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公開番号2025103805
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221449
出願日2023-12-27
発明の名称端末装置用のカラオケプログラム、端末装置の制御方法、及び端末装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人
主分類G10K 15/04 20060101AFI20250702BHJP(楽器;音響)
要約【課題】聴取者同士が会話ができ、また、歌唱者は聴取者同士の会話の影響を受けずに歌唱を行なうことができる端末装置用のカラオケプログラム、端末装置の制御方法、及び端末装置を提供すること。
【解決手段】CPUは、聴取者モードに設定された端末装置において、聴取者モード処理を実行する(S45-1)。聴取者モード処理では、聴取者モードに設定された端末装置の音響処理部に1曲目の楽曲の再生をさせ、スピーカに、歌唱者モードに設定された他の端末装置から受信した音声を出力させると共に、聴取者モードに設定された他の端末装置から受信した音声を出力させる。また、CPUは、第1通信部又は第2通信部にマイクから入力された音声を、管理サーバを介して同じ歌唱ルームのトークルームに参加している他の端末装置に送信させる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
楽曲の再生を行う再生部と、
他の端末装置と音声通信を行う通信部と、
音声が入力される入力部と、
音声を出力する出力部と、
プロセッサと
を備えた端末装置の前記プロセッサが実行可能な端末装置用のカラオケプログラムであって、
前記プロセッサが前記カラオケプログラムを実行することにより、
前記端末装置を聴取者モードと歌唱者モードとのいずれかに設定するモード設定処理と、
前記モード設定処理で前記聴取者モードに設定された場合に、前記再生部に楽曲を再生させ、前記出力部に前記歌唱者モードに設定された前記他の端末装置から受信した音声を出力させると共に、前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置から受信した音声を出力させ、前記通信部に前記入力部から入力された音声を前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置に送信させる聴取者モード処理と、
前記モード設定処理で前記歌唱者モードに設定された場合に、前記再生部に楽曲を再生させ、前記出力部に前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置からの音声を出力させずに、前記通信部に前記入力部から入力された音声を前記歌唱者モードに設定された前記他の端末装置又は前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置に送信させる歌唱者モード処理と
を実行することを特徴とする端末装置用のカラオケプログラム。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記端末装置は、画像を表示する表示部を備え、
前記聴取者モードに設定された前記端末装置同士が音声通信可能な仮想ルームに、前記聴取者モードに設定され、且つ、前記入力部が音声入力可能になっている前記端末装置が入っていることを前記表示部に表示する表示処理を前記プロセッサに実行させることを特徴とする請求項1に記載の端末装置用のカラオケプログラム。
【請求項3】
前記仮想ルームに入っている前記端末装置において、前記歌唱者モードに設定された前記他の端末装置から受信した歌唱に関連する歌唱関連音の音量を下げる音量低下処理を前記プロセッサに実行させることを特徴とする請求項2に記載の端末装置用のカラオケプログラム。
【請求項4】
前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置を前記仮想ルームに招待する招待処理を前記プロセッサに実行させることを特徴とする請求項2に記載の端末装置用のカラオケプログラム。
【請求項5】
前記仮想ルームに入っていない前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置において、前記仮想ルームに入っている前記聴取者モードの前記他の端末装置の間の前記音声を前記出力部から出力しないようにする音声非出力処理を前記プロセッサに実行させることを特徴とする請求項2に記載の端末装置用のカラオケプログラム。
【請求項6】
前記歌唱者モードに設定された前記端末装置では、前記仮想ルームを前記表示部に表示しない仮想ルーム非表示処理を前記プロセッサに実行させることを特徴とする請求項2に記載の端末装置用のカラオケプログラム。
【請求項7】
楽曲の再生を行う再生部と、
他の端末装置と音声通信を行う通信部と、
音声が入力される入力部と、
音声を出力する出力部と
を備えた端末装置の制御方法であって、
前記端末装置を聴取者モードと歌唱者モードとのいずれかに設定するモード設定処理と、
前記モード設定処理で前記聴取者モードに設定された場合に、前記再生部に楽曲を再生させ、前記出力部に前記歌唱者モードに設定された前記他の端末装置から受信した音声を出力させると共に、前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置から受信した音声を出力させ、前記通信部に前記入力部から入力された音声を前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置に送信させる聴取者モード処理と、
前記モード設定処理で前記歌唱者モードに設定された場合に、前記再生部に楽曲を再生させ、前記出力部に前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置からの音声を出力させずに、前記通信部に前記入力部から入力された音声を前記歌唱者モードに設定された前記他の端末装置又は前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置に送信させる歌唱者モード処理と
を実行することを特徴とする端末装置の制御方法。
【請求項8】
楽曲の再生を行う再生部と、
他の端末装置と音声通信を行う通信部と、
音声が入力される入力部と、
音声を出力する出力部と、
プロセッサと
を備えた端末装置であって、
前記プロセッサは、前記端末装置を聴取者モードと歌唱者モードとのいずれかに設定するモード設定処理と、
前記モード設定処理で前記聴取者モードに設定された場合に、前記再生部に楽曲を再生させ、前記出力部に前記歌唱者モードに設定された前記他の端末装置から受信した音声を出力させると共に、前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置から受信した音声を出力させ、前記通信部に前記入力部から入力された音声を前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置に送信させる聴取者モード処理と、
前記モード設定処理で前記歌唱者モードに設定された場合に、前記再生部に楽曲を再生させ、前記出力部に前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置からの音声を出力させずに、前記通信部に前記入力部から入力された音声を前記歌唱者モードに設定された前記他の端末装置又は前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置に送信させる歌唱者モード処理と
を実行することを特徴とする端末装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端末装置用のカラオケプログラム、端末装置の制御方法、及び端末装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、インターネットを介して2以上の端末装置を接続してカラオケを行うカラオケシステムにおいて、各端末装置を聴取者モード、歌唱者モードのいずれかとして動作させることが開示されている。また、特許文献1には、聴取者モードの端末装置のマイクは初期設定ではOFFになっており、歌唱者モードの端末装置のみが聴取者モードの端末装置の音量を変更できることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-103918号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示のカラオケシステムでは、歌唱者の歌唱を聴いている聴取者同士が会話をしたいと考えても実現できなかった。また、歌唱者は、聴取者同士の会話に影響されず歌唱を行いたいと考えても実現できなかった。
【0005】
本発明の目的は、聴取者同士が会話ができ、また、歌唱者は聴取者同士の会話の影響を受けずに歌唱を行なうことができる端末装置用のカラオケプログラム、端末装置の制御方法、及び端末装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第一態様に係る端末装置用のカラオケプログラムは、楽曲の再生を行う再生部と、他の端末装置と音声通信を行う通信部と、音声が入力される入力部と、音声を出力する出力部と、プロセッサとを備えた端末装置の前記プロセッサが実行可能な端末装置用のカラオケプログラムであって、前記プロセッサに、前記端末装置を聴取者モードと歌唱者モードとのいずれかに設定するモード設定処理と、前記モード設定処理で前記聴取者モードに設定された場合に、前記再生部に楽曲を再生させ、前記出力部に前記歌唱者モードに設定された前記他の端末装置から受信した音声を出力させると共に、前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置から受信した音声を出力させ、前記通信部に前記入力部から入力された音声を前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置に送信させる聴取者モード処理と、前記モード設定処理で前記歌唱者モードに設定された場合に、前記再生部に楽曲を再生させ、前記出力部に前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置からの音声を出力させずに、前記通信部に前記入力部から入力された音声を前記歌唱者モードに設定された前記他の端末装置又は前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置に送信させる歌唱者モード処理とを実行させることを特徴とする。
【0007】
第一態様に係る端末装置用のカラオケプログラムによれば、聴取者同士が会話ができ、また、歌唱者は聴取者同士の会話の影響を受けずに歌唱を行なうことができる。
【0008】
本発明の第二態様に係る端末装置の制御方法は、楽曲の再生を行う再生部と、他の端末装置と音声通信を行う通信部と、音声が入力される入力部と、音声を出力する出力部とを備えた端末装置の制御方法であって、前記端末装置を聴取者モードと歌唱者モードとのいずれかに設定するモード設定処理と、前記モード設定処理で前記聴取者モードに設定された場合に、前記再生部に楽曲を再生させ、前記出力部に前記歌唱者モードに設定された前記他の端末装置から受信した音声を出力させると共に、前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置から受信した音声を出力させ、前記通信部に前記入力部から入力された音声を前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置に送信させる聴取者モード処理と、前記モード設定処理で前記歌唱者モードに設定された場合に、前記再生部に楽曲を再生させ、前記出力部に前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置からの音声を出力させずに、前記通信部に前記入力部から入力された音声を前記歌唱者モードに設定された前記他の端末装置又は前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置に送信させる歌唱者モード処理とを実行することを特徴とする。第二態様に係る端末装置の制御方法は、第一態様と同様の効果を奏することができる。
【0009】
本発明の第三態様に係る端末装置は、楽曲の再生を行う再生部と、他の端末装置と音声通信を行う通信部と、音声が入力される入力部と、音声を出力する出力部と、プロセッサとを備えた端末装置であって、前記プロセッサは、前記端末装置を聴取者モードと歌唱者モードとのいずれかに設定するモード設定処理と、前記モード設定処理で前記聴取者モードに設定された場合に、前記再生部に楽曲を再生させ、前記出力部に前記歌唱者モードに設定された前記他の端末装置から受信した音声を出力させると共に、前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置から受信した音声を出力させ、前記通信部に前記入力部から入力された音声を前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置に送信させる聴取者モード処理と、前記モード設定処理で前記歌唱者モードに設定された場合に、前記再生部に楽曲を再生させ、前記出力部に前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置からの音声を出力させずに、前記通信部に前記入力部から入力された音声を前記歌唱者モードに設定された前記他の端末装置又は前記聴取者モードに設定された前記他の端末装置に送信させる歌唱者モード処理とを実行することを特徴とする。第三態様に係る端末装置によれば、情報処理装置のコンピュータが上記ステップを行うことにより請求項1に記載の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
カラオケシステム10の構成を示す図である。
端末装置6の正面図である。
端末装置6の電気的構成を示すブロック図である。
歌唱ルームの作成・参加処理を示すフローチャートである。
予約処理を示すフローチャートである。
トークルームの音声設定処理1の前半のフローチャートである。
トークルームの音声設定処理1の後半のフローチャートである。
端末装置6a~6dのタッチパネル表示部68の表示状態と音声設定を示す図である。
トークルームの音声設定処理2の前半のフローチャートである。
トークルームの音声設定処理2の後半のフローチャートである。
端末装置6a~6dのタッチパネル表示部68の表示状態と音声設定を示す図である。
端末装置6a~6dのタッチパネル表示部68の表示状態と音声設定を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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