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公開番号
2025103567
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221034
出願日
2023-12-27
発明の名称
逐次成形方法
出願人
日産自動車株式会社
代理人
IBC一番町弁理士法人
主分類
B21D
22/18 20060101AFI20250702BHJP(本質的には材料の除去が行なわれない機械的金属加工;金属の打抜き)
要約
【課題】専用の治具を用いずに板材が想定に反して変形することを防止または抑制する。
【解決手段】本発明は、板材P1の逐次成形方法において、板材のうちの最終製品にならない位置に座屈変形しやすい構造を成形し、逐次成形し、板材の周辺を拘束した状態で板材を加熱する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
板材の逐次成形方法において、
前記板材のうちの最終製品にならない位置に座屈変形しやすい構造を成形し、
前記板材を逐次成形し、
前記板材の周辺を拘束した状態で前記板材を加熱する逐次成形方法。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記座屈変形しやすい形状は、穴または凸形状を含む請求項1に記載の逐次成形方法。
【請求項3】
前記座屈変形しやすい形状は、加熱時に座屈が発生する位置またはその近傍に形成される請求項1に記載の逐次成形方法。
【請求項4】
前記座屈変形しやすい位置は、数値解析によって特定される請求項3に記載の逐次成形方法。
【請求項5】
前記数値解析は、前記板材全体の温度が均一に上昇した場合を想定して行われる請求項4に記載の逐次成形方法。
【請求項6】
前記座屈しやすい形状は、成形部分と周辺フランジ部の境界における曲率の大きい箇所の近傍に形成される請求項1に記載の逐次成形方法。
【請求項7】
前記座屈しやすい形状は、曲率の小さな面が連続している位置に形成される請求項1に記載の逐次成形方法。
【請求項8】
前記座屈しやすい形状は、加熱時の座屈する部位が前記最終製品以外の部位になるように決定される請求項3に記載の逐次成形方法。
【請求項9】
前記板材は、逐次成形によって形成され、スプリングバックが抑制される請求項1に記載の逐次成形方法。
【請求項10】
前記板材は、熱風機によって加熱される請求項1に記載の逐次成形方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、逐次成形方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
車体パネルのような部品は、金型を用いたプレス加工以外にも、修理部品のように部品を少量しか生産しない場合に利用される金型を使用しない方法によっても生産され、このような加工方法はダイレス成形(インクリメンタル成形)と呼ばれ得る。
【0003】
ダイレス成形は、ロボット等に装着させた工具により板材を少しずつ変形させる逐次成形を応用した方法である。ダイレス成形に関する従来技術では、上下動自在のブランクホルダを備え、加工装置に受け治具と対をなす成形工具を移動可能に取り付け、ブランクホルダを下降動作させて成形工程を行った後、第1から第3の焼鈍工程を実施する(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-28422号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のように板材に逐次成形を行う際には焼鈍のような熱処理を行う場合がある。本発明者らは、板材が上記熱処理の際に想定した形状に反するように変形することを抑制する点に着目している。板材の想定しない変形を抑制するためには部品形状に合う専用の治具を用意することが考えられるが、その場合、コスト面などに課題がある。
【0006】
本発明の目的は、専用の治具を用いずに板材が想定に反して変形することを抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は板材で成形の逐次成形方法である。当該方法では、板材のうちの最終製品にならない位置に座屈しやすい構造を成形する。そして、板材に逐次成形を行い、板材の周辺を拘束した状態で板材を加熱する。
【発明の効果】
【0008】
上記成形方法によれば、専用の治具を用いずに板材が想定に反して変形することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る逐次成形方法の装置構成を示すブロック図である。
実施形態に係る逐次成形の装置を構成する成形部について示す図である。
一実施形態に係る逐次成形の対象となる板材について示す図である。
一実施形態に係る逐次成形方法を示すフローチャートである。
板材の周辺を拘束した従来の逐次成形方法について示す図である。
一実施形態に係る逐次成形方法について示す図である。
変形例に係る板材を示す図である。
変形例に係る板材を示す図である。
図8の9-9線に沿う断面における板材の変形を示す図である。
変形例に係る板材において易変形部を設置する位置に関する図である。
変形例に係る板材の易変形部の設置位置について示す図である。
変形例に係る板材の易変形部の設置位置について示す図である。
変形例に係る板材の易変形部の設置位置について示す図である。
変形例に係る板材における加熱の順序について示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施形態)
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。図面において、同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図面において、各部材の大きさや比率は、実施形態の理解を容易にするために誇張し、実際の大きさや比率とは異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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