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公開番号
2025098303
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023214340
出願日
2023-12-20
発明の名称
メイクアップ化粧料
出願人
株式会社日本色材工業研究所
代理人
個人
主分類
A61K
8/92 20060101AFI20250625BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】動物性のワックスを配合せずとも、粘り感や仕上がり、艶感が向上したメイクアップ化粧料を提供する。
【解決手段】(A)成分として、サトウキビロウ 0.2~10質量%と、(B)成分として、キャンデリラロウ 0~10質量%と、を含有し、(A)成分と(B)成分の合計が、2~13.5質量%であることを特徴とするメイクアップ化粧料である。また、サトウキビロウと前記キャンデリラロウの配合比率が、10:1~1:10であることが好ましく、ケラチン繊維塗布用のメイクアップ化粧料であることが好ましい。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)成分として、サトウキビロウ 0.2~10質量%と、
(B)成分として、キャンデリラロウ 0~10質量%と、
を含有し、
前記(A)成分と前記(B)成分の合計が、2~13.5質量%であることを特徴とするメイクアップ化粧料。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
前記サトウキビロウと前記キャンデリラロウの配合比率が、10:1~1:10である請求項1記載のメイクアップ化粧料。
【請求項3】
前記メイクアップ化粧料が、ケラチン繊維塗布用のメイクアップ化粧料である請求項1または2記載のメイクアップ化粧料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、メイクアップ化粧料に関し、特に、動物性のワックスを配合せずとも、粘り感や仕上がり、艶感が向上したメイクアップ化粧料に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的なメイクアップ化粧料、特にケラチン繊維に塗布するためのメイクアップ化粧料は、適度な粘り感の付与やメイクアップ化粧料としての良好な仕上がりを目的としてミツロウ等の動物性のワックスが広く使用されていた。
【0003】
例えば、特許文献1には、(A)アルコール変性ミツロウ、(B)有機変性粘土鉱物、(C)デキストリン脂肪酸エステル、(D)揮発性油剤を含有することを特徴とする油性睫用化粧料が、開示され、また、特許文献2には、(A)マイクロワックス、キャンデリラワックス、ミツロウから選ばれる一種以上のワックス、(B)白色ワセリン、(C)両性のポリマーを含有することを特徴とする毛髪化粧料が、開示されている。
【0004】
一方、特許文献3には、滑らかな化粧品フィルムを睫毛に付与するための方法であって、ケラチン繊維の幹部上にフィルムを形成することが可能な会合性増粘剤を含む組成物によって、前記睫毛上に初期被膜を形成することと、該被膜が自己平滑化し、凝集塊を低減し、前記初期被膜と比較して滑らかな表面を有する被膜を提供することとを含み、前記会合性増粘剤が、(i)平均分子量が約500~約20,000g/molの間にあるポリエーテルポリオール成分、(ii)ジイソシアネート、(iii)枝分れ脂肪族C8~36第一級アルコール、及び(iv)任意には前記ジイソシアネートと反応する2つの基と疎水性部分とを備える変性剤を含む混合物の反応に由来するポリウレタンポリマーを含む、方法が開示され、明細書の段落[0081]には米ぬか蝋、カルナバ蝋、オーリキュリー蝋、カンデリラ蝋、モンタン蝋、サトウキビ蝋、オゾケライト、ポリエチレン蝋、Fischer-Tropsch蝋、蜜蝋、植物蝋、微晶質蝋、シリコーン蝋、フッ素化蝋等の記載がある。また、特許文献4には、(A)抗菌成分、(B)シクロデキストリン系化合物、及び(C)融点が40℃以上である固形ワックスを含有し、且つ、(D)水の含有量が組成物全体に対して40重量%以下である、皮膚外用組成物であって、(C)成分として、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス、硬化ヒマシ油、ポリプロピレンワックス、(ステアロキシメチコン/ジメチコン)コポリマー、セテアリルメチコン、アルキル(C30-45)セテアリルジメチコンクロスポリマー、カルナウバロウ、キャンデリラワックス、木ロウ、米糠ロウ、ハゼロウ、ウルシロウ、サトウキビロウ、パームロウ、オレンジ果皮ロウ、オレンジ花ロウ、オオバナソケイ花ロウ、クチベニスイセン花ロウ、シロヤマモモ果実ロウ、スイートアカシア花ロウ、チューベロース花ロウ、蜜蝋、サラシミツロウ、鯨蝋、セラック蝋、ラノリン、モンタンワックス、オゾケライト、セレシンワックス、セチルアルコール、ステアリルアルコール、及びベヘニルアルコールからなる群より選択される少なくとも1種を含有する皮膚外用組成物が、開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-63927号公報
特開2023-94350号公報
特表2013-514353号公報
特開2019-88925号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、近年、動物愛護の観点より動物由来原料は忌避される傾向にあり、動物由来原料以外の成分を使用したメイクアップ化粧料が望まれている。これに対して、引用文献1~4記載の技術は、いずれも動物性のワックスを配合可能とするものであり、動物由来原料の忌避に関しては、まったく考慮されていなかった。
【0007】
また、例えば、ミツロウ等の動物性のワックスはマスカラ化粧料に適度な粘りを付与することが可能であり、炭化水素ワックス等と組み合わせて汎用されてきた。この粘りがあることで、化粧料がケラチン繊維に均一に付着することが可能となる。この動物性のワックスの代替原料として、炭化水素ワックスや植物由来のロウ・ワックスが考えられるものの、動物性のワックス含有品と比較すると粘り感、仕上がりが十分ではなく、完全な代替品になり得るものではなかった。そこで、動物愛護の観点より動物由来原料を使用しない製品のニーズが高まっており、これら動物性のワックスの抜去が望まれている。
【0008】
そこで、本発明の目的は、前記の従来技術の問題点を解決し、動物性のワックスを配合せずとも、粘り感や仕上がり、艶感が向上したメイクアップ化粧料を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、サトウキビロウを主成分として使用することによって、前記目的を達成し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
即ち、本発明のメイクアップ化粧料は、
(A)成分として、サトウキビロウ 0.2~10質量%と、
(B)成分として、キャンデリラロウ 0~10質量%と、
を含有し、
前記(A)成分と前記(B)成分の合計が、2~13.5質量%であることを特徴とするメイクアップ化粧料である。
(【0011】以降は省略されています)
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