TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025096969
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023213003
出願日
2023-12-18
発明の名称
取付具
出願人
株式会社アイリス
,
株式会社ミムロ
代理人
個人
主分類
A61F
5/449 20060101AFI20250623BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本発明は、取付具に関する。
【解決手段】
ストーマの周囲に貼り付ける貼着部、排泄物を収容する収容袋及び前記貼着部と前記収容袋の間に配置されベルトを取り付ける被挟持部とから構成されるストーマ装具に取り付ける取付具(1)であって、前記被挟持部の一の面側に配置され、前記被挟持部に形成された貫通孔に対応する位置に位置決め部を有する本体部(10)と、前記本体部に揺動自在に取り付けられ、前記被挟持部の他の面側に配置され、前記貫通孔及び位置決め部を挿通する凸部を有し、前記本体部と共に前記被挟持部を挟み込む挟持部(20)と、前記本体部に形成され、弾性変形により前記挟持部を前記本体部側に付勢する付勢部(30)と、前記本体部に形成され、ベルトを取り付けるベルト連結部(40)とを備える。取付具1は、ストーマ装具への着脱が容易で、外れにくい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ストーマの周囲に貼り付ける貼着部、排泄物を収容する収容袋及び前記貼着部と前記収容袋の間に配置されベルトを取り付ける被挟持部とから構成されるストーマ装具に取り付ける取付具(1)であって、
前記被挟持部の一の面側に配置される本体部(10)と、
前記被挟持部の他の面側に配置され、前記本体部に揺動自在に取り付けられ、前記本体部と共に前記被挟持部を挟み込む挟持部(20)と、
前記本体部に形成され、前記挟持部を前記本体部側に付勢する付勢部(30)と、
前記本体部に形成され、前記ベルトを取り付けるベルト連結部(40)と、
前記挟持部又は前記本体部に配置され、前記被挟持部を貫通するように形成された貫通孔に挿通する凸部(22、212)と
を備えることを特徴とする取付具。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
請求項1に記載された取付具であって、
前記本体部又は前記挟持部に配置され、前記凸部に対応する位置に形成された貫通孔又は凹みであり、前記凸部を通す位置決め部(12、222)と
を備えることを特徴とする取付具。
【請求項3】
請求項2に記載された取付具であって、
前記位置決め部は、前記ベルトの長手方向に対して垂直の方向に沿って配置された前記貫通孔の位置に合わせて前記本体部又は前記挟持部に一対形成され、
前記凸部は、前記貫通孔及び前記位置決め部の位置に合わせて前記挟持部又は前記本体部に一対形成されている
ことを特徴とする取付具。
【請求項4】
請求項3に記載された取付具であって、
前記挟持部は、全部又は一部が光を透過する透明又は半透明な部材で形成されている
ことを特徴とする取付具。
【請求項5】
請求項4に記載された取付具であって、
前記本体部及び前記付勢部は、ポリアセタールで形成されている
ことを特徴とする取付具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、取付具に関する。さらに詳しく説明すると、本発明は、ストーマ装具への着脱が容易で、ストーマ装具から外れにくい取付具に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
人体の腹壁に人工排泄口(ストーマ)を形成し、便の排泄を可能とする治療が行われている。ストーマを造設された造設者は、排泄のタイミングを自らの意志により制御できないため、ストーマ装具を腹部に貼着して排泄物を収容する。ストーマ装具は、排泄物を収容するための収容袋と、収容袋を取り付ける土台となり腹部に展着する貼着部と、ベルトを取り付ける被挟持部等から構成されている。ストーマ装具を日常生活に支障がないように使用するためには、ストーマ装具にベルトを取り付けて腹部に安定して装着する必要がある。造設者がストーマ装具を腹部に安定して装着するため、様々な取付具やベルトが提案されているが、特許文献を基に従来の技術を説明する。
【0003】
特許文献1のストーマ装具用ベルトマウントは、取り付け開口部にストラップ41が取り付けられたベースプレート43に形成されたフック要素44が係合する技術が記載されている。しかし、ベルトマウントは、フック要素44が係合されているだけなので、造設者の動きによっては、容易に外れてしまうという問題点がある。特許文献2のオストミーパウチ固定用ベルトは、タブ421にクリップ301、302を挟み込み、オストミーパウチを固定し、不規則に動くのを防止する技術が記載されている。しかし、タブ421は、クリップ301、302が係合されているだけなので、造設者の動きによっては、容易に外れてしまうという問題点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2023-511498号公報
実用新案登録第3146835号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、このような社会的、技術的背景に基づいたものであり、次のような目的を達成する。本発明の取付具1は、ストーマ装具への着脱が容易で、ストーマ装具から外れにくい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、前記目的を達成するために次の手段をとる。
(1)請求項1に記載された取付具であって、ストーマの周囲に貼り付ける貼着部、排泄物を収容する収容袋及び前記貼着部と前記収容袋の間に配置されベルトを取り付ける被挟持部とから構成されるストーマ装具に取り付ける取付具(1)であって、前記被挟持部の一の面側に配置される本体部(10)と、前記被挟持部の他の面側に配置され、前記本体部に揺動自在に取り付けられ、前記本体部と共に前記被挟持部を挟み込む挟持部(20)と、前記本体部に形成され、前記挟持部を前記本体部側に付勢する付勢部(30)と、前記本体部に形成され、前記ベルトを取り付けるベルト連結部(40)と、前記挟持部又は前記本体部に配置され、前記被挟持部を貫通するように形成された貫通孔に挿通する凸部(22、212)とを備えることを特徴とする取付具。
(2)請求項2に記載された取付具であって、前記本体部又は前記挟持部に配置され、前記凸部に対応する位置に形成された貫通孔又は凹みであり、前記凸部を通す位置決め部(12、222)とを備えることを特徴とする取付具。
(3)請求項3に記載された取付具であって、前記位置決め部は、前記ベルトの長手方向に対して垂直の方向に沿って配置された前記貫通孔の位置に合わせて前記本体部又は前記挟持部に一対形成され、前記凸部は、前記貫通孔及び前記位置決め部の位置に合わせて前記挟持部又は前記本体部に一対形成されていることを特徴とする取付具。
(4)請求項4に記載された取付具であって、前記挟持部は、全部又は一部が光を透過する透明又は半透明な部材で形成されていることを特徴とする取付具。
(5)請求項5に記載された取付具であって、前記本体部及び前記付勢部は、ポリアセタールで形成されていることを特徴とする取付具。
【発明の効果】
【0007】
以上説明したように、本発明の取付具は、ストーマ装具への着脱が容易で、外れにくい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第一実施形態の取付具1及びストーマ装具を示す図である。
図2は、ストーマ装具100を示す図である。
図3は、取付具1の外観を示す図である。
図4は、分解された取付具1を示す図である。
図5は、取付具1の断面を示す図である。
図6は、取付具1を身体に取り付ける状態を示す図である。
図7は、取付具1を身体に取り付ける状態を示す図である。
図8は、取付具1を身体に取り付ける状態を示す図である。
図9は、第二実施形態の取付具201を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(1)実施形態の概要
ストーマの周囲に貼り付ける貼着部、排泄物を収容する収容袋及び前記貼着部と前記収容袋の間に配置されベルトを取り付ける被挟持部とから構成されるストーマ装具に取り付ける取付具1であって、前記被挟持部の一の面側に配置される本体部10と、前記被挟持部の他の面側に配置され、前記本体部に揺動自在に取り付けられ、前記本体部と共に前記被挟持部を挟み込む挟持部20と、前記本体部に形成され、前記挟持部を前記本体部側に付勢する付勢部30と、前記本体部に形成され、前記ベルトを取り付けるベルト連結部40と、前記挟持部又は前記本体部に配置され、前記被挟持部を貫通するように形成された貫通孔に挿通する凸部22、212とを備える。取付具1は、ストーマ装具への着脱が容易で、外れにくい。
【0010】
(2)実施形態の詳細
〔第一実施形態〕
第一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、第一実施形態の取付具1及びストーマ装具100を示す図である。
図2は、ストーマ装具100を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は一部破断図、(d)は平面図、(e)は一部拡大図である。
なお、図2(b)や図2(d)に示すストーマ装具100は、説明の都合上で貼着部110、収容袋120及び被挟持部130の間に所定の隙間あるように記載されているが、実際には、これらはほぼ密着した状態である。
図3は、取付具1の外観を示す図であり、(a)は挟持部20が閉状態、(b)は、挟持部20が開状態を示す図である。
図4は、分解された取付具1を示す図である。
図4(a1)から(a4)は本体部10の正面、底面、背面、外観を示す図である。
図4(b1)から(b4)は挟持部20の正面、底面、背面、外観を示す図である。
図5は、取付具1の断面を示す図であり、(a1)及び(b1)は挟持部20が閉状態の断面、(a2)及び(b2)は、挟持部20が開状態を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社アイリス
取付具
5日前
個人
健康器具
4か月前
個人
鼾防止用具
4か月前
個人
洗井間専家。
3か月前
個人
脈波測定方法
4か月前
個人
脈波測定方法
4か月前
個人
白内障治療法
3か月前
個人
バッグ式オムツ
18日前
個人
ホバーアイロン
2か月前
個人
歯の修復用材料
12日前
個人
矯正椅子
1か月前
個人
車椅子持ち上げ器
3か月前
三生医薬株式会社
錠剤
3か月前
個人
シャンプー
2か月前
個人
歯の保護用シール
1か月前
個人
口内洗浄具
4か月前
株式会社大野
骨壷
2日前
株式会社結心
手袋
4か月前
個人
服薬支援装置
3か月前
株式会社八光
剥離吸引管
1か月前
株式会社ニデック
眼科装置
18日前
個人
腰用サポーター
4か月前
個人
形見の製造方法
16日前
株式会社ダリヤ
皮膚化粧料
3か月前
株式会社コロナ
サウナ装置
2か月前
株式会社GSユアサ
歩行器
1か月前
個人
高気圧環境装置
23日前
個人
歯列矯正用器具
4か月前
株式会社ダリヤ
毛髪化粧料
4か月前
株式会社ファンケル
化粧料
4か月前
株式会社東洋新薬
皮膚外用剤
1か月前
個人
手指と掌のマッサージ具
3か月前
株式会社ダリヤ
染毛料組成物
1か月前
クラシエ株式会社
毛髪化粧料
1か月前
クラシエ株式会社
皮膚化粧料
1か月前
株式会社ダリヤ
染毛料組成物
2か月前
続きを見る
他の特許を見る