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公開番号2025101736
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2024217138
出願日2024-12-12
発明の名称筋肉量増加用組成物、筋芽細胞分化促進用組成物および間葉系幹細胞増殖促進用組成物
出願人株式会社ファンケル
代理人弁理士法人お茶の水内外特許事務所
主分類A61K 36/15 20060101AFI20250630BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】新規な筋肉量増加用組成物と筋芽細胞分化促進用組成物および間葉系幹細胞増殖促進用組成物を提供すること。
【解決手段】松かさ抽出物またはリグニンを含有する筋肉量増加用組成物および筋芽細胞分化促進用組成物、ならびに松かさ抽出物を含有する間葉系幹細胞増殖促進用組成物。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
松かさ抽出物を含有することを特徴とする筋肉量増加用組成物。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
松かさ抽出物を含有することを特徴とする筋芽細胞分化促進用組成物。
【請求項3】
リグニンを含有することを特徴とする筋肉量増加用組成物。
【請求項4】
リグニンを含有することを特徴とする筋芽細胞分化促進用組成物。
【請求項5】
松かさ抽出物を含有することを特徴とする間葉系幹細胞増殖促進用組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、筋肉量増加用組成物、筋芽細胞分化促進用組成物および間葉系幹細胞増殖促進用組成物に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
筋肉量や筋力の低下は、生活の質(QOL)の低下のみならず、日常生活動作(ADL)の低下、合併症の発生、介護負担の増加にも密接に関連している。筋肉量や筋力の低下を防ぐために、運動の励行、アミノ酸やタンパク質等の栄養摂取が推奨されている。また筋力を増強するための健康食品やサプリメント等が提案されている。
筋繊維の増加(筋繊維の肥大)には、筋細胞へと分化するサテライト細胞と、このサテライト細胞へと分化する細胞であり、またサテライト細胞の機能を調節することで知られる間葉系幹細胞(MSC:muscle stem cells)の増加が関連することが知られている(非特許文献1等)。
【0003】
天然物由来の筋力増強用組成物として多くの提案がある。特許文献1には、フトモモ科の植物であるクローブが筋力増強に有用であることが記載されている。特許文献2には小麦胚芽を有効成分とする筋肉増強用組成物が記載されている。特許文献3には、小麦蛋白質の加水分解物を含有する、筋肉増加用組成物が記載されている。特許文献4には、ケールおよび/またはケール搾汁液を含有することを特徴とする筋力増強用組成物が記載されている。
【0004】
松かさ(まつぼっくり)抽出物は、リグニン等を含み、生理活性作用を有することが知られている。例えば、松かさ抽出物による制癌作用(特許文献1)、核酸ワクチンと薬物の効果を増大させる作用(特許文献2)、抗ヒトパピローマウイルス作用(特許文献3)、血糖コントロール作用(特許文献4)が報告されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開昭62-205032号公報
特表2005-508909号公報
国際公開第2006/001364号
特開2011-12021号公報
【非特許文献】
【0006】
Takegaki,J.,Sase,K.,Kono,Y.et al.“Intramuscular injection of mesenchymal stem cells activates anabolic and catabolic systems in mouse skeletal muscle.” Sci Rep 11, 21224 (2021).
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、新規な筋肉量増加用組成物と筋芽細胞分化促進用組成物および間葉系幹細胞増殖促進用組成物とを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の課題を解決するための手段は以下の通りである。
1.松かさ抽出物を含有することを特徴とする筋肉量増加用組成物。
2.松かさ抽出物を含有することを特徴とする筋芽細胞分化促進用組成物。
3.リグニンを含有することを特徴とする筋肉量増加用組成物。
4.リグニンを含有することを特徴とする筋芽細胞分化促進用組成物。
5.松かさ抽出物を含有することを特徴とする間葉系幹細胞増殖促進用組成物。
【発明の効果】
【0009】
本発明により、筋肉量増加用組成物、筋芽細胞分化促進用組成物および間葉系幹細胞増殖促進用組成物を提供することができる。本発明の筋肉量増加用組成物と筋芽細胞分化促進用組成物と間葉系幹細胞増殖促進用組成物は、植物抽出物を含有しており、安全性が高い。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実験1において、松かさ抽出物とリグニンが、筋芽細胞のミオシンの発現を促進することを示すグラフ。
実験2において、松かさ抽出物が、マウスの後肢握力を増加させたことを示すグラフ。
実験2におけるマウス前脛骨筋の断面画像。
実験2において、松かさ抽出物が、マウス前脛骨筋の断面積を増加させたことを示すグラフ。
実験2において、松かさ抽出物が、マウスの間葉系幹細胞(MSC)とサテライト細胞とを増加させたことを示すグラフ。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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