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公開番号2025100547
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2025039251,2021547847
出願日2025-03-12,2020-02-28
発明の名称マージモードのための予測重み付けを決定する方法、装置及びシステム
出願人アリババ グループ ホウルディング リミテッド
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04N 19/517 20140101AFI20250626BHJP(電気通信技術)
要約【課題】マージモードのための予測重み付けを決定するためのシステム、装置及び方法を提供する。
【解決手段】1つの例示的方法は:継承されたアフィンマージ候補、構築されたアフィンマージ候補、又は符号化単位の零モーションベクトルのうちの、少なくとも1つのための重み付けを決定すること;及び決定された重み付けに基づき前記符号化単位を双方向予測することを含む。現在の符号化単位の重み付けは、ビットストリームで重み付け指標を明示的に信号伝達することを通じて又は復号器側における暗黙的導出を通じて決定され得る。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
映像データを処理する方法であって、
継承されたアフィンマージ候補、構築されたアフィンマージ候補、又は符号化単位の零モーションベクトルのうちの少なくとも1つのための重み付けを決定すること;及び
前記決定された重み付けに基づき前記符号化単位を双方向予測することを含む方法。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記重み付けはビットストリームで信号伝達される重み付け指標に基づき決定される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記決定された重み付けは前記構築されたアフィンマージ候補の重み付けを含み、前記方法はさらに、
前記構築されたアフィンマージ候補に関連する複数の制御点が1つ又は複数の重み付けを有することに応じて、前記構築されたアフィンマージ候補の重み付けを、左上制御点に関連する重み付け又は右上制御点に関連する重み付けに基づき決定することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記決定された重み付けは前記構築されたアフィンマージ候補の重み付けを含み、前記方法はさらに、
前記構築されたアフィンマージ候補に関連する複数の制御点が同じ重み付けを有することに応じて、前記構築されたアフィンマージ候補の重み付けとして前記複数の制御点の前記重み付けを決定すること;又は
前記複数の制御点が異なる重み付けを有することに応じて、前記構築されたアフィンマージ候補の前記重み付けとしてデフォルト値を決定することを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記決定された重み付けは前記構築されたアフィンマージ候補の重み付けを含み、前記方法はさらに、
前記構築されたアフィンマージ候補に対応する複数の制御点の重み付けの中から前記複数の制御点のほとんどにより使用される重み付けを決定すること;及び
前記決定された重み付けを、前記構築されたアフィンマージ候補の前記重み付けとして設定することを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記決定された重み付けは前記構築されたアフィンマージ候補の重み付けを含み、前記方法はさらに、
等しい重み付けと前記複数の制御点の重み付けとの差をそれぞれ決定すること;
前記複数の制御点の中から、前記等しい重み付けからの最小差を有する重み付けを有する第1の制御点を決定すること;及び
前記構築されたアフィンマージ候補の前記重み付けとして、前記第1の制御点の重み付けを設定することを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項7】
前記決定された重み付けは前記構築されたアフィンマージ候補の重み付けを含み、前記方法はさらに、
前記構築されたアフィンマージ候補に対応する複数の制御点の平均重み付けを決定すること;及び
前記構築されたアフィンマージ候補の前記重み付けとして前記平均重み付けを設定することを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項8】
前記決定された重み付けに基づき前記符号化単位を双方向予測することは、アフィンマージモードを使用して前記映像データを処理することを含み、前記方法はさらに、
アフィンマージ候補リストを構築する場合に、等しくない重み付けを有する零モーションベクトルを挿入する前に、等しい重み付けを有する零モーションベクトルを前記アフィンマージ候補リストへ挿入することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記決定された重み付けに基づき前記符号化単位を双方向予測することは、アフィンマージモードを使用して前記映像データを処理することを含み、前記方法はさらに、
アフィンマージ候補リストを構築する場合に、複数の構築されたアフィンマージ候補のそれぞれに対応する制御点の重み付けに基づき前記複数の構築されたアフィンマージ候補の順番を決定することを含み、
より多様でない重み付けを有する制御点を有する構築されたアフィンマージ候補は、より多様な重み付けを有する制御点を有する構築されたアフィンマージ候補より高い優先度を割り当てられる、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記複数の構築されたアフィンマージ候補の順番を前記決定することは:
2つの構築されたマージ候補のそれぞれに対応する制御点の重み付けが同じレベルの多様性を有することに応じて、前記2つの構築されたマージ候補のデフォルトの順番を使用すること
を含む、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願への相互参照
[0001] 本出願は、参照のためその開示を本明細書に援用する2019年3月11日出願の米国仮特許出願第62/816,879号の優先権及び優先権の便宜を主張する。
続きを表示(約 2,100 文字)【0002】
技術分野
[0002] 本開示は一般的には映像データ処理に関し、より具体的にはマージモードのための予測重み付けを決定する方法、装置及びシステムに関する。
【背景技術】
【0003】
背景
[0003] 映像符号化はしばしば、例えば消費される格納スペースを低減するために又はこのような信号に関連する送信帯域消費を低減するために、ディジタル映像信号を変換及び圧縮するために使用される。
【0004】
[0004]
映像符号化システムは、符号化処理に関与する様々な問題を解決するために様々なツール又は技術を実施し得る。例えば、映像符号化処理では、入力映像データは、様々なサイズのブロック単位へ分割され、ブロック毎に処理され得る。予測処理では、ブロックはイントラ予測(intra prediction)モード及びインター予測(inter prediction)モードなどの様々な予測モードを使用して、予測され得る。ブロックのサイズに基づき、様々な予測モードが適用され得る。様々な技術が、映像符号化の効率及び精度を改善するために、そして関与する計算複雑性を低減するために提案されてきた。
【0005】
[0005] しかし、様々な技術の適用は様々な条件に左右され得る。例えば、いくつかの技術は、符号化単位が様々な条件を満足するということ又は符号化単位が特定モードにおいて符号化されるということを必要とし得る。別の例として、重み付け予測処理では、いくつかの技術は、いくつかのモーションベクトル候補の処理だけへ適用し得るが、他のものへは適用し得ない。すべてのブロック又はすべての副ブロックを処理するための様々な技術の組み合わせは実現可能ではないかもしれない。したがって、それぞれの適用可能性条件を考慮することにより、様々な技術を正しく組み合わせる又は選択することが望ましい。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
開示の概要
[0006] 本開示の実施形態は、映像データ処理において予測重み付けを決定する方法、装置及びシステムを提供する。いくつかの例示的実施形態によると、映像データの復号器により行われる方法は:符号化単位の継承されたアフィンマージ(affine merge)候補、構築されたアフィンマージ候補、又は零モーションベクトルのうちの、少なくとも1つのための重み付けを決定すること;及び決定された重み付けに基づき符号化単位を双方向予測することを含む。いくつかの実施形態では、重み付けは、ビットストリームで信号伝達される重み付け指標に基づき決定され得る。
【0007】
[0007] いくつかの実施形態では、複数の制御点を有する構築されたアフィンマージ候補の重み付けを取得するために復号器により実施される方法が提供される。1つの例示的方法は:構築されたアフィンマージ候補に関連する複数の制御点が1つ又は複数の重み付けを有することに応じて、構築されたアフィンマージ候補の重み付けを、左上制御点又は右上制御点に関連する重み付けに基づき決定することを含む。
【0008】
[0008] いくつかの実施形態では、複数の制御点を有する構築されたアフィンマージ候補の重み付けを取得するために復号器により実施される方法が提供される。1つの例示的方法は:構築されたアフィンマージ候補に関連する複数の制御点が同じ重み付けを有することに応じて、構築されたアフィンマージ候補の重み付けとして、複数の制御点の重み付けを決定すること;及び複数の制御点が異なる重み付けを有することに応じて、構築されたアフィンマージ候補の重み付けとして、デフォルト値を決定することを含む。
【0009】
[0009] いくつかの実施形態では、映像データ処理において予測重み付けを決定する方法が提供される。1つの例示的方法は:複数の制御点の重み付けの中から、符号化単位の制御点の重み付けに基づき符号化単位内の第1の副ブロックの重み付けを決定すること;決定された重み付けに基づき第1の副ブロックのモーション予測子を生成すること;モーション予測子に基づき符号化単位を処理することを含む。
【0010】
[0010] いくつかの実施形態では、映像データ処理における予測重み付けを決定するための装置が提供される。1つの例示的映像処理装置は、命令を格納するメモリと、プロセッサとを含み、前記プロセッサは:継承されたアフィンマージ候補、構築されたアフィンマージ候補、又は符号化単位の零モーションベクトルのうちの、少なくとも1つのための重み付けを決定すること;及び決定された重み付けに基づき符号化単位を双方向予測すること、を前記装置に行わせるように、前記命令を実行するように構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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