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公開番号2025104074
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221909
出願日2023-12-27
発明の名称端末装置のためのコンピュータプログラム、端末装置、及び、端末装置を制御するための方法
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250702BHJP(計算;計数)
要約【課題】第1の印刷装置に関するサービスに対応する通知情報を端末装置の表示部に表示させるための新規で有用な技術を提供する。
【解決手段】端末装置は、第1の印刷装置を識別する第1の識別情報を取得する場合に、第1の識別情報と第1の登録時期情報とを関連付けて端末装置のメモリに登録する。第1の登録時期情報は、第1の識別情報がメモリに登録される第1の時期を示す。端末装置は、第1の識別情報と第1の登録時期情報とを関連付けてメモリに登録した後に、第1の印刷装置から、第1の印刷装置の印刷量に関係する印刷量情報を繰り返し受信する。端末装置は、登録済みの第1の登録時期情報と受信済みの印刷量情報とに基づく第1の関係値が所定条件を満たす場合に、第1の印刷装置に関するサービスに対応する通知情報を端末装置の表示部に表示する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記端末装置のコンピュータを、
第1の印刷装置を識別する第1の識別情報が取得される場合に、前記第1の識別情報と第1の登録時期情報とを関連付けて前記端末装置のメモリに登録する第1の登録部であって、前記第1の登録時期情報は、前記第1の識別情報が前記メモリに登録される第1の時期を示す、前記第1の登録部と、
前記第1の識別情報と前記第1の登録時期情報とが関連付けて前記メモリに登録された後に、前記第1の印刷装置から、前記第1の印刷装置の印刷量に関係する印刷量情報を繰り返し受信する印刷量情報受信部と、
登録済みの前記第1の登録時期情報と受信済みの前記印刷量情報とに基づく第1の関係値であって、前記第1の時期から所定の時期までの前記第1の印刷装置の印刷量に関係する前記第1の関係値が所定条件を満たす場合に、前記第1の印刷装置に関するサービスに対応する通知情報を前記端末装置の表示部に表示させる第1の表示制御部と、
として機能させる、コンピュータプログラム。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記第1の関係値は、前記第1の時期から前記所定の時期までにおける前記第1の印刷装置の1ヶ月当たりの印刷量である、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項3】
前記第1の関係値が第1の閾値以上である場合に、前記所定条件が満たされ、
前記第1の関係値が前記第1の閾値未満である場合に、前記所定条件が満たされない、請求項2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項4】
前記第1の関係値が前記第1の閾値以上であり、かつ、前記第1の閾値よりも大きい第2の閾値未満である場合に、前記所定条件が満たされ、
前記第1の関係値が前記第2の閾値以上である場合に、前記所定条件が満たされない、請求項3に記載のコンピュータプログラム。
【請求項5】
前記第1の関係値が第3の閾値未満である場合に、前記所定条件が満たされ、
前記第1の関係値が前記第3の閾値以上である場合に、前記所定条件が満たされない、請求項2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項6】
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記第1の識別情報と前記第1の登録時期情報とが関連付けて前記メモリに登録されてから第1の所定時間が経過する場合に、前記第1の関係値が前記所定条件を満たすのか否かを判断する第1の判断部として機能させる、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項7】
前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
第2の所定時間毎に情報要求を前記第1の印刷装置に送信する情報要求送信部として機能させ、
前記印刷量情報受信部は、前記第2の所定時間毎に前記情報要求が前記第1の印刷装置に送信されることに応じて、前記第1の印刷装置から前記印刷量情報を繰り返し受信し、
前記第1の判断部は、前記第1の識別情報と前記第1の登録時期情報とが関連付けて前記メモリに登録されてから前記第1の所定時間が経過した後に、前記情報要求が前記第1の印刷装置に送信されることに応じて、前記第1の印刷装置から前記印刷量情報が受信される場合に、前記第1の関係値が前記所定条件を満たすのか否かを判断する、請求項6に記載のコンピュータプログラム。
【請求項8】
コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、さらに、
前記第1の印刷装置から前記印刷量情報が受信される毎に、最新の印刷量情報を前記メモリに記憶させる記憶制御部と、
前記第1の識別情報と前記第1の登録時期情報とが関連付けて前記メモリに登録されてから前記第1の所定時間が経過した後に、前記情報要求が前記第1の印刷装置に送信されることに応じて、前記第1の印刷装置から前記印刷量情報が受信されない場合に、登録済みの前記第1の登録時期情報と前記メモリ内の前記最新の印刷量情報とに基づく第2の関係値であって、前記第1の時期から前記所定の時期までの前記第1の印刷装置の印刷量に関係する前記第2の関係値が前記所定条件を満たすのか否かを判断する第2の判断部と、として機能させ、
前記第1の表示制御部は、さらに、前記第2の関係値が前記所定条件を満たす場合に、前記通知情報を前記表示部に表示させる、請求項7に記載のコンピュータプログラム。
【請求項9】
前記情報要求送信部は、前記情報要求が前記第1の印刷装置に送信されることに応じて、前記第1の印刷装置から前記印刷量情報が受信されない場合に、前記第2の所定時間よりも短い第3の所定時間毎に前記情報要求を前記第1の印刷装置に送信する、請求項7に記載のコンピュータプログラム。
【請求項10】
前記第1の表示制御部は、
前記第1の識別情報と、前記第1の時期よりも前の特定の時期を示す特定の登録時期情報と、が関連付けられている登録履歴情報が前記メモリに登録されていない状況では、前記第1の関係値が前記所定条件を満たす場合に、前記通知情報を前記表示部に表示させ、
前記登録履歴情報が前記メモリに登録されている状況では、前記特定の登録時期情報と受信済みの前記印刷量情報とに基づく第3の関係値であって、前記特定の時期から前記所定の時期までの前記第1の印刷装置の印刷量に関係する前記第3の関係値が前記所定条件を満たす場合に、前記通知情報を前記表示部に表示させる、請求項1に記載のコンピュータプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、通知情報を表示する端末装置に関する技術を開示する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数のプリンタとPCとを備えるシステムが開示されている。PCは、プリンタに印刷指示を送信する。PCは、プリンタから残量情報を含むステータス情報を受信し、当該情報をディスプレイに表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-101690号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本明細書では、第1の印刷装置に関するサービスに対応する通知情報を端末装置の表示部に表示させるための新規で有用な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、端末装置のためのコンピュータプログラムを開示する。前記端末装置のコンピュータを、第1の印刷装置を識別する第1の識別情報が取得される場合に、前記第1の識別情報と第1の登録時期情報とを関連付けて前記端末装置のメモリに登録する第1の登録部であって、前記第1の登録時期情報は、前記第1の識別情報が前記メモリに登録される第1の時期を示す、前記第1の登録部と、前記第1の識別情報と前記第1の登録時期情報とが関連付けて前記メモリに登録された後に、前記第1の印刷装置から、前記第1の印刷装置の印刷量に関係する印刷量情報を繰り返し受信する印刷量情報受信部と、登録済みの前記第1の登録時期情報と受信済みの前記印刷量情報とに基づく第1の関係値であって、前記第1の時期から所定の時期までの前記第1の印刷装置の印刷量に関係する前記第1の関係値が所定条件を満たす場合に、前記第1の印刷装置に関するサービスに対応する通知情報を前記端末装置の表示部に表示させる第1の表示制御部と、として機能させてもよい。
【0006】
上記の構成によると、端末装置は、第1の時期から所定の時期までの第1の印刷装置の印刷量に関係する第1の関係値が所定条件を満たす場合に、第1の印刷装置に関するサービスに対応する通知情報を表示する。従って、適切なタイミングで通知情報を表示することができる。
【0007】
上記のコンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体、上記のコンピュータプログラムによって実現される端末装置、及び、端末装置を制御するための方法も、新規で有用である。また、端末装置と第1の印刷装置とを含む通信システムも、新規で有用である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
通信システムの構成を示す。
各テーブルの一例を示す図である。
各テーブルの一例を示す図である。
デバイス登録プロセスのシーケンス図である。
端末装置によって実行される解除処理のフローチャートである。
端末装置によって実行される通知関連情報取得処理のフローチャートである。
端末装置によって実行される印刷量情報取得処理のフローチャートである。
端末装置によって実行される通知情報表示処理のフローチャートである。
端末装置に表示される第1の通知情報の一例である。
端末装置に表示される第2の通知情報の一例である。
選択中のプリンタが変更される場合に端末装置に表示される画面の一例である。
図11の続きである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施例)
(通信システム2の構成;図1)
図1に示されるように、通信システム2は、複数個のプリンタ10A、10Bと、PC100と、通知サーバ200と、サービス提供サーバ300と、を備える。なお、通知サーバ200とサービス提供サーバ300とは、一つのサーバとして構成されていてもよいし、別個のサーバとして構成されていてもよい。プリンタ10A、10B、及び、PC100は、Local Area Network(LAN)4に接続されている。プリンタ10A、10B、及び、PC100は、LAN4を介して通信可能である。プリンタ10A、10B、PC100、通知サーバ200、及び、サービス提供サーバ300は、インターネット6に接続されている。プリンタ10A、10B、PC100、通知サーバ200、及び、サービス提供サーバ300は、インターネット6を介して通信可能である。
【0010】
(プリンタ10A、10Bの構成)
プリンタ10A、10Bは、印刷機能を実行可能な周辺装置(即ちPC100等の周辺装置)である。プリンタ10A、10Bは、プリントヘッド等の印刷機構を有するプリントエンジンを備えるインクジェットプリンタである。なお、変形例では、プリンタ10A、10Bは、感光体及び感光体を露光する露光装置等を有するプリントエンジンを備える電子写真方式のプリンタであってもよい。プリンタ10Aは、デバイス名「DV1」とモデル名「MN1」とを有する。プリンタ10Bは、デバイス名「DV2」とモデル名「MN2」とを有する。デバイス名は、プリンタの管理者によってプリンタに付与される名称である。モデル名は、プリンタのモデルを示す名称である。
(【0011】以降は省略されています)

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