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公開番号
2025101757
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023212184
出願日
2023-12-15
発明の名称
UV遮蔽性組成物
出願人
ロレアル
,
L’OREAL
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
8/37 20060101AFI20250701BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】増大したSPF値及び良好な流動性を有しうる組成物を提供すること。
【解決手段】本発明は、(a)少なくとも1種の油と、(b)少なくとも1種の固体親油性UVフィルターと、(c)少なくとも1種のC
1~3
モノアルコールと、(d)少なくとも1種のポリアミド重縮合物とを含む組成物であって、組成物中の(c)C
1~3
モノアルコールの量が、組成物の総質量に対して10質量%以上であり、組成物中の(d)ポリアミド重縮合物の量/(a)油の量の質量比が、0.15以下、好ましくは0.14以下、より好ましくは0.13以下である、組成物に関する。本発明による組成物は、増大したSPF値及び良好な流動性を有しうる。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(a)少なくとも1種の油と、
(b)少なくとも1種の固体親油性UVフィルターと、
(c)少なくとも1種のC
1~3
モノアルコールと、
(d)少なくとも1種のポリアミド重縮合物と
を含む、組成物であって、
組成物中の(c)C
1~3
モノアルコールの量が、組成物の総質量に対して10質量%以上であり、
組成物中の(d)ポリアミド重縮合物の量/(a)油の量の質量比が、0.15以下、好ましくは0.14以下、より好ましくは0.13以下である、組成物。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
(a)油が、エステル油及び液体親油性UVフィルターから選択される、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
エステル油が、ミリスチン酸イソプロピル、セバシン酸ジイソプロピル、ラウロイルサルコシンイソプロピル、炭酸ジカプリリル、安息香酸アルキル(C12~15)、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項2に記載の組成物。
【請求項4】
液体親油性UVフィルターが、サリチル酸エチルヘキシル、オクトクリレン、ホモサレート、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項2又は3に記載の組成物。
【請求項5】
組成物中の(a)油の量が、組成物の総質量に対して、10質量%~60質量%、好ましくは20質量%~55質量%、より好ましくは30質量%~50質量%の範囲である、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項6】
(b)固体親油性UVフィルターが、エチルヘキシルトリアゾン、ブチルメトキシジベンゾイルメタン、ドロメトリゾールトリシロキサン、ビス-エチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項7】
組成物中の(b)固体親油性UVフィルターの量が、組成物の総質量に対して、1質量%~30質量%、好ましくは2質量%~25質量%、より好ましくは3質量%~20質量%の範囲である、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項8】
(c)C
1~3
モノアルコールが、エタノールである、請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項9】
組成物中の(c)C
1~3
モノアルコールの量が、組成物の総質量に対して、20質量%~60質量%、好ましくは30質量%~55質量%、より好ましくは40質量%~50質量%の範囲である、請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項10】
(d)ポリアミド重縮合物が、エチレンジアミン/ダイマージリノール酸ステアリルコポリマーである、請求項1から9のいずれか一項に記載の組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、UV線を効果的に遮蔽することができる組成物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、UVフィルターは、UV(紫外)線からの防御を付与するために利用される。皮膚をUV-A及び/又はUV-Bから防御することを意図された多くの日焼け止め組成物が、これまでに提案されている。
【0003】
これらの日焼け止め組成物は、有害なUV照射を選択的に吸収できる、1種又は複数の不溶性及び/又は脂溶性及び/又は水溶性の、有機及び/又は無機のUVフィルターを様々な濃度で含有する、ゲルの又は非水性製品の、水中油型エマルジョン又は油中水型エマルジョンの形態をとることが多い。これらのUVフィルター及びそれらの量は、所望の紫外線防御指数(SPF)の関数として選択されている。
【0004】
紫外線防御指数(SPF)は、UV遮蔽剤を用いて紅斑誘発閾値に達するのに必要なUV照射の線量と、UV遮蔽剤を用いずに紅斑誘発閾値に達するのに必要なUV照射の線量との比を、数学的に表している。
【0005】
これまでに、UV防御効果を高めるために中空粒子等のSPFブースターを含む日焼け止め組成物に関するいくつかの先行技術文献が公開されている。しかしながら、組成物の、より高いUV吸収率によって表されうる、より増大した紫外線防御指数を有する組成物への必要性が存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
EP0841341
米国特許第5783657号
米国特許第6503522号
米国特許第6552160号
米国特許第6399713号
米国特許第3645705号
米国特許第3148125号
米国特許第5500209号
米国特許第5998570号
【非特許文献】
【0007】
Walter Noll、「Chemistry and Technology of Silicones」(1968)、Academic Press
Cosmetics and Toiletries、第91巻、76年1月、27~32頁、Todd & Byers、Volatile Silicone Fluids for Cosmetics
ASTM規格445 Appendix C
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、増大したSPF値及び良好な流動性を有しうる組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の上記の目的は、
(a)少なくとも1種の油と、
(b)少なくとも1種の固体親油性UVフィルターと、
(c)少なくとも1種のC
1~3
モノアルコールと、
(d)少なくとも1種のポリアミド重縮合物と
を含む、組成物であって、
組成物中の(c)C
1~3
モノアルコールの量が、組成物の総質量に対して10質量%以上であり、
組成物中の(d)ポリアミド重縮合物の量/(a)油の量の質量比が、0.15以下、好ましくは0.14以下、より好ましくは0.13以下である、組成物によって達成することができる。
【0010】
(a)油は、エステル油及び液体親油性UVフィルターから選択することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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