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公開番号
2025098240
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2025058301,2023558582
出願日
2025-03-31,2021-03-24
発明の名称
装薬および装薬を備えた砲弾
出願人
ダビデ、コーエン
,
DAVID COHEN
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
F42B
5/38 20060101AFI20250624BHJP(弾薬;爆破)
要約
【課題】成形装薬を使用して集中爆発を提供する推進機構を提供する。
【解決手段】射出物12を発射するための推進機構10が、起爆点16を有する推進薬であって、推進薬は起爆点16で起爆され、起爆点16が前進方向の、射出物12に最も近い一端部にあることにより、射出物12から離れる向きの後退方向に推進薬を通って爆轟が進行する、推進薬を有する。射出物12を向いた前進方向に爆轟を反射するために、射出物12の反対側に反射面18が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
集中爆発を生成するための推進機構であって、
前記集中爆発のための前進方向および第1の端部と、前記集中爆発から離れる向きの後退方向および第2の端部と、
起爆点を有する推進薬であって、前記推進薬は、前記起爆点での起爆部を使用して前記起爆点で起爆され、前記起爆点が前記前進方向の前記第1の端部にあることにより、前記後退方向に前記推進薬を通って爆轟が進行する、推進薬と、
前記第2の端部における、前記前進方向に前記爆轟を反射する反射面と、を備え、
前記反射面は、所定の幾何学的形状のキャビティを含み、前記キャビティは、円錐であり、前記円錐の各々は、頂点、およびそれぞれの前記頂点を通る長手方向軸を有し、前記長手方向軸は、前記起爆点で交わっている、
推進機構。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記反射面は、前記前進方向で前記爆轟を集束させるように成形されている、
請求項1に記載の推進機構。
【請求項3】
集中爆発を生成するための推進機構であって、前記推進機構は、
前記集中爆発のための前進方向および第1の端部と、前記集中爆発から離れる向きの後退方向および第2の端部と、
起爆点を有する推進薬であって、前記推進薬は起爆部を使用して前記起爆点で起爆され、前記起爆部が前記前進方向の前記第1の端部に配置されることにより、前記前進方向から離れる向きの前記後退方向に前記推進薬を通って爆轟が進行する、推進薬と、
前記第2の端部における、前記前進方向に前記爆轟を反射する反射面と、を備え、
前記反射面は、所定の幾何学的形状のキャビティを含み、前記キャビティは中空部を有し、前記キャビティの前記中空部は、構造材料で裏打ちされており、または、前記キャビティの前記中空部は、充填材で充填されている、
推進機構。
【請求項4】
前記キャビティの中空部は、構造材料で裏打ちされており、または、前記キャビティの中空部は、充填材で充填されている、
請求項1または2に記載の推進機構。
【請求項5】
前記前進方向に優先的な圧力放出を引き起こすように構成されたケーシングを備える、
請求項1~4のいずれか一項に記載の推進機構。
【請求項6】
前記ケーシングは、前記前進方向を向いた側にプレートを備える、
請求項5に記載の推進機構。
【請求項7】
前記反射面は、放物面を含む、
請求項1~6のいずれか一項に記載の推進機構。
【請求項8】
前記放物面は、前記起爆点を集束したビームとして反射するように構成される、
請求項7に記載の推進機構。
【請求項9】
前記中空部は、前記放物面に配置される、
請求項7または8に記載の推進機構。
【請求項10】
前記中空部は、前記ビームをさらに集束させ、加速させ、または方向付けさせるように配置され、構成される、
請求項9に記載の推進機構。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、そのいくつかの実施形態では、射出物などを射出するための装薬に関し、また、オプションとして、そのような装薬が組み込まれた砲弾に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、推進薬の有効性は、推進薬が特定の速度で爆轟してチャンバ内に圧力を付与することにより、装薬に関連付けられた射出物を射出することができる能力に基づいている。
【0003】
現在の爆速により、当技術分野で明確に定義された制限速度で射出物を射出することが可能となっている。
【0004】
これらの制限速度を超えることができても何ら成果につながらないことが証明されており、軍事エンジニアは、爆薬により可能な速度を射出物が超えることを可能にするために、レールに沿って整列された磁界を介した加速を使用するレールガンの使用に移っている。
【0005】
爆薬をベースとした推進薬は、約2.3km/s以下の砲口速度を達成することができるが、レールガンでは、現在、3km/sを超え、3.5km/sもの速度を達成することができ、したがって、射出物に大きな運動エネルギーを提供することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本実施形態は、1つまたは複数の成形装薬を使用して集中爆発を提供する推進機構を提供しうる。代替的な態様では、本実施形態は、逆行してから反射されて射出物に集束する爆轟を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本実施形態の一態様によれば、
射出物を発射するための推進機構であって、
前記射出物を向いた前進方向および第1の端部と、前記射出物から離れる向きの後退方向および第2の端部と、
起爆点を有する推進薬であって、前記推進薬は前記起爆点で起爆され、前記起爆点が前記前進方向の、前記射出物に最も近い前記第1の端部にあることにより、前記射出物から離れる向きの前記後退方向に前記推進薬を通って爆轟が進行する、推進薬と、
前記射出物から離れる向きの前記第2の端部における、前記射出物を向いた前記前進方向に前記爆轟を反射する反射面と、
を備えた推進機構が提供される。
【0008】
本実施形態の第2の態様によれば、
射出物を発射するための推進機構を備えた射出物であって、
発射方向における前進方向および第1の端部と、前記発射方向とは反対向きの後退方向および第2の端部と、
起爆点を有する推進薬であって、前記推進薬は前記起爆点で起爆され、前記起爆点が前記射出物を向いた前記第1の端部にあることにより、前記射出物から離れる向きの前記後退方向に前記推進薬を通って爆轟が進行する、推進薬と、
前記射出物から離れる向きの前記第2の端部における、前記射出物を向いた前記前進方向に前記爆轟を反射する反射面と、
を備えた射出物が提供される。
【0009】
本発明の第3の態様によれば、射出物を発射するための推進機構を製造する方法であって、
炸薬を用意するステップと、
前記炸薬を、丸みのある第1の表面および平坦な第2の表面を有する半球形状に成形するステップと、
前記丸みのある第1の表面に中空部インサートを成形するステップと、
前記平坦な第2の表面に起爆部を設けるステップと、
成形した前記炸薬をケーシング内に配置するステップと、
を含む方法が提供される。
【0010】
本発明の第4の態様によれば、成形装薬を製造する方法であって、
成形装薬の所望の形状を定義するステップと、
付加製造(additive manufacture)を用いて一層ずつ前記成形装薬を構築するステップと、
を含む方法が提供される。
(【0011】以降は省略されています)
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