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公開番号
2025106067
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-11
出願番号
2024000003
出願日
2024-01-01
発明の名称
グルタチオン含む経口用組成物。
出願人
三菱商事ライフサイエンス株式会社
代理人
主分類
A23L
33/105 20160101AFI20250704BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】本願発明の課題は、アルコール摂取などによるALTの上昇抑制、又は改善、予防する医薬品組成物又は食品用組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】
本発明者は、クルクミンなどのポリフェノール類とグルタチオンを併用摂取することで、ALT値の低下効果を見出し、本発明を完成させた。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ポリフェノール類及びグルタチオンを有効成分として含む経口用組成物
続きを表示(約 84 文字)
【請求項2】
アルコール摂取による障害予防用である請求項1の組成物
【請求項3】
アルコール摂取による障害改善用である請求項1の組成物
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、グルタチオンとポリフェノール類を含む食品組成物、医薬品組成物に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
【0003】
グルタチオンは、システイン、グルタミン酸、グリシンからなるトリペプチドであり、γ -L -グルタミル-L -システイニル-グリシンとも呼ばれる。このグルタチオンは、生体内に広く分布し、肝臓、脾臓、副腎、などは、特に多く含まれている。
【0004】
グルタチオンは、生体内で、様々な機能を発揮することが知られている。例えば、活性酸諸種(ROS)の消去による抗酸化作用、メラニン産生抑制、コラーゲン産生促進による美白、美肌作用、非アルコール性脂肪肝への治療効果、カルボニル化合物の解毒作用などである。
【0005】
解毒作用について、カルボニル化合物の解毒作用のメカニズムが解明されてきている。例えば、メチルグリオキサール、グリオキサールなどのカルボニル化合物は、グルタチオンのチオール基と非酵素的に反応し、グリオキサラーゼにより代謝される。NAD(P)Hはグルタチオン還元酵素を活性化し、グルタチオン濃度を上昇させる。このようにグルタチオン及びNAD(P)等のレドックス補酵素濃度の低下が、カルボニル化合物の解毒作用の低下することが知られている(特許文献1)
【0006】
このようにグルタチオンは、様々な機能を有しているため、生体内でグルタチオン産生を促進するような物質が報告されている。例えば、メマツヨイグサ抽出物(特許文献2)、トリテルペン酸乃至はその誘導体(特許文献3)、寒天、アガロースなどの低分子物質(特許文献4)などが報告されている。
また、グルタチオンの産生を促進するだけでなく、グルタチオンの機能を強化する方法も提案されている。例えば、米糠又は米由来のタンパク質加水分解物を利用する方法(特許文献5)、グルタチオンを含む酵母抽出物を利用する方法(特許文献6)などである。また、システインは、アミノ酸の一種であり、食品添加物、医薬品、化粧品として利用されるだけでなく、コエンザイムAグルタチオンなどを合成前駆体としても利用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
WO2001/045733
特開2010-195744
特開2010-105937
WO2008/047663
特開2015-166327
WO2015/151867
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本願発明の課題は、アルコール摂取などによるALTの上昇抑制、又は改善、予防する医薬品組成物又は食品用組成物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者は、クルクミンなどのポリフェノール類とグルタチオンを併用摂取することで、ALT値の低下効果を見出し、本発明を完成させた。
具体的には、
(1)ポリフェノール類及びグルタチオンを有効成分として含む経口用組成物
(2)アルコール摂取による障害予防用である前記(1)の組成物
(3)アルコール摂取による障害改善用である前記(1)の組成物
を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によると、ポリフェノール類とグルタチオンを併用摂取することで、それぞれの機能性を向上させ、アルコール摂取、生活習慣病等による肝障害を抑制し、ALT上昇抑制、上昇改善、又は上昇予防用の医薬品組成物、サプリメント、又は機能性食品等の食品組成物として利用することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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