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公開番号
2025103893
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221595
出願日
2023-12-27
発明の名称
ビールテイスト飲料及びその製造方法、並びにホップの水蒸気蒸留物、及びそれを原料として含むビールテイスト飲料
出願人
サッポロビール株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C12C
3/00 20060101AFI20250702BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】苦味による飲みにくさが低減されていながら、ビールらしさに優れるビールテイスト飲料を提供すること。
【解決手段】イソ酪酸イソブチルの含有量が1.5μg/L以上であり、苦味価(BU)が20以下である、ビールテイスト飲料。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
イソ酪酸イソブチルの含有量が1.5μg/L以上であり、
苦味価(BU)が20以下である、ビールテイスト飲料。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
苦味価(BU)が5以上15以下である、請求項1に記載のビールテイスト飲料。
【請求項3】
pHが4未満である、請求項1又は2に記載のビールテイスト飲料。
【請求項4】
イソ酪酸イソブチルの含有量が100μg/L以上であり、
苦味価(BU)が20以下である、ホップの水蒸気蒸留物。
【請求項5】
請求項4に記載の水蒸気蒸留物を原料として含む、ビールテイスト飲料。
【請求項6】
ホップを浸漬した水を加熱及び/又は減圧して得られる水蒸気を回収することを含む、ホップの水蒸気蒸留物の製造方法。
【請求項7】
イソ酪酸イソブチルの含有量を1.5μg/L以上に調整すること、及び苦味価(BU)を20以下に調整することを含む、ビールテイスト飲料の製造方法。
【請求項8】
ホップの水蒸気蒸留物を原料液に添加することを含む、請求項7に記載の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ビールテイスト飲料及びその製造方法、並びにホップの水蒸気蒸留物、及びそれを原料として含むビールテイスト飲料に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
香気成分に着目して飲料の風味を改善する技術が知られている。例えば、特許文献1には、香りが効果的に向上した飲料として、リナロール、イソ酪酸イソブチル及びβ-シトロネロールからなる3種のモノテルペンアルコールと、4-メルカプト-4-メチルペンタン-2-オン(4MMP)とを含み、上記3種のモノテルペンアルコールの含有量の合計が75ppb以上、2000ppb以下であり、上記各モノテルペンアルコールの含有量は、10ppb以上であり、上記4-メルカプト-4-メチルペンタン-2-オンの含有量が20ppt以上、200ppt以下であることを特徴とする飲料が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-000055号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ビールテイスト飲料には、原材料としてホップが通常用いられるが、ホップ由来の苦味成分により苦味価(Bitterness Unit:BU)が高くなった場合、苦味による飲みにくさを感じることがあった。そして、本発明者らは、苦味価(BU)を低減したビールテイスト飲料では、苦味による飲みにくさが低減される一方で、ビールらしさが失われてしまうという課題を見出した。
【0005】
本発明の一側面は、苦味による飲みにくさが低減されていながら、ビールらしさに優れるビールテイスト飲料を提供することを目的とする。本発明の他の一側面は、当該ビールテイスト飲料の製造方法を提供することを目的とする。本発明の更に他の一側面は、当該ビールテイスト飲料の製造に適したホップの水蒸気蒸留物を提供すること、及び当該水蒸気蒸留物を原料として含むビールテイスト飲料を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、イソ酪酸イソブチルの含有量が1.5μg/L以上であり、苦味価(BU)が20以下である、ビールテイスト飲料に関する。
【0007】
本発明に係るビールテイスト飲料は、苦味価(BU)、及びイソ酪酸イソブチルの含有量が特定の範囲内にあるため、苦味による飲みにくさが低減されていながら、ビールらしさに優れる。
【0008】
上記ビールテイスト飲料において、苦味価(BU)が5以上15以下であってよい。苦味価(BU)がこの範囲内にあると、上述した効果がより顕著になる。
【0009】
上記ビールテイスト飲料は、pHが4未満であってよい。上記ビールテイスト飲料は、pHを4未満にした場合であっても、上述した効果を奏する。また、pHが4未満であることにより、微生物耐久性にも優れる。
【0010】
本発明はまた、イソ酪酸イソブチルの含有量が100μg/L以上であり、苦味価(BU)が20以下である、ホップの水蒸気蒸留物にも関する。
(【0011】以降は省略されています)
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