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公開番号2025101786
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023218795
出願日2023-12-26
発明の名称冷蔵庫
出願人東芝ライフスタイル株式会社
代理人弁理士法人蔦田特許事務所
主分類F25D 23/06 20060101AFI20250701BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】部品点数の増加を抑えつつ冷蔵庫本体の高剛性化を図る。
【解決手段】本発明の冷蔵庫1は、左右一対の側板3a、3b、天板3c、底板3d、及び背板3eを有する外箱3と、外箱3の内部に設けられ外箱3との間で断熱材5、6を収容する空間を形成する内箱4と、外箱3の左右の下端部に設けられた左右一対の枠部材8、9とを備える冷蔵庫1において、枠部材8、9は、側板3a、3bの下縁部に沿って設けられた下枠部8aと、下枠部8aの前端から側板3a、3bの前縁部に沿って上方に延びる前枠部8cと、下枠部8aの後端から側板3a、3bの後縁部に沿って上方に延びる後枠部8bとを備え、前枠部8cと後枠部8bの下枠部8aからの突出高さが等しい。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
左右一対の側板、天板、底板、及び背板を有する外箱と、
前記外箱の内部に設けられ前記外箱との間で断熱材を収容する断熱空間を形成する内箱と、
前記外箱の左右の下端部に設けられた左右一対の枠部材とを備える冷蔵庫において、
前記枠部材は、前記側板の下縁部に沿って設けられた下枠部と、前記下枠部の前端から前記側板の前縁部に沿って上方に延びる前枠部と、前記下枠部の後端から前記側板の後縁部に沿って上方に延びる後枠部とを備え、前記前枠部と前記後枠部の前記下枠部からの突出高さが等しい、冷蔵庫。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
左右一対の側板、天板、底板、及び背板を有する外箱と、
前記外箱の内部に設けられ前記外箱との間で断熱材を収容する断熱空間を形成する内箱と、
前記外箱の左右の下端部に設けられた左右一対の枠部材とを備える冷蔵庫において、
前記枠部材は、前記側板の下縁部に沿って設けられた下枠部と、前記下枠部の前端から前記側板の前縁部に沿って上方に延びる前枠部と、前記下枠部の後端から前記側板の後縁部に沿って上方に延びる後枠部とを備え、
左右一対の前記枠部材は同じ形状の部品からなる、冷蔵庫。
【請求項3】
前記枠部材は、前後方向に2等分する左右方向に延びる中心線に対して対称な形状をなしている、請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記枠部材の前端部に設けられた前板と、前記下枠部の前端部に設けられた上方へ突出する筒部とを備え、前記前板及び前記底板が前記筒部に挿通され前記枠部材に連結されている、請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記前枠部は前記断熱空間へ突出する突出部を備える、請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
【請求項6】
前記前枠部は、前記側板の前縁部と左右方向に対向する前枠側部と、前記前枠側部の前端から冷蔵庫幅方向内側に向かって突出する前枠前部と、前記前枠側部と前記前枠前部とで形成された角部とを備え、
前記突出部は前記角部の前記断熱空間側に設けられている、請求項5に記載の冷蔵庫。
【請求項7】
前記突出部は、前記前枠前部から後方へ突出する第1突壁と、前記前枠側部から冷蔵庫幅方向内側へ突出し前記第1突壁に連結された第2突壁とを備える、請求項6に記載の冷蔵庫。
【請求項8】
冷蔵庫の下面前側を支持する脚部を備え、
前記脚部は前記筒部に設けられた雌ネジ部に螺合して前記外箱の下方に固定される、請求項4に記載の冷蔵庫。
【請求項9】
前記下枠部は、前記底板と上下方向に対向する下枠底部と、前記側板と左右方向に対向する下枠側部と、前記下枠底部と前記下枠側部とを連結する連結部と、を備え、
前記連結部は冷蔵庫幅方向外側に行くほど上方へ傾斜する傾斜部を有する、請求項1又は2に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、冷蔵庫に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
冷蔵庫は一般的に、発泡断熱材を充填して冷蔵庫本体を形成し、内側に冷蔵室や冷凍室などの貯蔵室が形成されている。そして近年では高容積化の要望に応えるため、冷蔵庫本体の断熱壁を薄くすることが進んでいる。しかし、断熱壁を薄くすると、冷蔵庫本体の剛性が低下して強度を確保することが難しくなる。
【0003】
これに対して、補強部材を追加して冷蔵庫本体の強度を向上することができるが、部品点数が増加することとなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4216225号
特許第6695020号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで本発明は、部品点数の増加を抑えつつ冷蔵庫本体の高剛性化を図ることができる冷蔵庫を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態による冷蔵庫は、左右一対の側板、天板、底板、及び背板を有する外箱と、前記外箱の内部に設けられ前記外箱との間で断熱材を収容する空間を形成する内箱と、前記外箱の左右の下端部に設けられた左右一対の枠部材とを備える冷蔵庫において、前記枠部材は、前記側板の下縁部に沿って設けられた下枠部と、前記下枠部の前端から前記側板の前縁部に沿って上方に延びる前枠部と、前記下枠部の後端から前記側板の後縁部に沿って上方に延びる後枠部とを備え、前記前枠部と前記後枠部の前記下枠部からの突出高さが等しいものである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の第1実施形態の冷蔵庫の断面図
冷蔵庫本体の背面図
図2のA-A断面図
図3のB-B断面図
外箱及び内箱を省略した冷蔵庫本体の下部を分解して示す斜視図
枠部材の斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の一実施形態の冷蔵庫1について図面に基づき説明する。
【0009】
(1)冷蔵庫1の構成
図1に示すように、冷蔵庫1の冷蔵庫本体2は、外箱3と内箱4とその間に形成された断熱空間に設けられた断熱材5、6とを備える。冷蔵庫本体2には、上段より冷蔵室12、野菜室14、第1冷凍室18、第2冷凍室20が配され、第1冷凍室18の横には不図示の製氷室が配されている。冷蔵室12、野菜室14、第1冷凍室18、第2冷凍室20及び製氷室は、冷蔵庫本体2の内部の冷却対象空間に設けられた貯蔵室である。冷蔵室12と野菜室14より構成される冷蔵空間と、製氷室、第1冷凍室18、第2冷凍室20より構成され冷凍空間の間には、水平方向に断熱仕切壁21が設けられている。
【0010】
冷蔵室12と野菜室14からなる冷蔵空間を冷却するための冷蔵冷却器22が冷蔵室12及び野菜室14の背面に設けられている。冷蔵冷却器22の上方には冷蔵冷却器22で生成された冷気を冷蔵空間に送風する冷蔵ファン23が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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