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公開番号
2025097090
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023213164
出願日
2023-12-18
発明の名称
プロペラダクトの支持構造
出願人
川崎重工業株式会社
代理人
弁理士法人有古特許事務所
主分類
B63H
5/15 20060101AFI20250623BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約
【課題】船体とプロペラダクトとの接続箇所を増やすことなくプロペラダクトの固有振動数を調整可能な支持構造を提供する。
【解決手段】一実施形態に係るプロペラダクト3の支持構造は、プロペラダクト3を船体1から吊り下げる主支持体4と、主支持体4の側方でプロペラダクト3を主支持体4と接続する少なくとも1つの副支持体5を含む。副支持体5は、プロペラダクト3の軸方向と平行な板状である。例えば、各副支持体5は、プロペラダクト3から径方向外向きに突出する第1補強板51と、第1補強板51から折れ曲がって主支持体4の側面につながる第2補強板52を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
プロペラダクトを船体から吊り下げる主支持体と、
前記主支持体の側方で前記プロペラダクトを前記主支持体と接続する、前記プロペラダクトの軸方向と平行な板状の少なくとも1つの副支持体と、
を備える、プロペラダクトの支持構造。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記少なくとも1つの副支持体は、前記プロペラダクトから径方向外向きに突出する第1補強板と、前記第1補強板から折れ曲がって前記主支持体の側面につながる第2補強板を含む、請求項1に記載のプロペラダクトの支持構造。
【請求項3】
前記第1補強板の前記プロペラダクトからの突出長さは、前記プロペラダクト内に配置されるプロペラの直径の1%以上10%以下である、請求項2に記載のプロペラダクトの支持構造。
【請求項4】
前記プロペラダクトの外周面上の、前記主支持体の中心からの前記第1補強板の角度位置は50度以上80度以下である、請求項2または3に記載のプロペラダクトの支持構造。
【請求項5】
前記主支持体は、下方に向かって幅が狭くなる形状を有している、請求項1乃至3の何れか一項に記載のプロペラダクトの支持構造。
【請求項6】
前記少なくとも1つの副支持体は、前記主支持体の両側に配置された一対の副支持体を含む、請求項1乃至3の何れか一項に記載のプロペラダクトの支持構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、船舶の推進用のプロペラを囲繞するプロペラダクトの支持構造に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
船舶においては、推進効率向上のために、推進用のプロペラを囲繞するプロペラダクトが設けられることがある。例えば、特許文献1の第4図および第5図には、プロペラダクトを柱状の支持体によって船体から吊り下げる支持構造が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭61-78100号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、プロペラダクトには、プロペラの回転に伴って当該プロペラダクトを周期的に振動させようとする加振力が作用する。このため、プロペラダクトの固有振動数を加振力の振動数と異ならせることが望まれる。
【0005】
しかしながら、特許文献1の第4図および第5図に記載されているような支持構造では、プロペラダクトの固有振動数を大きく変えることは困難である。この点、支持体の両側に一対の連結板を設け、前記一対の連結板でプロペラダクトを船体と接続することも考えられる。しかし、船体は外力による変形量が場所によって異なるため、支持体に加えて一対の連結板でプロペラダクトを船体と接続した場合には、船体の変形に由来する大きな負荷がプロペラダクトと支持体および連結板との接合部や支持体および連結板と船体との接合部に作用することがある。
【0006】
そこで、本開示は、船体とプロペラダクトとの接続箇所を増やすことなくプロペラダクトの固有振動数を調整可能な支持構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、プロペラダクトを船体から吊り下げる主支持体と、前記主支持体の側方で前記プロペラダクトを前記主支持体と接続する、前記プロペラダクトの軸方向と平行な板状の少なくとも1つの副支持体と、を備える、プロペラダクトの支持構造を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、船体とプロペラダクトとの接続箇所を増やすことなくプロペラダクトの固有振動数を調整可能な支持構造が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1Aおよび1Bはそれぞれプロペラダクトの支持構造の背面図および側面図である。
変形例のプロペラダクトの支持構造の背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1Aおよび1Bに、一実施形態に係るプロペラダクト3の支持構造を示す。船体1は、船尾に、推進用のプロペラ2の上方に位置するプロペラ上部11と、プロペラ2の前方に位置するプロペラ上流部12を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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