ギヤの回転速度を異ならせている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-171611号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の構成では、箔転写装置の筐体本体に装着されるカートリッジが、軸方向の端部に異なる直径の2つのギヤを含む2段ギヤを有していた。この2段ギヤは、多層フィルムの幅に応じて一方のみが使用され、他方は使われていなかったので、カートリッジが軸方向に大きくなっていた。
【0005】
そこで、本発明は、カートリッジが軸方向に大きくなることなく、単位幅あたりの多層フィルムにかかる張力を一定の範囲にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するための本発明に係るカートリッジは、シートに複数の層からなる多層フィルムを重ね、トナー像の上に多層フィルムの少なくとも一層を転写する箔転写装置の筐体本体に着脱可能である。カートリッジは、多層フィルムが巻回され、軸方向に延びる第1軸を中心に回転する供給リールと、軸方向における供給リールの端部に位置し、供給リールと共に回転するリールギヤと、カートリッジの外部へ回転力を伝達する出力ギヤと、リールギヤの回転を減速して出力ギヤに伝達する少なくとも1つの中間ギヤと、を備える。
【0007】
この構成によれば、カートリッジのフィルム幅に応じてリールギヤの回転を減速して出力ギヤに伝達できるため、カートリッジのフィルム幅が異なっても単位幅あたりに作用する張力を一定の範囲にすることができる。また、軸方向の端部に使用されないギヤを設ける必要がないので、カートリッジが軸方向に大きくなることを抑制できる。
【0008】
また、前記した構成において、出力ギヤおよびリールギヤは、共に第1軸を中心に回転する構成としてもよい。
【0009】
また、前記した構成において、少なくとも1つの中間ギヤは、リールギヤと噛み合う第1大径ギヤと、第1大径ギヤと共に回転する第1小径ギヤと、を有する第1中間ギヤと、第1小径ギヤと噛み合う第2大径ギヤと、第2大径ギヤと共に回転し、出力ギヤと噛み合う第2小径ギヤと、を有する第2中間ギヤと、を含む構成としてもよい。
【0010】
また、前記した構成において、カートリッジは、供給リールを回転可能に支持する側壁を備え、軸方向において、リールギヤは、側壁の一方側に位置し、出力ギヤは、側壁の他方側に位置する構成としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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