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公開番号2025100936
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2025073527,2020218671
出願日2025-04-25,2020-12-28
発明の名称チューブ
出願人マックス株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F16L 11/12 20060101AFI20250626BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】保持力を有するとともに、つぶれやすいチューブを提供すること。
【解決手段】本開示に係るチューブ10は、挿入物を挿入可能である。そして、チューブ
10の内壁面12Aから突出し、内壁面12Aに対して傾斜する第1の突出部14Aと、
チューブ10の内壁面12Aから突出し、内壁面12Aに対して傾斜する第2の突出部1
4Bと、チューブ10の内壁面12Aから突出し、内壁面12Aに対して傾斜する第3の
突出部14Cと、を備える。
【選択図】図2A
特許請求の範囲【請求項1】
挿入物を挿入可能なチューブであって、
前記チューブの内壁面から突出し、前記内壁面に対して傾斜する複数の突出部が設けら
れる、
チューブ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
複数の前記突出部が互いに非平行に設けられる、
請求項1に記載のチューブ。
【請求項3】
前記複数の突出部は、
前記チューブの周方向に沿って同一方向に傾斜する
請求項1又は2に記載のチューブ。
【請求項4】
前記複数の突出部は、
基端部から先端部にかけて前記内壁面から漸次離間していく円弧状に設けられる、
請求項1又は2に記載のチューブ。
【請求項5】
第1の前記突出部は、
前記内壁面のうち、前記第1の突出部と第2の前記突出部とを接続する前記内壁面の第
1部分に向かって傾斜し、
前記第2の突出部は、
前記内壁面のうち、前記第2の突出部と第3の前記突出部とを接続する前記内壁面の第
2部分に向かって傾斜し、
前記第3の突出部は、
前記内壁面のうち、前記第3の突出部と前記第1の突出部とを接続する前記内壁面の第
3部分に向かって傾斜する、
請求項1乃至4の何れか一項に記載のチューブ。
【請求項6】
前記チューブの延伸方向に垂直な断面において、
複数の前記突出部は、
少なくとも第1厚さを有する先端部と、
前記先端部と前記内壁面とを接続し、前記第1厚さより小さい厚さを有する薄肉部を含
む基端部と、
をそれぞれ備える、
請求項1乃至5の何れか一項に記載のチューブ。
【請求項7】
前記チューブの延伸方向に垂直な断面において、
複数の前記突出部は、前記チューブの中心を基準とする回転対称に設けられる、
請求項1乃至6の何れか一項に記載のチューブ。
【請求項8】
前記チューブの延伸方向に垂直な断面において、
複数の前記突出部は、
前記内壁面の内径の35%以上65%以下の長さをそれぞれ有する、
請求項1乃至7の何れか一項に記載のチューブ。
【請求項9】
前記チューブの延伸方向に垂直な断面において、
複数の前記突出部は、
前記突出部の長さの8%以上30%以下の厚みをそれぞれ有する、
請求項1乃至8の何れか一項に記載のチューブ。
【請求項10】
前記チューブの延伸方向に垂直な断面において、
複数の前記突出部に外接する仮想内接円は、
前記内壁面の内径の25%以上50%以下の直径を有する、
請求項1乃至9の何れか一項に記載のチューブ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、チューブに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、光ファイバーケーブルや電線ケーブル等のケーブルを識別する目的で、外周
面に文字、図形、記号又は色彩等を印刷したチューブを準備し、このチューブにケーブル
を挿入してチューブをケーブルに取り付けることによってケーブルの識別を可能にし、誤
配線等を防止することが行われている。
【0003】
しかしながら、チューブの内径に対してケーブルの外径が大きすぎるとケーブルをチュ
ーブに挿入しにくくなる一方で、ケーブルの外径が小さすぎるとケーブルにチューブが十
分に固定されないため、チューブが回転したり、ずり落ちてしまう問題が生じる。
【0004】
特許文献1には、このような問題を解決するために、押圧されたときに撓んでケーブル
に接触するような接触片を内壁面から突出するように設けたチューブが開示されている。
【0005】
特許文献2には、ケーブルの外径がばらつきを有する場合であっても確実に固定するこ
とを可能とするために、内壁面から中心に向かって突出する複数のリブを設けたチューブ
が開示されている。
【0006】
特許文献3には、互いに平行な複数のリブを内壁面から突出するように設けたチューブ
が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
実願昭60-192287号のマイクロフィルム
特開平8-148039号公報
特開2015-96003号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、内壁面から突出する接触片やリブのような突出部を一つだけ設けた場合
、チューブがケーブルに十分な力で保持されないために、チューブが容易に回転したり、
ずり落ちたりしてしまう問題を解決することができなかった。
【0009】
一方で、内壁面に複数の突出部を設けた従来のチューブの場合、突出部を一つだけ設け
た場合に比べてケーブルに対する保持力は向上するものの、チューブの外周面に文字等を
印刷する際に、文字等の擦れ、ずれ、白いスジが入るなどの印字抜けが生じることがあっ
た。すなわち、チューブの外周面に文字等を印刷する場合、チューブをプラテンローラと
サーマルヘッドで挟持して押しつぶすが、チューブの内壁面に複数の突出部があるため、
押しつぶす方向によってはチューブが平らにつぶれず(でこぼこになり)、サーマルヘッ
ドが接触し難い部分ができてしまい、うまく印字できないことがあった。
【0010】
そこで本発明は、保持力を有するとともに、つぶれやすいチューブを提供することを目
的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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