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公開番号2025100365
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2024198645
出願日2024-11-13
発明の名称混注支援システム、判定システム及び混注支援プログラム
出願人株式会社湯山製作所
代理人個人,個人
主分類A61J 1/20 20060101AFI20250626BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】混注処理を効率的に実行することが可能な混注支援システム、判定システム及び混注支援プログラムを提供する。
【解決手段】混注支援システムは、取得処理部と、判定処理部と、出力処理部と、を備える。前記取得処理部は、混注処理を自動で行う混注装置に装填される薬品容器の撮影画像を取得する。前記判定処理部は、前記撮影画像に基づいて、前記薬品容器の装填状態の適否を判定する。前記出力処理部は、前記判定処理部の判定結果を出力する。
【選択図】図17
特許請求の範囲【請求項1】
薬品容器を含む器材であって、混注処理を自動で行う混注装置に装填される前記器材の撮影画像を取得する取得処理部と、
前記撮影画像に基づいて、前記器材の装填状態を判定する判定処理部と、
前記判定処理部の判定結果を出力する出力処理部と、を備える、
混注支援システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記薬品容器は、口部に蓋を装着可能であって、
前記判定処理部は、前記装填状態として、前記薬品容器の前記蓋の外し忘れの有無を判定する、
請求項1に記載の混注支援システム。
【請求項3】
前記薬品容器は、口部に蓋を装着可能であって、
前記判定処理部は、前記蓋を外した状態の前記薬品容器の画像に基づいて、前記装填状態を判定する、
請求項1又は2に記載の混注支援システム。
【請求項4】
前記判定処理部は、前記撮影画像内に、予め登録されたパターン画像が存在するか否かによって、前記装填状態を判定する、
請求項1又は2に記載の混注支援システム。
【請求項5】
前記判定処理部は、機械学習により生成された学習済みモデルを用いて、前記撮影画像に基づいて、前記装填状態を判定する、
請求項1又は2に記載の混注支援システム。
【請求項6】
前記撮影画像は、前記混注処理が実施される混注処理室に前記薬品容器を搬送する搬送工程より前に撮影される、
請求項1又は2に記載の混注支援システム。
【請求項7】
前記薬品容器はトレイに複数セットされた状態で装填可能であって、
前記判定処理部は、前記トレイにセットされた前記薬品容器の数と、正しく装填されている前記薬品容器の数と、を比較する、
請求項1又は2に記載の混注支援システム。
【請求項8】
前記撮影画像は、前記混注処理の準備作業を行うために用いられる作業テーブルの上方に位置する天面に配置された装填確認カメラで、前記作業テーブル上の前記器材を撮影して得られる画像である、
請求項1又は2に記載の混注支援システム。
【請求項9】
前記撮影画像は、前記器材がセットされた状態のトレイを撮影して得られる画像であって、
前記判定処理部は、前記撮影画像に基づいて、前記トレイの外周縁に重畳する異物の有無を更に判定する、
請求項1又は2に記載の混注支援システム。
【請求項10】
前記判定処理部は、
同一の前記撮影画像に基づいて、前記異物の有無と前記器材の前記装填状態とを判定し、
前記異物が存在しないと判定した場合に、前記器材の前記装填状態を判定する、
請求項9に記載の混注支援システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、混注処理の一部又は全部を支援する混注支援システム、判定システム及び混注支援プログラムに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
バイアル瓶などの薬品容器に収容された抗がん剤などの薬品を注射器で吸引し、その薬品を輸液が収容された輸液容器に注入する混注処理を実行する混注装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。ここで、薬品容器に収容されている薬品が粉薬である場合には、前記混注処理において、輸液などの溶解液を薬品容器に注入し、その薬品容器内の薬品を攪拌する攪拌工程が実行される。また、薬品が液体である場合に前記攪拌工程が実行されることもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-250016号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、前記混注装置を使用する場合、前記薬品容器に前記溶解液を注入する、又は、前記薬品容器から液体の薬品を抜き取る際に、注射器の注射針を前記薬品容器の口部のゴム栓に穿刺する。前記薬品容器の口部には取り外し可能な蓋が装着されていることがあり、本来ならば、前記蓋を外した状態で前記薬品容器を装填すべきところ、例えば、ユーザーのミス等により前記蓋が装着されたままの状態で前記薬品容器が装填される場合がある。この場合、例えば、前記蓋に前記注射針が接触する等の不具合が生じる可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、混注処理を効率的に実行することが可能な混注支援システム、判定システム及び混注支援プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一の局面に係る混注支援システムは、取得処理部と、判定処理部と、出力処理部と、を備える。前記取得処理部は、混注処理を自動で行う混注装置に装填される薬品容器の撮影画像を取得する。前記判定処理部は、前記撮影画像に基づいて、前記薬品容器の装填状態の適否を判定する。前記出力処理部は、前記判定処理部の判定結果を出力する。
【0007】
本発明の他の局面に係る判定システムは、取得処理部と、判定処理部と、出力処理部と、を備える。前記取得処理部は、口部に蓋を装着可能な薬品容器の撮影画像を取得する。前記判定処理部は、前記撮影画像、及び前記蓋を外した状態の前記薬品容器の画像に基づいて、前記薬品容器の装填状態の適否を判定する。前記出力処理部は、前記判定処理部の判定結果を出力する。
【0008】
本発明の他の局面に係る混注支援プログラムは、取得ステップと、判定ステップと、出力ステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。前記取得ステップでは、混注処理を自動で行う混注装置に装填される薬品容器の撮影画像を取得する。前記判定ステップでは、前記撮影画像に基づいて、前記薬品容器の装填状態の適否を判定する。前記出力ステップでは、前記判定ステップの判定結果を出力する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、混注処理を効率的に実行することが可能な混注支援システム、判定システム及び混注支援プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施形態に係る混注支援システムのシステム構成を示すブロック図である。
図2は、本発明の実施形態に係る混注支援システムの外観構成を示す斜視図である。
図3は、本発明の実施形態に係る混注支援システムの収容ユニットの一部を省略した状態の斜視図である。
図4は、本発明の実施形態に係る混注支援システムの主扉及び前壁の一部を取り外した状態の正面図である。
図5は、本発明の実施形態に係る混注支援システムで使用されるトレイを示す斜視図である。
図6は、本発明の実施形態に係る混注支援システムで使用されるトレイを示す斜視図である。
図7は、本発明の実施形態に係る混注支援システムで使用されるバイアル瓶を示す斜視図である。
図8は、本発明の実施形態に係る混注支援システムを下方から見た斜視図である。
図9は、本発明の実施形態に係る混注支援システムの収容ユニットの構成を示す図である。
図10は、本発明の実施形態に係る混注支援システムの収容ユニットの構成を示す図である。
図11は、本発明の実施形態に係る混注支援システムの収容ユニットの構成を示す図である。
図12は、本発明の実施形態に係る混注支援システムの収容ユニットの構成を示す図である。
図13は、本発明の実施形態に係る混注支援システムで実行される装填準備処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図14は、本発明の実施形態に係る混注支援システムで実行される混注制御処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図15は、本発明の実施形態に係る混注支援システムの装填確認カメラの構成を示す図である。
図16は、本発明の実施形態に係る混注支援システムの装填確認カメラでトレイを撮影する様子を示す図である。
図17は、本発明の実施形態に係る混注支援システムで実行される装填状態判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図18は、本発明の実施形態に係る混注支援システムの装填確認カメラの撮影エリアの一例を示す図である。
図19は、本発明の実施形態に係る混注支援システムで使用される撮影画像の一例を示す図である。
図20は、本発明の実施形態に係る混注支援システムで実行される画像処理の一例を示す図である。
図21は、本発明の実施形態に係る混注支援システムで実行される針刺し修正機能の一例を示す図である。
図22は、本発明の第4の実施形態に係る混注支援システムの装填確認カメラの構成を示す図である。
図23は、本発明の第4の実施形態に係る混注支援システムで実行される異物検知処理を説明する図である。
図24は、本発明の第4の実施形態に係る混注支援システムで実行される異物検知処理を説明する図である。
図25は、本発明の第4の実施形態に係る混注支援システムで実行される異物検知処理及び装填状態判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図26は、本発明の第4の実施形態に係る混注支援システムで実行される異物検知処理を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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