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公開番号2025098840
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023215233
出願日2023-12-20
発明の名称情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
出願人ソフトバンク株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類H04W 72/0457 20230101AFI20250625BHJP(電気通信技術)
要約【課題】コアネットワークの構成が複雑化しても、通信状況の把握に必要なデータを適時に、大量に取得することができるようにする。
【解決手段】コアネットワークから、C-PlaneのパケットとU-Planeのパケットとを取得する取得部と、取得部が取得したU-Planeのパケットから、送信元アドレス、宛先アドレス、および、TEIDを抽出し、取得部が取得したC-Planeのパケットのペイロードに格納された情報から、U-Planeのパケットの送信元アドレス、宛先アドレス、および、TEIDを抽出する抽出部と、抽出部が抽出した送信元アドレス、宛先アドレス、および、TEIDに基づいてC-PlaneのパケットとU-Planeのパケットとを紐づける紐づけ部とを備える。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
コアネットワークから、C-PlaneのパケットとU-Planeのパケットとを取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記U-Planeのパケットから、送信元アドレス、宛先アドレス、および、TEID(Tunnel Endpoint Identifier)を抽出し、前記取得部が取得した前記C-Planeのパケットのペイロードに格納された情報から、前記U-Planeのパケットの送信元アドレス、宛先アドレス、および、TEIDを抽出する抽出部と、
前記抽出部が抽出した送信元アドレス、宛先アドレス、および、TEIDに基づいて前記C-PlaneのパケットとU-Planeのパケットとを紐づける紐づけ部と
を備える情報処理システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記コアネットワークは、5G通信ネットワークにおけるコアネットワークであり、
前記取得部は、参照点N2、参照点N12からC-Planeのパケットを取得し、参照点N3からU-Planeのパケットを取得する
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記取得部は、さらに、参照点N26からC-Planeのパケットを取得する
請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記取得部は、参照点N2から取得したC-Planeのパケットを、前記パケットのProcedure Codeを参照して第1の種類のパケットと、第2の種類のパケットに分類し、前記第1の種類に分類されたパケットのみを、前記抽出部に供給する
請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記コアネットワークは、LTE通信ネットワークにおけるコアネットワークであり、
前記取得部は、参照点S11からC-Planeのパケットを取得し、参照点S1-UからU-Planeのパケットを取得する
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記取得部は、参照点S11から取得したC-Planeのパケットを、前記パケットのメッセージタイプを参照して第1の種類のパケットと、第2の種類のパケットに分類し、前記第1の種類に分類されたパケットのみを、前記抽出部に供給する
請求項5に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記取得部は、前記第1の種類に分類されたパケットを、前記パケットに格納された所定のIE(Information Element)の値を参照して、第3の種類のパケットと、第4の種類のパケットにさらに分類し、前記第3の種類に分類されたパケットのみを、前記抽出部に供給する
請求項6に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記抽出部は、前記抽出した送信元アドレス、宛先アドレス、および、TEIDに基づいて、複数のユーザのそれぞれによる通信に係るパケットを識別する識別情報を生成し、
前記紐づけ部は、前記識別情報に基づいて、前記C-PlaneのパケットとU-Planeのパケットとを紐づける
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記識別情報は、前記送信元アドレス、前記宛先アドレス、および、前記TEIDのハッシュ値を含む
請求項8に記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記C-Planeのパケットに係る第1の取得部および第1の抽出部と、
前記U-Planeのパケットに係る第2の取得部および第2の抽出部とを有し、
1の前記第1の取得部および前記第1の抽出部の組み合わせに対し、前記第2の取得部および前記第2の抽出部の組み合わせが複数設けられる
請求項7に記載の情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法およびプログラムに関し、コアネットワークの構成が複雑化しても、通信状況の把握に必要なデータを適時に、大量に取得することができる情報処理システム、情報処理方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
ネットワークを流れるパケットを解析して、KPIを算出することなどにより、通信の品質評価が行われている。また、RTBなどを活用したマーケティング活動においても、ネットワークを流れるパケットの解析が行われている。
【0003】
例えば、LTEでは、MMEとS-GWとの接続に係る参照点S11、基地局であるeNodeBとS-GWとの接続に係る参照点S1-Uとから、それぞれC-PlaneのパケットとU-Planeのパケットを取り出していた。取り出されたC-PlaneのパケットとU-Planeのパケットとを紐づけることで同一のユーザの通信に係るデータを特定し、通信状況の解析に必要な情報等が取得される。
【0004】
また、受信したパケットを分析するパケット分析部が、フロー情報を参照して受信したパケットをフロー分別し、パケットに対応するフローの識別子であるフローIDを付与することで、トラフィック制御単位、トラフィック制御方法の向上を図る技術も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-090476
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
LTEの初期リリースにおいては、C-Planeのパケットの取り出し位置とU-Planeのパケットを取り出し位置とは、1つのデータセンタ内に集約されていた。
【0007】
一方、LTEの後期リリースで定義されたCUPS(C・U-Plane Separate)アーキテクチャや5G(以下、「5G対応以後」と記載する場合がある。)においては、U-Planeの処理に係るUPFに代表されるネットワーク機能部を担うサーバが分散して配置されるようになった。例えば、コアネットワークのパフォーマンスの向上を図るため、基地局の近傍のデータセンタに、UPFとして機能するサーバが配置されることが多くなった。
【0008】
このため、5G対応以後、C-Planeのパケットを取り出すデータセンタと、U-Planeのパケットを取り出すデータセンタとが異なることが多くなり、同一のユーザの通信に係るデータを紐づけることが難しくなった。一方で、例えば、引用文献1では、C-Planeのパケットの取り出し位置とU-Planeのパケットの取り出し位置とがそれぞれ異なるデータセンタに配置されることは考慮されていない。
【0009】
また、従来の同一のユーザの通信に係るデータの紐づけは、各ユーザのトラフィックに対して暫定的に付与されたIDを、一意に定まるIDに対応付けるためのテーブルなどを用いて行われていた。このため、従来の紐づけ処理は、処理負荷が高く、データの紐づけが可能となるユーザの数が限られており、例えば、Key Performance Indicator(KPI)などについての十分な分析ができなかった。
【0010】
本発明の一態様は、コアネットワークの構成が複雑化しても、通信状況の把握に必要なデータを適時に、大量に取得することができる技術を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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