TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025091590
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023206906
出願日
2023-12-07
発明の名称
農作物保冷庫用冷蔵ユニット
出願人
株式会社AFREX
代理人
個人
,
個人
主分類
F25D
19/00 20060101AFI20250612BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】農作物保冷庫内の空気に含まれる酸性物質による腐食によって冷媒が漏洩する可能性を抑制し得る農作物保冷庫用冷蔵ユニットを提供する。
【解決手段】平行に延びる複数の直線部と複数の直線部をそれぞれの端部において接続する複数のU字部とを有しており、継ぎ目を有さない、1本の伝熱管と、直線部に固定されており、直線部の延伸方向に対して直交する面を有する、複数のフィンとを備えており、伝熱管の両端部以外にロウ付けによる接続部を有さない、蒸発器11と、蒸発器11を取り囲む断熱箱13と、断熱箱13の内側に画定される冷却スペース132と、冷却スペース132の外側において両端部と接続されており、冷媒が流れる、冷媒配管とを備える、農作物保冷庫用冷蔵ユニットを提供する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
平行に延びる複数の直線部と複数の前記直線部をそれぞれの端部において接続する複数のU字部とを有しており、継ぎ目を有さない、1本の伝熱管と、
前記直線部に固定されており、前記直線部の延伸方向に対して直交する面を有する、複数のフィンと
を備えており、前記伝熱管の両端部以外にロウ付けによる接続部を有さない、蒸発器と、
前記蒸発器を取り囲む断熱箱と、
前記断熱箱の内側に画定される冷却スペースと、
前記冷却スペースの外側において前記両端部と接続されており、冷媒が流れる、冷媒配管と
を備える、農作物保冷庫用冷蔵ユニット。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記冷媒は、可燃性冷媒である、
請求項1に記載の農作物保冷庫用冷蔵ユニット。
【請求項3】
前記蒸発器の表面には、アクリル、エポキシ、又はウレタンによる塗装処理が施されている、
請求項2に記載の農作物保冷庫用冷蔵ユニット。
【請求項4】
前記伝熱管及び前記フィンの材質は、アルミニウム又はアルミニウム合金であり、
前記伝熱管及び前記フィンには、ベーマイト処理、アルマイト処理、又は亜鉛溶射が施されている、
請求項2に記載の農作物保冷庫用冷蔵ユニット。
【請求項5】
ベースプレートと、
前記ベースプレートに配置されている凝縮器と、
前記凝縮器に取り付けられた排熱ファンと、
前記ベースプレートにおいて、前記凝縮器に対して前記排熱ファンによる通風方向の下流側に配置されている圧縮機と、
前記ベースプレートにおいて、前記圧縮機に対して前記通風方向の下流側に配置されており、前記ベースプレートに対して直交し且つ前記通風方向に平行な面を有する、蒸発シートと
をさらに備える、請求項2に記載の農作物保冷庫用冷蔵ユニット。
【請求項6】
ベースプレートと、
前記ベースプレートに配置されている凝縮器と、
前記凝縮器に取り付けられた排熱ファンと、
前記ベースプレートにおいて、前記凝縮器に対して前記排熱ファンによる通風方向の下流側に配置されている圧縮機と、
前記ベースプレートにおいて、前記圧縮機と前記凝縮器との間に配置されており、前記ベースプレートに対して直交し且つ前記通風方向に平行な面を有する、蒸発シートと
をさらに備える、請求項2に記載の農作物保冷庫用冷蔵ユニット。
【請求項7】
前記蒸発シートの材質は、多孔質素材であり、
前記蒸発シートには、親水処理が施されている、
請求項5又は6に記載の農作物保冷庫用冷蔵ユニット。
【請求項8】
前記蒸発シートには、抗菌加工が施されている、
請求項7に記載の農作物保冷庫用冷蔵ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、農作物保冷庫用冷蔵ユニットに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、農作物を冷蔵する農作物保冷庫に設置される農作物保冷庫用冷蔵ユニットが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-221653号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の農作物保冷庫では、農作物保冷庫用冷蔵ユニットの蒸発器において冷却された空気が農作物保冷庫に流れ、保冷庫内の農作物を冷却した後、再度農作物保冷庫用冷蔵ユニットの蒸発器において冷却される。農作物保冷庫内には、米、野菜、漬物等様々な農作物が保冷されているため、これらの農作物を冷却した空気は、農作物が有する酸性物質を含み得る。酸性物質を含む空気が蒸発器で冷却される時、空気中の酸性物質を含む水分が蒸発器に付着する可能性がある。これにより、蒸発器に酸性物質が堆積すると、特にロウ付け接続部で腐食が発生し、蒸発器内の冷媒が漏洩する可能性がある。冷媒が大気中に漏洩すると、地球温暖化の一因となり得る。
【0005】
本開示は、農作物保冷庫内の空気に含まれる酸性物質による腐食によって冷媒が漏洩する可能性を抑制し得る農作物保冷庫用冷蔵ユニットを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、
平行に延びる複数の直線部と複数の前記直線部をそれぞれの端部において接続する複数のU字部とを有しており、継ぎ目を有さない、1本の伝熱管と、
前記直線部に固定されており、前記直線部の延伸方向に対して直交する面を有する、複数のフィンと
を備えており、前記伝熱管の両端部以外にロウ付けによる接続部を有さない、蒸発器と、
前記蒸発器を取り囲む断熱箱と、
前記断熱箱の内側に画定される冷却スペースと、
前記冷却スペースの外側において前記両端部と接続されており、冷媒が流れる、冷媒配管と
を備える、農作物保冷庫用冷蔵ユニットを提供する。
【0007】
本開示の農作物保冷庫用冷蔵ユニットによれば、酸性物質を含み得る空気は、冷却スペース内を循環する。冷却スペースにロウ付けによる接続部を有さないので、酸性物質がロウ付け部に堆積しにくく、腐食によって冷媒が漏洩する可能性を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
農作物保冷庫及び第1実施形態に係る農作物保冷庫用冷蔵ユニットの斜視図である。
第1実施形態に係る農作物保冷庫用冷蔵ユニットの分解斜視図である。
第1実施形態に係る蒸発器の斜視図である。
第1実施形態に係る蒸発器を取り囲んでいる断熱箱の一部を除去した斜視図である。
図1の断面V-Vに沿った農作物保冷庫及び第1実施形態に係る農作物保冷庫用冷蔵ユニットの断面図である。
第1実施形態に係る農作物保冷庫用冷蔵ユニットの分解斜視図である。
第1実施形態に係るベースプレート及び蒸発シートの斜視図である。
第2実施形態に係る農作物保冷庫用冷蔵ユニットの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
【0010】
[第1実施形態]
図1は、農作物保冷庫3及び第1実施形態に係る農作物保冷庫用冷蔵ユニット1の斜視図である。農作物保冷庫用冷蔵ユニット1は、農作物保冷庫3の上部に設置されており、筐体20で覆われている。農作物保冷庫3には、米、野菜、漬物等様々な農作物が収納されており、農作物保冷庫用冷蔵ユニット1が作り出す冷気によって、農作物は、保冷されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社カンネツ
冷凍装置
28日前
アクア株式会社
冷蔵庫
3日前
アクア株式会社
冷蔵庫
8日前
アクア株式会社
冷蔵庫
10日前
シャープ株式会社
冷却庫
1か月前
アクア株式会社
冷蔵庫
29日前
アクア株式会社
冷蔵庫
1日前
株式会社前川製作所
フリーザ
9日前
株式会社前川製作所
フリーザ
9日前
日産自動車株式会社
熱交換装置
17日前
株式会社前川製作所
フリーザ
9日前
株式会社前川製作所
フリーザ
9日前
三菱電機株式会社
冷蔵庫
2日前
東芝ライフスタイル株式会社
冷蔵庫
1か月前
東芝ライフスタイル株式会社
冷蔵庫
1か月前
株式会社不二工機
膨張弁
1か月前
パナソニックIPマネジメント株式会社
冷蔵庫
今日
ホシザキ株式会社
冷却貯蔵庫
1か月前
株式会社AFREX
農作物保冷庫用冷蔵ユニット
今日
矢崎エナジーシステム株式会社
吸収式冷凍システム
14日前
矢崎エナジーシステム株式会社
吸収式冷凍システム
14日前
三菱電機株式会社
冷蔵庫
1か月前
三菱電機株式会社
冷蔵庫
16日前
株式会社ディスコ
温度制御装置
7日前
グラノバリオ株式会社
クローズ型冷蔵ショーケース
21日前
東芝ライフスタイル株式会社
冷蔵庫
9日前
グラノバリオ株式会社
クローズ型冷蔵ショーケース
21日前
株式会社テージーケー
バルブユニット
20日前
東芝ライフスタイル株式会社
冷蔵庫
1か月前
東芝ライフスタイル株式会社
冷蔵庫
1か月前
東芝ライフスタイル株式会社
冷蔵庫
16日前
東芝ライフスタイル株式会社
冷蔵庫
9日前
株式会社デンソー
圧縮機モジュール
1日前
東芝ライフスタイル株式会社
冷蔵庫
9日前
学校法人東海大学
熱音響装置
7日前
エスペック株式会社
冷凍装置、環境形成装置及び冷凍方法
20日前
続きを見る
他の特許を見る