TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025104712
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023222711
出願日2023-12-28
発明の名称表示制御方法及び表示制御装置
出願人日産自動車株式会社
代理人弁理士法人とこしえ特許事務所
主分類B60W 50/14 20200101AFI20250703BHJP(車両一般)
要約【課題】運転者による隣接車線の後続車両の認識が遅れることを抑制できる表示制御方法及び表示制御装置を提供する。
【解決手段】自車両V1が走行する車線の隣接車線を走行する後続車両V2が検出された場合に、隣接車線の幅方向全体が含まれた車両後方の画像を、車室内に設置された表示装置13に表示させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
制御器と、車室内に設置された表示装置とを備える車両の表示制御方法において、
前記表示装置は、前記車両の後方を撮像し、前記車両に搭載された撮像装置から取得された画像を表示し、
前記制御器は、前記車両が走行する車線の隣接車線を走行する後続車両が検出された場合は、前記隣接車線の幅方向全体が含まれた前記画像を前記表示装置に表示させる、表示制御方法。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記制御器は、前記後続車両が検出された場合は、前記後続車両の車体全体が含まれた前記画像を前記表示装置に表示させる、請求項1に記載の表示制御方法。
【請求項3】
前記制御器は、前記後続車両が検出された場合に、前記表示装置に表示させる前記画像を変化させるときは、前記画像の視認性を低下させないように前記画像を徐々に変化させる、請求項1又は2に記載の表示制御方法。
【請求項4】
前記制御器は、前記車両と前記後続車両との車間距離に応じた画角の前記画像を前記表示装置に表示させる、請求項1又は2に記載の表示制御方法。
【請求項5】
前記制御器は、前記後続車両が検出された場合は、所定画角の前記画像を前記表示装置に表示させる、請求項1又は2に記載の表示制御方法。
【請求項6】
制御器と、車室内に設置された表示装置とを備え、
前記表示装置は、車両の後方を撮像し、前記車両に搭載された撮像装置から取得された画像を表示し、
前記制御器は、前記車両が走行する車線の隣接車線を走行する後続車両が検出された場合は、前記隣接車線の幅方向全体が含まれた前記画像を前記表示装置に表示させる、前記車両の表示制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の表示制御方法及び表示制御装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
車両の後方を撮影するカメラにより撮影された後方画像から、画角値に応じた切出し画像を生成し、切出し画像から、ディスプレイの表示領域の大きさに合わせた表示用画像を生成する画像表示装置が知られている(特許文献1)。当該画角値は、後方画像の大きさに対する切出し画像の大きさを示し、車両とその後続車両との車間距離に基づき、表示用画像の後続車両の大きさと、車両の後方を映す鏡面に映る後続車両の大きさとが等しくなるように設定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-129668号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来技術では、車両が走行する車線の隣接車線を表示用画像にどのように表示するかについて開示されていないため、当該隣接車線が表示用画像に適切に表示されず、車両の運転者が、隣接車線を走行する後続車両に気付くのが遅れることがある。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、運転者による隣接車線の後続車両の認識が遅れることを抑制できる表示制御方法及び表示制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、車両が走行する車線の隣接車線を走行する後続車両が検出された場合に、隣接車線の幅方向全体が含まれた車両後方の画像を、車室内に設置された表示装置に表示させることによって上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、運転者による隣接車線の後続車両の認識が遅れることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る表示制御装置の実施形態の一例を示すブロック図である。
図1の表示制御装置により表示装置の表示を制御する走行シーンの一例を示す平面図である。
図1の表示制御装置における処理手順の一例を示すフローチャートである。
図1の表示制御装置における処理手順の他の例を示すフローチャートである。
図1の表示制御装置における処理手順のさらに他の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、車両に設けることには、車両に搭載することと、車両に設置することと、車両に取り付けることとが含まれるものとする。
【0010】
[表示制御装置の構成]
図1は、本発明に係る表示制御装置の実施形態の一例を示すブロック図である。表示制御装置は、車両に設けられた表示装置の表示を制御する装置群である。図1に示すように、表示制御装置1は、撮像装置11、測距装置12、表示装置13及び制御器20を備える。これらの装置は、CAN(Controller Area Network)その他の車載LANによって接続され、互いに情報を授受できる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
カーテント
1か月前
個人
車窓用防虫網戸
2か月前
個人
車輪清掃装置
1か月前
個人
ホイルのボルト締結
12日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
個人
キャンピングトライク
27日前
個人
アクセルのソフトウェア
17日前
個人
キャンピングトレーラー
27日前
個人
車両用スリップ防止装置
18日前
個人
ワイパーゴム性能保持具
1か月前
個人
車載小物入れ兼雨傘収納具
10日前
日本精機株式会社
車載表示装置
13日前
株式会社ニフコ
保持装置
11日前
井関農機株式会社
収穫作業車両
2か月前
株式会社クラベ
ヒータユニット
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
株式会社ユーシン
照明装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用投影装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
24日前
日本精機株式会社
車両用投影装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
24日前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
18日前
エムケー精工株式会社
車両処理装置
1か月前
AGC株式会社
車両用窓ガラス
1か月前
株式会社クボタ
作業車両
12日前
ダイハツ工業株式会社
積載装置
24日前
スズキ株式会社
車両の制御装置
1か月前
AGC株式会社
車両用窓ガラス
1か月前
トヨタ自動車株式会社
運搬車両
25日前
AGC株式会社
車両用窓ガラス
20日前
ヤマハ発動機株式会社
電動車両
3日前
株式会社東洋シート
車両用シート構造
19日前
続きを見る