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公開番号
2025105949
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2025076551,2021128655
出願日
2025-05-02,2021-08-05
発明の名称
架構補強構造
出願人
前田建設工業株式会社
,
株式会社ホルツストラ一級建築士事務所
代理人
SSIP弁理士法人
主分類
E04H
9/02 20060101AFI20250703BHJP(建築物)
要約
【課題】建築物に大きな地震力が作用した場合であっても、架構の補強効果を確保しつつ、現場での施工性を向上させることができる。
【解決手段】建築物の架構を補強するための架構補強構造であって、架構の正面視において、架構の内部を上下方向に沿って延在し、架構の内部を複数の領域に区切る少なくとも1つの区切部材と、架構の内部の複数の領域のうち互いに隣り合う一組の領域の何れか一方を斜め方向に沿って延在する少なくとも一つの木造ブレースと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建築物の架構を補強するための架構補強構造であって、
前記架構の正面視において、前記架構の内部を上下方向に沿って延在し、前記架構の内部を複数の領域に区切る少なくとも1つの区切部材と、
前記架構の内部の前記複数の領域のうち互いに隣り合う一組の領域の何れか一方を斜め方向に沿って延在する少なくとも一つの木造ブレースと、を備える、
架構補強構造。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記少なくとも1つの区切部材は、前記架構の内部を水平方向に沿って順に第1領域、第2領域、及び第3領域に区切る2つの前記区切部材を含み、
前記架構の内部の前記第2領域には前記木造ブレースが設けられている、
請求項1に記載の架構補強構造。
【請求項3】
前記少なくとも1つの区切部材は、前記架構の内部を水平方向に沿って順に左側領域と右側領域とに区切る1つの前記区切部材を含み、
前記架構の内部の前記左側領域及び前記右側領域のうちの何れか一方には前記木造ブレースが設けられている、
請求項1に記載の架構補強構造。
【請求項4】
前記架構を構成する第1部材に固定される第1接合金物と、
前記架構の内部の前記複数の領域のうち互いに隣り合う一組の領域の何れか一方を前記斜め方向に沿って延在する金属ブレース、をさらに備え、
前記金属ブレースは、前記木造ブレースの延在方向に沿って配置され、前記第1接合金物に固定される、
請求項1から3の何れか一項に記載の架構補強構造。
【請求項5】
前記木造ブレースは、第1木造ブレース本体と、前記第1木造ブレース本体に積層される第2木造ブレース本体と、を含み、
前記金属ブレースは、前記第1木造ブレース本体と前記第2木造ブレース本体との間に配置される、
請求項4に記載の架構補強構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、鉄骨造の建築物の架構を補強するための架構補強構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
架構補強構造に関する技術の一例として、特許文献1には、互いに対向する一対の連結部を架構に設け、一対の連結部の間に木造ブレースを配置することが開示されている。この特許文献1の構成によれば、例えば地震の発生時に、架構のせん断変形によって一対の連結部の間隔が狭くなると、連結部が木造ブレースの先端面を押圧し、木造ブレースに圧縮力が伝達される。そして、この圧縮力に対する木造ブレースの抵抗によって、架構のせん断変形量が低減される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-186808号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、架構の内部の全体に亘って木造ブレースが設けられているため、現場での施工性が低い。
【0005】
本開示は上述の課題に鑑みなされたものであり、建築物に大きな地震力が作用した場合であっても、架構の補強効果を確保しつつ、現場での施工性を向上させることができる架構補強構造を提供することを目的する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本開示の少なくとも一実施形態に係る架構補強構造は、建築物の架構を補強するための架構補強構造であって、架構の正面視において、架構の内部を上下方向に沿って延在し、架構の内部を複数の領域に区切る少なくとも1つの区切部材と、架構の内部の複数の領域のうち互いに隣り合う一組の領域の何れか一方を斜め方向に沿って延在する少なくとも一つの木造ブレースと、を備える。
【0007】
上記(1)に記載の構成によれば、架構の内部の一組の領域の何れか一方に木造ブレースが設けられるので、架構の内部の一組の領域の他方を、木造ブレースを架構に施工するための作業スペースとして確保することができる。このため、現場での施工性を向上させることができる。
【0008】
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)に記載の構成において、前記少なくとも1つの区切部材は、前記架構の内部を水平方向に沿って順に第1領域、第2領域、及び第3領域に区切る2つの前記区切部材を含み、前記架構の内部の前記第2領域には前記木造ブレースが設けられている。
【0009】
上記(2)に記載の構成によれば、架構の内部の第1領域及び第3領域のそれぞれを、木造ブレースを架構の第2領域に施工するための作業スペースとして確保することができる。
【0010】
(3)幾つかの実施形態では、上記(1)に記載の構成において、前記少なくとも1つの区切部材は、前記架構の内部を水平方向に沿って順に左側領域と右側領域とに区切る1つの前記区切部材を含み、前記架構の内部の前記左側領域及び前記右側領域のうちの何れか一方には前記木造ブレースが設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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