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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025101147
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023217772
出願日
2023-12-25
発明の名称
昆布洗浄装置
出願人
株式会社寺島商会
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A23L
17/60 20160101AFI20250630BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】洗浄後の昆布を従来よりも高い位置に搬出することにより取り出し作業の労働負荷を軽減すること、昆布と洗浄用ローラーとの接触面積を増やすことにより洗浄力を高めること、搬送用ローラーおよび洗浄用ローラーを近接配置して装置全体をコンパクト化することのできる、昆布洗浄装置を提供する。
【解決手段】略鉛直方向に並設されており、相互に逆回転して搬入された昆布を略水平方向に搬送する一対の搬送用ローラー3,3と、略鉛直方向に並設されており、相互に逆回転して昆布の上下両面を洗浄する一対の洗浄用ローラー5,5とを有しており、一対の洗浄用ローラー5,5で昆布を挟持する洗浄時挟持位置が、一対の搬送用ローラー3,3で昆布を挟持する搬送時挟持位置より高い位置になるように、一対の搬送用ローラー3,3および一対の洗浄用ローラー5,5が配置されている。
【選択図】 図8
特許請求の範囲
【請求項1】
搬入口から装置内に搬入された昆布を洗浄して反対側の搬出口から装置外へ搬出する昆布洗浄装置であって、
略鉛直方向に並設されており、相互に逆回転して搬入された昆布を略水平方向に搬送する一対の搬送用ローラーと、
略鉛直方向に並設されており、相互に逆回転して前記一対の搬送用ローラーによって搬送された昆布の上下両面を洗浄する一対の洗浄用ローラーとを有しており、
前記一対の洗浄用ローラーで昆布を挟持する洗浄時挟持位置が、前記一対の搬送用ローラーで昆布を挟持する搬送時挟持位置より高い位置になるように、前記一対の搬送用ローラーおよび前記一対の洗浄用ローラーが配置されている、前記昆布洗浄装置。
続きを表示(約 98 文字)
【請求項2】
下側の洗浄用ローラーの搬入側の端部が、前記一対の搬送用ローラーの搬出側の端部同士を結ぶ線を超えて搬入側に位置するように配置されている、請求項1に記載の昆布洗浄装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、昆布の表面を洗浄する昆布洗浄装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
昆布は、海藻の一種であり、アルギン酸やフコイダンなどの水溶性食物繊維やうまみ成分であるグルタミン酸を含み、佃煮などにして食したり、煮出して出汁をとるなどして使用される食材である。函館沿岸で収穫されるマコンブや利尻島沿岸で収穫されるリシリコンブ、新ひだか町三石地区沿岸で収穫されるミツイシコンブ(通称「日高こんぶ」)などが有名であり、一部は高級食材として流通している。
【0003】
しかしながら、海中から陸揚げされた昆布の表面には、藻類に属する珪藻、外肛動物のコケムシ、刺胞動物であるヒドロゾア(ヒドロ虫)、ホタテ等の貝類の稚貝など、様々な付着物が付着しており、これらが付着したままの昆布は商品価値が著しく低下する。
【0004】
そこで、これまでに昆布の商品価値を高めるため、表面の付着物を除去し洗浄するための昆布洗浄機に関する発明が提案されている。
【0005】
例えば、特開昭52-30696号公報には、複数組の洗浄用ブラシロール対を並列に設け、そのブラシロール列間に昆布を搬送させ、その昆布挿入側から昆布排出側に向ってブラシロールの回転速度を順次大きくすることにより昆布の搬送速度と各ロールの周速との差により各ロールによって昆布にブラシ作用を与える構成とし、ブラシロール列及び搬送される昆布両面に洗浄水を噴射するように構成した昆布洗浄機が提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開昭52-30696号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載された発明においては、昆布を搬入する位置に対して、搬出される位置が低く、洗浄後の昆布を水槽等から持ち上げる作業が重労働となっている。
【0008】
また、特許文献1に記載された発明において、複数組の洗浄用ブラシロール対は、昆布を挟持する挟持位置が搬送する方向に一直線上に並ぶように配置されている。そのため、各洗浄用ブラシロール対は昆布と線で接触し、接している時間が非常に短く、洗浄用ブラシロール対ごとの洗浄力は非常に低い。
【0009】
よって、洗浄力を高めるには洗浄用ブラシロール対の組数を増やす必要があり、その結果、機械が大型化してしまうという問題がある。大型の機械は大きな漁港や作業場であれば導入可能かもしれないがが、小さな漁港や作業場では設置場所が確保できず、導入できていない場所が多い。
【0010】
さらに、洗浄用ブラシロール対の組数が増えることによる、製造コストが増加し、装置が高額化するという問題もある。
(【0011】以降は省略されています)
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