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公開番号2025105140
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223471
出願日2023-12-28
発明の名称制御装置
出願人株式会社湯山製作所
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B65G 1/137 20060101AFI20250703BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】保管装置に保管されていない薬剤箱が増加する可能性を低減すると共に、当該薬剤箱から払出対象の薬剤とは異なる種類の薬剤を取出す可能性を低減する。
【解決手段】制御装置(5A)は、保管装置(1)に保管されていない未保管薬剤箱に収容されている薬剤に関する情報を管理する管理部(53)と、払出対象の薬剤の払出指示を受付けた場合、払出対象の薬剤に関する情報に基づき、払出対象の薬剤の未保管薬剤箱からの払出可否を判定する管理判定部(54)と、払出対象の薬剤の払出が可能であると管理判定部が判定した場合、未保管薬剤箱を払出対象の薬剤の取出先候補として特定する特定部(60)と、を備える。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
薬剤を収容する薬剤箱を保管する第1保管装置に保管されていない未保管薬剤箱に収容されている薬剤に関する第1薬剤情報を管理する管理部と、
払出対象の薬剤の払出指示を受付けた場合、前記払出対象の薬剤に関する前記第1薬剤情報に基づき、前記払出対象の薬剤の前記未保管薬剤箱からの払出の可否を判定する判定部と、
前記払出対象の薬剤の払出が可能であると前記判定部が判定した場合、前記未保管薬剤箱を前記払出対象の薬剤の取出先候補として特定する特定部と、を備える、制御装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記特定部が特定した前記払出対象の薬剤の取出先候補に関する情報を報知する第1報知制御部を備える、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
薬剤を収容する薬剤箱を保管する第1保管装置に保管されていない未保管薬剤箱に収容されている薬剤に関する第1薬剤情報を管理する管理部と、
払出対象の薬剤の払出指示を受付けた場合、前記払出対象の薬剤に関する前記第1薬剤情報に基づき、前記払出対象の薬剤の前記未保管薬剤箱からの払出の可否を判定する判定部と、
前記払出対象の薬剤の払出が可能であると前記判定部が判定した場合、前記未保管薬剤箱を前記払出対象の薬剤の取出先として決定する決定部と、を備える、制御装置。
【請求項4】
前記管理部は、前記第1保管装置に保管されている薬剤箱に収容されている薬剤に関する第2薬剤情報を管理する機能を有し、
前記払出対象の薬剤について、前記未保管薬剤箱からの払出が可能であると判定し、かつ、前記第2薬剤情報に基づき前記第1保管装置からの払出が可能であると前記判定部が判定した場合、前記決定部は、前記第1保管装置に優先して前記未保管薬剤箱を、前記払出対象の薬剤の取出先として決定する、請求項3に記載の制御装置。
【請求項5】
前記第1薬剤情報は、前記未保管薬剤箱に収容されている薬剤の第1収容数を示す情報を含み、
前記判定部は、前記払出対象の薬剤についての前記第1収容数に基づき、前記払出対象の薬剤の前記未保管薬剤箱からの払出の可否を判定する、請求項1又は3に記載の制御装置。
【請求項6】
前記管理部は、薬剤を保管する第2保管装置に保管されている薬剤の在庫数を管理する機能を有し、
前記判定部は、前記在庫数が前記払出対象の薬剤を払出すべき指定数未満であると判定した場合、前記払出対象の薬剤の前記未保管薬剤箱からの払出の可否を判定する、請求項1又は3に記載の制御装置。
【請求項7】
前記管理部は、前記第1保管装置から払出された後に前記第1保管装置に未返却となっている薬剤箱に収容されている薬剤の前記第1薬剤情報を管理する、請求項1又は3に記載の制御装置。
【請求項8】
前記第1薬剤情報には、前記未保管薬剤箱を識別するための薬剤箱識別情報が含まれる、請求項1又は3に記載の制御装置。
【請求項9】
前記薬剤箱識別情報は前記未保管薬剤箱に付されており、
前記薬剤箱識別情報を前記未保管薬剤箱から読取る読取部と、
前記読取部が読取った前記薬剤箱識別情報が、前記管理部が管理する前記薬剤箱識別情報と一致するかを照合する照合部と、
前記照合部が、2つの前記薬剤箱識別情報が一致しないと判定した場合に、前記読取部が読取対象とした前記未保管薬剤箱が、前記払出対象の薬剤を収容する薬剤箱ではないことを報知する第2報知制御部と、を備える、請求項8に記載の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置等に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、薬剤を保管するドラッグステーション、及び、薬剤箱を保管する保管装置を制御する制御装置が開示されている。特許文献1の制御装置は、保管装置から払出すべき薬剤の数を払出数として決定し、当該払出数の薬剤を払出すことができる少なくとも1つの薬剤箱を保管装置から払出す制御を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-043187号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、払出対象の薬剤を払出すべき指定数よりもドラッグステーションに保管されている当該薬剤の在庫数が少ない場合、当該薬剤が収容されている薬剤箱を保管装置から払出す。そのため、作業者が保管装置から払出された薬剤箱を保管装置に返却しない場合、未返却の薬剤箱が増加する可能性がある。
【0005】
また、作業者が、未返却の薬剤箱をその後の薬剤の取出しに用いる場合もある。特許文献1の制御装置は、当該薬剤の取出しについての管理を行っていないため、作業者が払出対象の薬剤とは異なる種類の薬剤を、払出対象の薬剤として未返却の薬剤箱から取出す可能性もある。
【0006】
本発明の一態様は、保管装置に保管されていない薬剤箱が増加する可能性を低減すると共に、当該薬剤箱から払出対象の薬剤とは異なる種類の薬剤を取出す可能性を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る制御装置は、薬剤を収容する薬剤箱を保管する第1保管装置に保管されていない未保管薬剤箱に収容されている薬剤に関する第1薬剤情報を管理する管理部と、払出対象の薬剤の払出指示を受付けた場合、前記払出対象の薬剤に関する前記第1薬剤情報に基づき、前記払出対象の薬剤の前記未保管薬剤箱からの払出の可否を判定する判定部と、前記払出対象の薬剤の払出が可能であると前記判定部が判定した場合、前記未保管薬剤箱を前記払出対象の薬剤の取出先候補として特定する特定部と、を備える。
【0008】
本発明の一態様に係る制御装置は、薬剤を収容する薬剤箱を保管する第1保管装置に保管されていない未保管薬剤箱に収容されている薬剤に関する第1薬剤情報を管理する管理部と、払出対象の薬剤の払出指示を受付けた場合、前記払出対象の薬剤に関する前記第1薬剤情報に基づき、前記払出対象の薬剤の前記未保管薬剤箱からの払出の可否を判定する判定部と、前記払出対象の薬剤の払出が可能であると前記判定部が判定した場合、前記未保管薬剤箱を前記払出対象の薬剤の取出先として決定する決定部と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、保管装置に保管されていない薬剤箱が増加する可能性を低減すると共に、当該薬剤箱から払出対象の薬剤とは異なる種類の薬剤を取出す可能性を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
薬剤払出システムの一例を示す図である。
薬剤払出システムの構成例を示すブロック図である。
保管装置の一例を示す斜視図である。
ドラッグステーションを前方から見たときの、ドラッグステーションの一例を示す斜視図である。
ドラッグステーションを後方から見たときの、ドラッグステーションの一例を示す斜視図である。
ピッキングユニットの一例を示す斜視図である。
第1タッチパネルに表示されるメイン画像の一例を示す図である。
第1タッチパネルに表示される読取促進画像の一例を示す図である。
第1タッチパネルに表示される待機リスト画像の一例を示す図である。
払出対象の薬剤の取出先の決定に係る処理の一例を示すフローチャートである。
未保管薬剤箱から薬剤箱が取出されるときの処理の一例を示すフローチャートである。
第2タッチパネルに表示される画像の一例である。
第2タッチパネルに表示される画像の一例である。
薬剤払出システムの構成の別例を示すブロック図である。
払出対象の薬剤の取出先候補の特定に係る処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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