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公開番号
2025103461
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220870
出願日
2023-12-27
発明の名称
建物用パネル
出願人
大和ハウス工業株式会社
代理人
個人
主分類
E04C
2/14 20060101AFI20250702BHJP(建築物)
要約
【課題】パネル剛性やパネル強度を高めることができる建物用パネルを提供する。
【解決手段】建物用パネル1は、板材2と、この板材2の少なくとも両縁に配置され、当該板材2の一方の端側から他方の端側に至る長さを有し、当該板材2に固定された複数本の角柱状材3と、上記複数本の角柱状材3の間に位置し、板材2に対向する第1面が当該板材2に接着剤によって固定されるとともに、角柱状材3に対向する2つの第2面がそれぞれ当該角柱状材3に接着剤によって固定された板状断熱材4と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
板材と、
この板材の少なくとも両縁に配置され、当該板材の一方の端側から他方の端側に至る長さを有し、当該板材に固定された複数本の角柱状材と、
上記複数本の角柱状材の間に位置し、上記板材に対向する第1面が当該板材に接着剤によって固定されるとともに、上記角柱状材に対向する2つの第2面がそれぞれ当該角柱状材に接着剤によって固定された板状断熱材と、
を備えることを特徴とする建物用パネル。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の建物用パネルにおいて、上記板材に対向して配置された対向板材を有しており、上記板状断熱材の上記第1面の裏面である第3面が、上記対向板材に接着剤によって固定されたことを特徴とする建物用パネル。
【請求項3】
請求項2に記載の建物用パネルにおいて、上記角柱状材は、当該建物用パネルの厚さ方向の略中間で分けられた第1層部と第2層部とを有しており、上記第1層部は上記第2層部よりも圧縮変形し難い素材からなり、上記第2層部は上記第1層部よりも引張変形し難い素材からなることを特徴とする建物用パネル。
【請求項4】
請求項3に記載の建物用パネルにおいて、上記角柱状材は、上記第1層部となる部材と上記第2層部となる部材を貼り合わせてなることを特徴とする建物用パネル。
【請求項5】
請求項1に記載の建物用パネルにおいて、上記板状断熱材は、圧縮強さが10N/cm
2
以上、曲げ強さが10N/cm
2
以上であることを特徴とする建物用パネル。
【請求項6】
請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の建物用パネルにおいて、当該建物用パネルは床パネルであり、上記角柱状材として、少なくとも根太が含まれることを特徴とする建物用パネル。
【請求項7】
請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の建物用パネルにおいて、当該建物用パネルは屋根パネルであり、上記角柱状材として、少なくとも垂木が含まれることを特徴とする建物用パネル。
【請求項8】
請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の建物用パネルにおいて、当該建物用パネルは壁パネルであり、上記角柱状材として、少なくとも間柱が含まれることを特徴とする建物用パネル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、床パネル、屋根パネル、壁パネル等の建物用パネルに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、断熱かつ耐震性能を有する壁を現場で容易に形成するのを可能にする断熱耐震パネルが開示されている。この断熱耐震パネルは、矩形状の構造用面材と、この構造用面材の内側の面に固定され、左右の両端面が2つの柱にそれぞれ固定される断熱パネルとを備える。断熱パネルは、ビーズ法ポリスチレンフォームによる成形断熱材と、これよりも断熱性の高いボード状断熱材とを張り合わせて構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7257721号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された技術は、柱にそれぞれ固定される断熱パネルを備えるものの、断熱パネルが柱にどのように固定されるかは具体的ではなく、断熱パネルが柱から落ちない程度に付着していることを示しているに過ぎないと思われ、上記断熱パネルによる断熱耐震パネルの補強を意図していない。
【0005】
この発明は、パネル剛性やパネル強度を高めることができる建物用パネルを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明の建物用パネルは、上記の課題を解決するために、
板材と、
この板材の少なくとも両縁に配置され、当該板材の一方の端側から他方の端側に至る長さを有し、当該板材に固定された複数本の角柱状材と、
上記複数本の角柱状材の間に位置し、上記板材に対向する第1面が当該板材に接着剤によって固定されるとともに、上記角柱状材に対向する2つの第2面がそれぞれ当該角柱状材に接着剤によって固定された板状断熱材と、
を備えることを特徴とする。
【0007】
上記の構成であれば、上記板状断熱材の3面が、上記板材および上記角柱状材に接着剤によって固定されるので、当該板状断熱材が有する強さを利用して当該建物用パネルのパネル剛性やパネル強度を高めることができる。
【0008】
上記板材に対向して配置された対向板材を有しており、上記板状断熱材の上記第1面の裏面である第3面が、上記対向板材に接着剤によって固定されてもよい。これによれば、上記板状断熱材の4面が、上記板材と上記対向板材と上記角柱状材とに接着剤によって接着固定されるので、建物用パネルのパネル剛性やパネル強度をさらに高めることができる。
【0009】
上記角柱状材は、当該建物用パネルの厚さ方向の略中間で分けられた第1層部と第2層部とを有しており、上記第1層部は上記第2層部よりも圧縮変形し難い素材からなり、上記第2層部は上記第1層部よりも引張変形し難い素材からなっていてもよい。これによれば、剛性よりも強度が重視されて、しなり性が有る建物用パネルとすることができる。
【0010】
上記角柱状材は、上記第1層部となる部材と上記第2層部となる部材を貼り合わせたものでもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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