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公開番号
2025097775
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2023214180
出願日
2023-12-19
発明の名称
空調吹出口の風向調整装置および空調機
出願人
個人
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
F24F
13/08 20060101AFI20250624BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】本願は、有効成分を揮発する部材を装着可能でありながら、気流の乱れを可及的に抑制可能な空調吹出口の風向調整装置および空調機を開示する。
【解決手段】本発明は、空調吹出口の風向調整装置であって、空気の風向を調整可能な板面を有しており、空調機に空気調和された空気が吹き出る細長い空調吹出口の内部または前方において、空調吹出口の長手方向に沿って延在するように配置される板状の風向調整板部と、風向調整板部の空調吹出口側の縁に沿って棒状に延在し、表面が円柱の外周面状であり、且つ、揮発性の有効成分を収容可能な収容空間を内部に有する棒状部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
空気の風向を調整可能な板面を有しており、空調機に空気調和された空気が吹き出る細長い空調吹出口の内部または前方において、前記空調吹出口の長手方向に沿って延在するように配置される板状の風向調整板部と、
前記風向調整板部の前記空調吹出口側の縁に沿って棒状に延在し、表面が円柱の外周面状であり、且つ、揮発性の有効成分を収容可能な収容空間を内部に有する棒状部と、を備える、
空調吹出口の風向調整装置。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記風向調整板部は、全体的に長方形の外観を有しており、
前記棒状部は、前記風向調整板部のうち前記長方形に2つある長辺のうちの一辺に相当する部位に沿って棒状に延在する、
請求項1に記載の空調吹出口の風向調整装置。
【請求項3】
前記風向調整板部は、前記円柱の外周面から突設されるように形成されている、
請求項1に記載の空調吹出口の風向調整装置。
【請求項4】
前記棒状部は、前記収容空間の内外を連通する通気孔を外面に有する、
請求項1に記載の空調吹出口の風向調整装置。
【請求項5】
前記棒状部は、前記有効成分を前記収容空間へ出し入れ可能な出し入れ口を前記棒状部の両端部のうちの少なくとも一端に有する、
請求項1に記載の空調吹出口の風向調整装置。
【請求項6】
前記棒状部と前記風向調整板部とを有する本体部を、前記風向調整板部が前記空調吹出口の前方に位置する状態で支持する支持部を更に備える、
請求項1に記載の空調吹出口の風向調整装置。
【請求項7】
前記風向調整板部は、前記棒状部が前記空調吹出口の内部に設けられた軸に嵌合することにより、前記空調吹出口の内部または前方に配置される、
請求項1に記載の空調吹出口の風向調整装置。
【請求項8】
請求項1から7の何れか一項に記載の風向調整装置を空調吹出口に備える、
空調機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は、空調吹出口の風向調整装置および空調機を開示する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ビルや店舗、病院、家屋等の各種建物には、室内の空気調和を行う空調機が設置されている。空調機には、天井や壁等に埋め込むタイプや、天井から吊り下げるタイプ、壁面に据え付けるタイプがあるが、何れも空気調和された空気を室内へ吹き出す空調吹出口が備わっている点で共通する。
【0003】
ところで、空気の比重が温度に反比例するため、暖かい空気は室内の上部に溜まる。また、冷たい空気は室内の下部に溜まる。よって、空調機は、例えば、冷房運転を行う場合には室内の上部に溜まる暖かい空気を効率的に吸い込んで空気調和できるように、空調吹出口から室内の下部へ向けて冷気を吹き出す。したがって、空調吹出口から吹き出る冷気が室内の人へ当たるのを避けるために、例えば、特許文献1に示すような、空調吹出口の風向を調整する器具が市販されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3114170号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、衛生意識の向上により、除菌効果を発揮する除菌成分を室内空間で揮発させることが行われている。また、快適な空間を演出するために、リラクゼーション効果を発揮する芳香成分を室内空間で揮発させることが行われている。このような各種の有効成分を室内空間で揮発させる場合、有効成分を揮発する部材を空調吹出口付近に配置することが拡散性の観点から好適である。
【0006】
空調吹出口には、風向を調整するための風向調整装置が空調機に標準装備或いは利用者により後付けされる。有効成分の拡散性に鑑みれば、有効成分を収めた部材をこのような風向調整装置に装着するのが合理的である。しかしながら、例えば、風向調整を担う板面にこのような部材を装着すると、気流の乱れを生じさせて風向調整機能に悪影響を与える恐れがある。
【0007】
そこで、本願は、有効成分を揮発する部材を装着可能でありながら、気流の乱れを可及的に抑制可能な空調吹出口の風向調整装置および空調機を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明では、板状の風向調整板部の空調吹出口側の縁沿いに、棒状に延在し、表面が円柱の外周面状であり、且つ、揮発性の有効成分を収容可能な収容空間を内部に有する棒状部を設けることにした。
【0009】
詳細には、本発明は、空調吹出口の風向調整装置であって、空気の風向を調整可能な板面を有しており、空調機に空気調和された空気が吹き出る細長い空調吹出口の内部または前方において、空調吹出口の長手方向に沿って延在するように配置される板状の風向調整板部と、風向調整板部の空調吹出口側の縁に沿って棒状に延在し、表面が円柱の外周面状であり、且つ、揮発性の有効成分を収容可能な収容空間を内部に有する棒状部と、を備え
る。
【0010】
上記の風向調整装置であれば、有効成分を収容空間に収容する棒状部が円柱状の外周面を形成しているため、コアンダ効果により、空気が棒状部の外周面に沿って風向調整板部の方へ流れる。このため、棒状部を通過した空気が風向調整板部へ流れる場合であっても、風向調整板部の表面における気流の乱れが可及的に抑制される。したがって、風向調整装置は、本来果たすべき風向調整機能を損なうことなく、有効成分を担持した有効成分の部材を装着可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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