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公開番号
2025103338
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220676
出願日
2023-12-27
発明の名称
水中油型乳化組成物、およびふきとり用化粧料
出願人
クラシエ株式会社
代理人
主分類
A61K
8/06 20060101AFI20250702BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】肌への塗布時の上滑り感を低減させ、乾燥感を与えずにうるおい感が持続する水中油型乳化組成物、および当該水中油型乳化組成物を含むふきとり用化粧料を提供する。
【解決手段】水中油型乳化組成物は、(A)粘土鉱物と、(B)直鎖状ジメチルポリシロキサンから選択される少なくとも1種の低粘度シリコーン油と、を含み、成分(A)の含有量が全組成に対して、0.001~10質量%であり、成分(B)の含有量が全組成に対して、0.001~10質量%であり、成分(A)の含有量に対する成分(B)の含有量の比((B)/(A))が0.01~1.0である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)粘土鉱物と、
(B)直鎖状ジメチルポリシロキサンから選択される少なくとも1種の低粘度シリコーン油と、
を含み、
成分(A)の含有量が全組成に対して、0.001~10質量%であり、
成分(B)の含有量が全組成に対して、0.001~10質量%であり、
成分(A)の含有量に対する成分(B)の含有量の比((B)/(A))が0.01~1.0である水中油型乳化組成物。
続きを表示(約 160 文字)
【請求項2】
さらに(C)抗炎症成分を含む、請求項1に記載の水中油型乳化組成物。
【請求項3】
成分(A)がカオリンおよび/または海シルトである、請求項1または2に記載の水中油型乳化組成物。
【請求項4】
請求項1または2に記載の水中油型乳化組成物を含む、ふきとり用化粧料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水中油型乳化組成物、および当該水中油型乳化組成物を含むふきとり用化粧料に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
顔に使用する乳化組成物においては、当該乳化組成物を肌上へ均一に塗り広げる際に上滑り感がないこと、塗布後の肌の乾燥感のなさ、ならびに肌のうるおい感を持続させること、肌のキメの乱れを改善させることのどれもが重要である。ここで、上滑り感とは、指先などに乳化化粧料を取り、顔に塗布した際に、液状の油剤を伸ばしているように、肌の上でいつまでも伸び広がる感じがあり、乳化組成物が肌に付着しながら伸びる実感がないことをいう。
【0003】
肌への塗布時の上滑り感のなさに関しては、古くから乳化組成物に顔料を併用することで肌への密着感を増すことが知られている。例えば、非特許文献1に開示されるように、従来からマイカ、タルクなどの無機顔料の組合せが広く使用されている。しかしながら、乳化組成物に上記のような無機顔料を併用すると、乳化組成物塗布時の上滑り感を低減できるものの、肌に塗布した後、乾燥感や特有のきしみ感を与えるため、うるおい感が持続しない、といった問題がある。そこで、肌への塗布時の上滑り感を低減させ、乾燥感を与えずにうるおい感が持続する乳化組成物が望まれている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
堀田肇、粉体特性からみたベースメイクアップ化粧品の使用性と機能、日本化粧品技術者会誌、2001年、第35巻、第2号、p.99-106
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、肌への塗布時の上滑り感を低減させ、乾燥感を与えずにうるおい感が持続する水中油型乳化組成物、および当該水中油型乳化組成物を含むふきとり用化粧料の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を達成するため鋭意研究を行った結果、粘土鉱物ならびにシリコーン油から選択される少なくとも1種の低粘度シリコーン油を組み合わせた水中油型乳化組成物により上記課題を解決することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
すなわち、本発明に係る水中油型乳化組成物は、(A)粘土鉱物と、(B)直鎖状ジメチルポリシロキサンから選択される少なくとも1種の低粘度シリコーン油と、を含み、成分(A)の含有量が全組成に対して、0.001~10質量%であり、成分(B)の含有量が全組成に対して、0.001~10質量%であり、成分(A)の含有量に対する成分(B)の含有量の比((B)/(A))が0.01~1.0である。
【0008】
本発明に係る水中油型乳化組成物は、斯かる構成により肌への塗布時の上滑り感を低減させ、乾燥感を与えずにうるおい感を持続させることができる。
【0009】
本発明に係る水中油型乳化組成物は、さらに(C)抗炎症成分を含んでもよい。
【0010】
本発明に係る水中油型乳化組成物は、斯かる構成により肌のキメの乱れを改善することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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