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公開番号
2025100430
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2024218193
出願日
2024-12-12
発明の名称
粘性溶液塗布用マルチノズルポンプ
出願人
プロテック カンパニー リミテッド
,
PROTEC CO., LTD.
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B05C
5/00 20060101AFI20250626BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】複数のノズルを介して粘性溶液を高解像度でディスペンスする粘性溶液塗布用マルチノズルポンプを提供する。
【解決手段】本発明の粘性溶液塗布用マルチノズルポンプは、複数のノズルを介して同時に又は個別に粘性溶液を塗布することができるとともに、ノズル間の間隔を狭くし且つ全体的な大きさを小型化することができるという利点がある。また、本発明の粘性溶液塗布用マルチノズルポンプは、全体的な大きさと加圧力に比べて複数のノズル間の間隔を狭く構成することができるので、高粘度の粘性溶液を高解像度で塗布することができるという利点がある。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ポンプボディと、前記ポンプボディに設置されたヒンジ軸に対して回転可能に設けられるレバーと、前記レバーの回転に応じて昇降運動するように前記レバーに連結されるバルブロッドと、電圧が印加されると、長さが長くなりながら前記レバーを加圧して前記レバーを前記ヒンジ軸を中心に回転させるようにその端部が前記レバーに接触して前記ポンプボディに設置される圧電アクチュエータと、を備える複数のポンプユニットと、
前記複数のポンプユニットの少なくとも一部が前記バルブロッドの位置する方向へ進むほど、隣接する他の前記ポンプユニットとの間隔が減少するように配置された状態で、前記複数のポンプユニットが結合されて固定されるポンプ支持部材と、及び
前記複数のポンプユニットのバルブロッドの端部がそれぞれ挿入され、溶液が貯留される複数の貯留部と、前記複数のレバーによって前記複数のバルブロッドがそれぞれ前記複数の貯留部に対して進退運動するにつれて、前記複数の貯留部の溶液が排出されるようにそれぞれ前記複数の貯留部に通じるように形成される複数のノズルとを備えるバルブボディと、を含む、粘性溶液塗布用マルチノズルポンプ。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記複数のポンプユニットは、互いに等しい角度間隔で配列される、請求項1に記載の粘性溶液塗布用マルチノズルポンプ。
【請求項3】
前記複数のポンプユニットは、前記バルブボディに近接するほど相互間の間隔が減少するように配置され、前記ポンプ支持部材に結合される、請求項1に記載の粘性溶液塗布用マルチノズルポンプ。
【請求項4】
前記バルブボディは、前記複数のノズルが等間隔で一直線状に配列される、請求項3に記載の粘性溶液塗布用マルチノズルポンプ。
【請求項5】
前記バルブボディは、前記複数の貯留部が互いに通じるように形成される、請求項1に記載の粘性溶液塗布用マルチノズルポンプ。
【請求項6】
前記バルブボディは、前記複数の貯留部に前記溶液を供給するように形成される流入口と、前記複数の貯留部の溶液が排出される流出口とをさらに含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の粘性溶液塗布用マルチノズルポンプ。
【請求項7】
前記バルブボディの流入口に連結される流入流路と、
前記溶液を加圧して前記流入口へ供給するように前記流入流路に設置される加圧ポンプと、をさらに含む、請求項6に記載の粘性溶液塗布用マルチノズルポンプ。
【請求項8】
前記複数のポンプユニット及び前記加圧ポンプの作動を制御する制御部、をさらに含む、請求項7に記載の粘性溶液塗布用マルチノズルポンプ。
【請求項9】
前記加圧ポンプとバルブボディとを連結する前記流入流路に設置され、前記溶液の圧力を測定する圧力センサー、をさらに含み、
前記制御部は、前記圧力センサーの測定値の伝達を受けて前記加圧ポンプの作動を制御する、請求項8に記載の粘性溶液塗布用マルチノズルポンプ。
【請求項10】
前記バルブボディは、前記複数のバルブロッドの進退に応じて前記複数のノズルが個別に開閉されて前記溶液が吐出され、
前記制御部は、前記複数のバルブロッドの個別作動に応じた前記複数のノズルの個別開閉による前記複数の貯留部の圧力を補償するように前記加圧ポンプを作動させる、請求項9に記載の粘性溶液塗布用マルチノズルポンプ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、粘性溶液塗布用マルチノズルポンプに係り、より詳細には、複数のノズルを介して粘性溶液を高解像度でディスペンスする粘性溶液塗布用マルチノズルポンプに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
水、油、樹脂などの液体状態の溶液を一定量供給するディスペンサは、半導体工程や医療分野などの様々な分野で使用されている。
【0003】
最近では、自動車の製造工程においてシーラント又は外装ペイントを塗布する工程にも、ノズルを介して粘性溶液を塗布する形態のディスペンサを使用する試みが行われている。
【0004】
自動車製造工程の場合、比較的高粘度の溶液を大面積に塗布しながらも図の形態や線の太さ(幅)、多様なパターンなどを容易に調節することができる構造のディスペンサが必要である。このように大面積を短時間で塗布するためには、複数のノズルを備えた構造のポンプが必要である。さらに、正確な位置に高解像度で粘性溶液を塗布するためには、複数のノズル間の間隔が狭く且つそれぞれのノズルからの粘性溶液の吐出を個別に調節することが可能な構造のディスペンサが必要である。
【0005】
また、比較的大面積に対して高粘度の粘性溶液を大容量で塗布するためには、ポンプの駆動圧力が大きくなければならないので、ポンプ自体の大きさが大きくなる。ところが、複雑な形状を有する自動車の内部構造に、ロボットを用いてポンプを動かしながら高解像度で粘性溶液を塗布するためには、ポンプの駆動力が強いながらもポンプの大きさが小さくなければならない。また、ノズル間の間隔も狭くなければならない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
韓国登録特許公報第1301107号(2013年8月27日公告)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、高粘度の粘性溶液を複数のノズルを介して強く吐出しながらも、サイズが小さくノズル間の間隔が狭い構造を持つことができる形態の粘性溶液塗布用マルチノズルポンプを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の粘性溶液塗布用マルチノズルポンプは、ポンプボディと、前記ポンプボディに設置されたヒンジ軸に対して回転可能に設けられるレバーと、前記レバーの回転に応じて昇降運動するように前記レバーに連結されるバルブロッドと、電圧が印加されると、長さが長くなりながら前記レバーを加圧して前記レバーを前記ヒンジ軸を中心に回転させるようにその端部が前記レバーに接触して前記ポンプボディに設置される圧電アクチュエータと、を備える複数のポンプユニットと、
前記複数のポンプユニットの少なくとも一部が前記バルブロッドの位置する方向へ進むほど、隣接する他の前記ポンプユニットとの間隔が減少するように配置された状態で、前記複数のポンプユニットが結合されて固定されるポンプ支持部材と、及び
前記複数のポンプユニットのバルブロッドの端部がそれぞれ挿入され、溶液が貯留される複数の貯留部と、前記複数のレバーによって前記複数のバルブロッドがそれぞれ前記複数の貯留部に対して進退運動するにつれて、前記複数の貯留部の溶液が排出されるようにそれぞれ前記複数の貯留部に通じるように形成される複数のノズルとを備えるバルブボディと、を含むことに特徴がある。
【発明の効果】
【0009】
本発明の粘性溶液塗布用マルチノズルポンプは、複数のノズルを介して同時に又は個別に粘性溶液を塗布することができるとともに、ノズル間の間隔を狭くし且つ全体的な大きさを小型化することができるという利点がある。
【0010】
また、本発明の粘性溶液塗布用マルチノズルポンプは、全体的な大きさと加圧力に比べて複数のノズル間の間隔を狭く構成することができるので、高粘度の粘性溶液を高解像度で塗布することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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