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公開番号
2025099743
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216642
出願日
2023-12-22
発明の名称
全館空調システム
出願人
株式会社システック環境研究所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F24F
7/08 20060101AFI20250626BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】複数の部屋のレタン給気をエアコンで全館空調する際に、負荷が増大することなく室内に空調空気を循環させた上で、換気が行えるだけでなく熱交換も行える空調システムを提供すること。
【解決手段】全館空調を可能にする空調箱100と、第3種の換気装置200とが連結され、空調箱100は箱体101の内部の上方にエアコン102を備え、箱体101の内部に流入したレタン給気を吸込み口から吸込み、吹出し口から空調された空気を吹出す構造を有し、第3種の換気装置200は全館空調によって室内を循環して戻ってきた室内循環空気を導入する循環空気導入管と外気を導入する外気導入管とを備え、循環空気導入管と外気導入管は各々熱交換器の入口側に接続され、熱交換器の出口側には循環空気を熱交換後に排気空気として排気ファンを介して排出する排気管が接続され外気を熱交換後に空調箱100に供給空気として流れ込む給気供給管とが接続されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
空調された空気を複数の部屋に送って全館空調を可能にする空調箱と、第3種の換気装置とが連結された全館空調システムであって、
前記空調箱は、空気の流入部を上部前面に有する箱体を備えると共に、該箱体の内部の上方に吸込み口を有し、下方に吹出し口を有するエアコンを備え、
前記流入部から前記箱体の内部に流入したレタン給気からなる空気を吸込み口から吸込み、前記吹出し口から空調された空気を吹出す構造を有し、
前記第3種の換気装置は、全館空調によって室内を循環して戻ってきた室内循環空気を導入する循環空気導入管と、外気を導入する外気導入管とを備え、前記循環空気導入管と外気導入管は各々熱交換器の入口側に接続され、
前記熱交換器の出口側には、前記循環空気を熱交換後に、排気空気として排気ファンを介して排出する排気管が接続され、前記外気を熱交換後に前記空調箱に供給空気として流れ込む給気供給管とが接続されていることを特徴とする全館空調システム。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
前記循環空気導入管及び外気導入管と、前記熱交換器との間には、切替弁が各々設けられ、前記熱交換器による熱交換を行わない場合に、前記切替弁を作動させて、
前記循環空気導入管から入った循環空気が排気ファンを介して排気管から排気されるように構成され、且つ前記外気導入管から入った外気は給気供給管を介して供給空気として前記空調箱に流れ込むように構成されることを特徴とする請求項1記載の全館空調システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の部屋のレタン給気をエアコンで全館空調する空調システムに関し、詳しくは、全館空調した空気を第3種換気する際に、換気のために排出する空調空気を、新しく空調箱に取り入れる外気と熱交換させて熱回収することができる全館空調システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ユーザが良質な睡眠を得る上で有利になる換気空調システムが開示されている。
同文献の図1に示すように、室内90の天井の近くに空調装置14の室内機が配置されており、空調装置14と離れた天井位置に、給気ファン3と排気ファン4とを備えた換気装置2が設けられている。
しかし、室温が起床時の設定温度になるように昇温するように換気手段を制御する発明であるとの記載はあるが、空調装置14と離れた天井位置に、給気ファン3と排気ファン4とを備えた換気装置2を設けた場合には、部屋数が多い全館空調をする場合には、温度制御が困難である欠点がある。
【0003】
また特許文献2には、風路切替部12を有する換気装置10Aで、切替部12の故障判定を行う制御の発明が記載されている。同文献段落0101には、室内環境を一定に保つために、全館空調により一定の温湿度になるよう空調制御する住宅においては、室内の温度変化および室内の湿度変化がより小さくなると記載され、全館空調における換気の必要性があるとの示唆はない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-108925号公報
特開2022-045631号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明者は、全館空調における換気を第3種換気で行う際に、熱効率に優れた空調システムを提供すべく、鋭意検討した結果、本発明に至った。
【0006】
そこで、本発明の課題は、複数の部屋のレタン給気をエアコンで全館空調する際に、負荷が増大することなく室内に空調空気を循環させた上で、換気が行えるだけでなく熱交換も行える空調システムを提供することにある。
【0007】
さらに本発明の他の課題は、以下の記載によって明らかとなる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題は以下の各発明によって解決される。
【0009】
(請求項1)
空調された空気を複数の部屋に送って全館空調を可能にする空調箱と、第3種の換気装置とが連結された全館空調システムであって、
前記空調箱は、空気の流入部を上部前面に有する箱体を備えると共に、該箱体の内部の上方に吸込み口を有し、下方に吹出し口を有するエアコンを備え、
前記流入部から前記箱体の内部に流入したレタン給気からなる空気を吸込み口から吸込み、前記吹出し口から空調された空気を吹出す構造を有し、
前記第3種の換気装置は、全館空調によって室内を循環して戻ってきた室内循環空気を導入する循環空気導入管と、外気を導入する外気導入管とを備え、前記循環空気導入管と外気導入管は各々熱交換器の入口側に接続され、
前記熱交換器の出口側には、前記循環空気を熱交換後に、排気空気として排気ファンを介して排出する排気管が接続され、前記外気を熱交換後に前記空調箱に供給空気として流れ込む給気供給管とが接続されていることを特徴とする全館空調システム。
(請求項2)
前記循環空気導入管及び外気導入管と、前記熱交換器との間には、切替弁が各々設けられ、前記熱交換器による熱交換を行わない場合に、前記切替弁を作動させて、
前記循環空気導入管から入った循環空気が排気ファンを介して排気管から排気されるように構成され、且つ前記外気導入管から入った外気は給気供給管を介して供給空気として前記空調箱に流れ込むように構成されることを特徴とする請求項1記載の全館空調システム。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、複数の部屋のレタン給気をエアコンで全館空調する際に、負荷が増大することなく室内に空調空気を循環させた上で、換気が行えるだけでなく熱交換も行える空調システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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