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公開番号2025104935
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223132
出願日2023-12-28
発明の名称陰唇間パッド
出願人ユニ・チャーム株式会社
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類A61F 13/472 20060101AFI20250703BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】良好なフィット性を有しつつ、着用者に不快感を生じさせ難い陰唇間パッドを提供する。
【解決手段】吸収性コア(132)と、非肌側シート(133)と、を有する陰唇間パッド(1)であって、非肌側シート(133)は、幅方向において陰唇間パッド(1)を3等分したときの両側に位置する端部領域(SR)において、複数のスリット(18)を有し、複数のスリット(18)は、第1方向に沿った第1スリット(18a)と、第1方向とは異なる方向に沿った第2スリット(18b)とを有しており、複数のスリット(18a,18b)のうちの何れのスリットも、他のスリットと交差していない。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
互いに交差する前後方向と幅方向と厚さ方向とを有し、
吸収性コアと、前記吸収性コアよりも前記厚さ方向の非肌側に設けられた非肌側シートと、を有する陰唇間パッドであって、
前記非肌側シートは、前記幅方向において前記陰唇間パッドを3等分したときの両側に位置する端部領域において、複数のスリットを有し、
前記複数のスリットは、第1方向に沿った第1スリットと、前記第1方向とは異なる方向に沿った第2スリットとを有しており、
前記複数のスリットのうちの何れのスリットも、他のスリットと交差していない、ことを特徴とする陰唇間パッド。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の陰唇間パッドであって、
前記第1スリットは、前記幅方向に沿ったスリットであり、
前記第2スリットは、前記前後方向に沿ったスリットである、ことを特徴とする陰唇間パッド。
【請求項3】
請求項1または2に記載の陰唇間パッドであって、
前記幅方向において前記陰唇間パッドを3等分したときの中央に位置する中央領域に、前記第1スリットと、前記第1方向とは異なる方向に沿った前記第2スリットとをそれぞれ複数有し、
前記中央領域において、前記第1スリットと前記第2スリットとが交差する部分を有している、ことを特徴とする陰唇間パッド。
【請求項4】
請求項2に記載の陰唇間パッドであって、
前記第1スリットは、前記幅方向において、前記第2スリットの一方側に隣り合う一方側第1スリットと、前記第2スリットの他方側に隣り合う他方側第1スリットとを有し、
前記厚さ方向に見たときに、前記一方側第1スリットの延長線と、前記他方側第1スリットとの延長線とが重複しており、
前記一方側第1スリットと前記他方側第1スリットとの間隔は、前記一方側第1スリット及び前記他方側第1スリットの少なくとも何れかの長さよりも短い、ことを特徴とする陰唇間パッド。
【請求項5】
請求項4に記載の陰唇間パッドであって、
前記一方側第1スリットと前記他方側第1スリットとの間隔は、前記一方側第1スリットの長さよりも短く、且つ、前記他方側第1スリットの長さよりも短い、ことを特徴とする陰唇間パッド。
【請求項6】
請求項4に記載の陰唇間パッドであって、
前記一方側第1スリットと前記他方側第1スリットとの間隔は、前記吸収性コアに含まれる繊維の平均繊維長よりも長い、ことを特徴とする陰唇間パッド。
【請求項7】
請求項4に記載の陰唇間パッドであって、
前記吸収性コアは、前記幅方向において、前記一方側第1スリットの前記他方側の端と、前記他方側第1スリットの前記一方側の端との間に、前記厚さ方向における肌側に凸となる部分を有する、ことを特徴とする陰唇間パッド。
【請求項8】
請求項2に記載の陰唇間パッドであって、
前記第2スリットは、前記前後方向において非連続な部分を有する、ことを特徴とする陰唇間パッド。
【請求項9】
請求項8に記載の陰唇間パッドであって、
前記第2スリットは、前記吸収性コアの前記前後方向における中央位置よりも前側に配置された前側第2スリットと、前記中央位置よりも後側に配置された後側第2スリットとを有し、
前記前側第2スリットの前記前後方向における長さは、前記後側第2スリットの前記前後方向における長さよりも短い、ことを特徴とする陰唇間パッド。
【請求項10】
請求項9に記載の陰唇間パッドであって、
前記前側第2スリットの前記幅方向の両側に隣り合って配置された前記第1スリットの数よりも、
前記後側第2スリットの前記幅方向の両側に隣り合って配置された前記第1スリットの数の方が多い、ことを特徴とする陰唇間パッド。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、陰唇間パッドに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、陰唇に密着させて装着する陰唇間パッド等の吸収性物品が知られている。このような陰唇間パッド(吸収性物品)では、吸収体等の剛性が高い部材に複数のスリットを設けて、着用者の身体の凹凸に沿って3次元的に変形しやすくすることにより、着用時におけるフィット性を高めることができる。例えば、特許文献1には,製品の長手方向や短手方向に沿って複数のスリットが設けられた陰唇間パッドが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-97693号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような複数のスリットを有する陰唇間パッドにおいて、異なる二つのスリットが互いに交差していた場合、当該交差部分で吸収性コアや吸収性コアと積層されたシート部材が肌側に捲れ上がってしまい、着用者に違和感を生じさせるおそれがある。特に陰唇間パッドでは、捲れ上がった部分が敏感な肌(陰唇)に刺激を与え、不快感を生じさせやすくなるおそれがある。
【0005】
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、良好なフィット性を有しつつ、着用者に不快感を生じさせ難い陰唇間パッドを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための主たる発明は、互いに交差する前後方向と幅方向と厚さ方向とを有し、吸収性コアと、前記吸収性コアよりも前記厚さ方向の非肌側に設けられた非肌側シートと、を有する陰唇間パッドであって、前記非肌側シートは、前記幅方向において前記陰唇間パッドを3等分したときの両側に位置する端部領域において、複数のスリットを有し、前記複数のスリットは、第1方向に沿った第1スリットと、前記第1方向とは異なる方向に沿った第2スリットとを有しており、前記複数のスリットのうちの何れのスリットも、他のスリットと交差していない、ことを特徴とする陰唇間パッドである。
【0007】
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、良好なフィット性を有しつつ、着用者に不快感を生じさせ難い陰唇間パッドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
展開状態のパッド1の平面図である。
図1のA-A矢視概略断面図である。
パッド1の構成を説明する図である。
パッド1の構成を説明する図である。
吸収層13の構成について説明する平面図である。
広葉樹吸水性繊維(広葉樹パルプ)と針葉樹吸水性繊維(針葉樹パルプ)の繊維長の分布を示す図である。
パッド1の製造工程を表すフロー図である。
パッド1等の吸収性物品を製造する製造装置500について説明する概略図である。
図9A~図9Cは、第1スリット18aを形成する際に用いられるカッターロール551の構成について説明する図である。
図10A~図10Bは、第1スリット18aを形成する際に用いられるアンビルロール552の構成について説明する図である。
カッターロール551とアンビルロール552によって第1スリット18aを形成する動作について説明する図である。
図12A~図12Cは、第2スリット18bを形成する際に用いられるカッターロール561の構成について説明する図である。
図5の領域Sに形成されている複数の第1スリット18a及び複数の第2スリット18bの配置について説明する図である。
第1スリット18aと第2スリット18bとが交点を有していた場合について説明する図である。
図15A及び図15Bは、第1スリット18aを形成する際に繊維長の長さが及ぼす影響について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
(態様1)
互いに交差する前後方向と幅方向と厚さ方向とを有し、吸収性コアと、前記吸収性コアよりも前記厚さ方向の非肌側に設けられた非肌側シートと、を有する陰唇間パッドであって、前記非肌側シートは、前記幅方向において前記陰唇間パッドを3等分したときの両側に位置する端部領域において、複数のスリットを有し、前記複数のスリットは、第1方向に沿った第1スリットと、前記第1方向とは異なる方向に沿った第2スリットとを有しており、前記複数のスリットのうちの何れのスリットも、他のスリットと交差していない、ことを特徴とする陰唇間パッド。
(【0011】以降は省略されています)

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