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公開番号
2025106414
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-15
出願番号
2025062884,2023200573
出願日
2025-04-07,2019-07-10
発明の名称
受信回路
出願人
株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類
H03K
19/0175 20060101AFI20250708BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】ディファレンシャル方式の受信回路のばらつきを低減する受信回路、表示装置、及び電子機器を提供する。
【解決手段】ディファレンシャル方式で与えられる第1の信号及び第2の信号をシングルエンド方式の第3の信号に変換して出力する受信回路10であって、オペアンプ11、素子12C、13C、トランジスタ17A、17B及び回路14を有する。素子12C、13Cは、トランジスタが接続されるノードN5、N6を介して回路14と、接続される。オペアンプには、第1の信号と第1の信号が反転した第2の信号が与えられる。オペアンプは、出力信号を素子に与え、ノードには、トランジスタ1を介してプリセット電位が与えられる。素子には、プリセット電位によってオペアンプのばらつきを含む信号が記憶される。回路14は、プリセット電位が与えられることでオペアンプのばらつきを含む信号に影響されずに第3の信号の初期値を決定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ディファレンシャル方式で与えられる第1の信号及び第2の信号をシングルエンド方式の第3の信号に変換して出力する受信回路であって、
オペアンプと、第1の素子と、第1のトランジスタと、第1の回路とを有し、
前記オペアンプは、第1の入力端子と、第2の入力端子と、第1の出力端子とを有し、
前記オペアンプは、前記第1の素子と電気的に接続され、
前記第1の素子は、第1のノードを介して前記第1の回路と電気的に接続され、
前記第1のノードには、前記第1のトランジスタのソース又はドレインの一方が電気的に接続され、
前記第1の入力端子には、前記第1の信号が与えられ、
前記第2の入力端子には、前記第1の信号が反転した前記第2の信号が与えられ、
前記オペアンプは、前記第1の出力端子が出力する信号を前記第1の素子に与え、
前記第1のノードには、前記第1のトランジスタを介して第1のプリセット電位が与えられ、
前記第1の素子には、前記第1のプリセット電位によって前記オペアンプのばらつきを含む信号が記憶され、
前記第1の回路は、前記第1のプリセット電位が与えられることで前記オペアンプのばらつきを含む信号に影響されずに前記第3の信号の初期値を決定することを特徴とする受信回路。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、受信回路、表示装置、又は電子機器に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【0002】
なお、本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。本明細書等で開示する発明
の一態様の技術分野は、物、方法、又は、製造方法に関する。又は、本発明は、プロセス
、マシン、マニュファクチャ、又は、組成物(コンポジション・オブ・マター)に関する
。特に、本発明の一態様は、半導体装置、表示装置、発光装置、蓄電装置、記憶装置、そ
れらの駆動方法、又はそれらの製造方法に関する。
【0003】
なお、本明細書等において、半導体装置は、半導体特性を利用することで機能しうる素
子、回路、又は装置等を指す。一例としては、トランジスタ、ダイオード等の半導体素子
は半導体装置である。また別の一例としては、半導体素子を有する回路は、半導体装置で
ある。また別の一例としては、半導体素子を有する回路を備えた装置は、半導体装置であ
る。
【背景技術】
【0004】
近年表示装置の高精細化が進んでいる。表示装置の高精細化は、表示装置へ画像信号を
伝達するための配線数の増加、さらに消費電力の増加などを生じやすい。また、画像信号
を高速に伝送する場合、電磁気妨害(EMI:Electro Magnetic In
terference)が発生し、他の周辺回路、又は他の電子機器にノイズの影響を与
える場合がある。さらに、表示装置内の信号、もしくは周囲にある他の電子機器が発する
ノイズの影響を受けずに正しく伝送する電磁気妨害感受性(EMS:Electro M
agnetic Susceptibility)を備えることが求められている。
【0005】
表示装置への信号伝達手段は、表示装置の高精細化が進むに従い、2本の信号線を利用
し、どちらの信号の電位が高いかによって信号の“H”又は“L”を表現するディファレ
ンシャル方式が主流になっている。ディファレンシャル方式の一つとしてTIA/EIA
644規格(TIA:米国電気通信工業会、EIA:米国電子工業会)に標準化されてい
るLVDS(Low voltage differential signaling
)が用いられることが多い。LVDSは、ディファレンシャル方式で動作する差動回路を
有し、小振幅な差動信号を用いることで低消費電力化とノイズの影響を軽減することが可
能な通信技術の一つである。
【0006】
例えば特許文献1では、LVDSに用いられるドライバ回路が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平09-214314号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
表示装置が高精細になることで画素数が増大し、画素数が増大するに従い伝達する画像
信号の量が増大している。したがって画像信号を高速に伝達することが求められている。
LVDSは、オペアンプを用いた差動入力信号によってノイズを除去し、伝達する画像信
号の劣化を抑え、表示品位の低下を抑えることができる。
【0009】
ただし、差動入力信号の差動振幅がLVDSのレシーバ回路を構成するトランジスタの
ばらつきにより、画像信号が正しく受信されない問題があった。また、差動入力信号が与
えられるオペアンプでは、差動入力信号の差動振幅が一定の電位差以下になると、伝達す
る画像信号が劣化し、誤った画像信号に変換されてしまうといった問題があった。
【0010】
上記問題に鑑み、本発明の一態様は、新規な構成の受信回路を提供することを課題の一
とする。又は、本発明の一態様は、受信回路の電気特性のばらつきを抑えることで伝達す
る信号の劣化を抑制することを課題の一とする。又は、本発明の一態様は、新規な構成の
表示装置を提供することを課題の一とする。又は、本発明の一態様は、表示装置の電気特
性のばらつきを抑えることで伝達する画像信号の劣化を抑制することを課題の一とする。
(【0011】以降は省略されています)
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