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公開番号
2025096291
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2025048970,2021047474
出願日
2025-03-24,2021-03-22
発明の名称
技工物識別システム、技工物識別方法及びプログラム
出願人
株式会社DSi
代理人
あいわ弁理士法人
主分類
A61C
13/00 20060101AFI20250619BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】完成した歯科技工物がどの患者のものであるかを容易に識別することができる技工物識別システム、技工物識別方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】技工物識別システム100は、技工指示書と関連づけられたSTLデータである基準形状データを取得する基準形状データ取得部101と、識別対象技工物形状データを取得する識別対象技工物形状データ取得部103と、前記基準形状データに基づく第1の特徴量と、前記識別対象技工物形状データに基づく第2の特徴量と、を比較して両者の類似度を判定する類似度判定部105と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
技工指示書と関連づけられたSTLデータである基準形状データを取得する基準形状データ取得部と、
識別対象技工物形状データを取得する識別対象技工物形状データ取得部と、
前記基準形状データに基づく第1の特徴量と、前記識別対象技工物形状データに基づく第2の特徴量と、を比較して両者の類似度を判定する類似度判定部と、を有する
技工物識別システム。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記基準形状データは、前記STLデータ以外の形式のデータであって、口腔内の形状データ、技工物の設計データ又は基準技工物の形状データのいずれかである
請求項1記載の技工物識別システム。
【請求項3】
前記基準形状データと、患者の識別子と、を対応付けて蓄積する形状データ蓄積部と、 前記基準形状データに対応付けられた前記患者の識別子を前記形状データ蓄積部から前記類似度に応じて抽出し出力する出力部と、をさらに有する
請求項1記載の技工物識別システム。
【請求項4】
前記第1の特徴量及び前記第2の特徴量は、マージンラインの形状に関する情報を含む 請求項1記載の技工物識別システム。
【請求項5】
前記基準形状データ取得部は、前記技工指示書に関連づけられた二次元コードを読み取り、前記二次元コードに関連づけられた格納場所から前記基準形状データを取得する
請求項1記載の技工物識別システム。
【請求項6】
情報処理装置が、
サーバから技工指示書を取得するステップと、
前記技工指示書に関連づけられた二次元コードを読み取るステップと、
前記二次元コードに関連づけられた格納場所から前記基準形状データを取得するステップと、
識別対象技工物形状データを取得するステップと、
前記基準形状データに基づく第1の特徴量と、前記識別対象技工物形状データに基づく第2の特徴量と、を比較して両者の類似度を判定する類似度判定ステップと、を有する
技工物識別方法。
【請求項7】
情報処理装置に、
サーバから技工指示書を取得するステップと、
前記技工指示書に関連づけられた二次元コードを読み取るステップと、
前記二次元コードに関連づけられた格納場所から前記基準形状データを取得するステップと、
識別対象技工物形状データを取得するステップと、
前記基準形状データに基づく第1の特徴量と、前記識別対象技工物形状データに基づく第2の特徴量と、を比較して両者の類似度を判定する類似度判定ステップと、を実行させるための
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、技工物識別システム、技工物識別方法及びプログラムに関し、具体的には、完成した歯科技工物がどの患者のものであるかを識別する技術に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、歯科技工物(以下、単に技工物ともいう)は歯科模型に基づいて作成されることがほとんどであった。典型的には、歯科医院において患者の歯型が採取され、歯型をベースに歯科模型が作成される。歯科模型は、患者を識別できる情報とともに歯科技工所(以下、単に技工所という)に送られる。技工所は歯科模型上にワックスで技工物を構築し、このワックス製技工物の型をとって鋳型を作成する。この鋳型に金属等の材料を流し込むことで、技工物を得る。
【0003】
技工所は、異なる患者の技工物の作成を同時期に受注することがある。この際、それらの技工物が同じ部位、同じ材質のものであると、完成した技工物がどの患者のものであったかを識別することが困難になる場合がある。技工物には患者名を記入することができないためである。このような場合、技工所は完成した技工物をパズルのように歯科模型に合わせてみることで識別を行うことがある。歯科模型には患者名を記入することができるので、歯科模型を介して技工物と患者との対応関係を確認するのである。
【0004】
一方、最近では、歯科医院が歯科模型を作成せずに口腔内スキャンデータを受け渡すことで技工物を発注する手法が提案されるようになった(特許文献1及び2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-006651号公報
特表2019-511293号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
口腔内スキャンデータに基づいて技工物を作成する場合には、歯科模型を必ずしも製作しなくても良くなるため、コスト削減などの観点から歯科模型を用いない発注形態が増える可能性がある。また、従来のように歯科模型を制作する場合であっても、技工物の制作過程では歯科模型が破損してしまうことも少なくない。このような場合は、パズルのように歯科模型に合わせてみることで技工物を識別することができない。したがって、たとえ歯科模型が存在しなくても、完成した技工物と患者との対応関係を識別する手法の提供が望まれる。
【0007】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、完成した歯科技工物がどの患者のものであるかを容易に識別することができる技工物識別システム、技工物識別方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施の形態に係る技工物識別システムは、技工指示書と関連づけられたSTLデータである基準形状データを取得する基準形状データ取得部と、識別対象技工物形状データを取得する識別対象技工物形状データ取得部と、前記基準形状データに基づく第1の特徴量と、前記識別対象技工物形状データに基づく第2の特徴量と、を比較して両者の類似度を判定する類似度判定部と、を有する。
本発明の一実施の形態に係る技工物識別システムにおいて、前記基準形状データは、前記STLデータ以外の形式のデータであって、口腔内の形状データ、技工物の設計データ又は基準技工物の形状データのいずれかである。
本発明の一実施の形態に係る技工物識別システムにおいて、前記基準形状データと、患者の識別子と、を対応付けて蓄積する形状データ蓄積部と、前記基準形状データに対応付けられた前記患者の識別子を前記形状データ蓄積部から前記類似度に応じて抽出し出力する出力部と、をさらに有する。
本発明の一実施の形態に係る技工物識別システムにおいて、前記第1の特徴量及び前記第2の特徴量は、マージンラインの形状に関する情報を含む。
本発明の一実施の形態に係る技工物識別システムにおいて、前記基準形状データ取得部は、前記技工指示書に関連づけられた二次元コードを読み取り、前記二次元コードに関連づけられた格納場所から前記基準形状データを取得する。
本発明の一実施の形態に係る技工物識別方法は、情報処理装置が、サーバから技工指示書を取得するステップと、前記技工指示書に関連づけられた二次元コードを読み取るステップと、前記二次元コードに関連づけられた格納場所から前記基準形状データを取得するステップと、識別対象技工物形状データを取得するステップと、前記基準形状データに基づく第1の特徴量と、前記識別対象技工物形状データに基づく第2の特徴量と、を比較して両者の類似度を判定する類似度判定ステップと、を有する。
本発明の一実施の形態に係るプログラムは、情報処理装置に上記方法を実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0009】
本発明により、完成した歯科技工物がどの患者のものであるかを容易に識別することができる技工物識別システム、技工物識別方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
技工物識別システム100のハードウェア構成の一例を示す図である。
技工物識別システム100の機能構成の一例を示す図である。
技工物識別システム100の機能構成の一例を示す図である。
口腔内形状を説明する図である。
技工物識別システム100の動作の一例を示す図である。
口腔内形状データの共有処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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