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公開番号2025095182
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211025
出願日2023-12-14
発明の名称作業車両
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人弁理士法人佐野特許事務所
主分類A01D 34/44 20060101AFI20250619BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】草刈作業の作業効率を向上する技術を提供する
【解決手段】作業車両としての草刈機は、走行機体と、走行機体に連結される草刈装置と、を備える。草刈装置は、回転刈刃を有し、回転刈刃は、走行機体の進行方向が変更されると、回転方向が自動で切り替わる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
走行機体と、
前記走行機体に連結される草刈装置と、を備え、
前記草刈装置は、回転刈刃を有し、
前記回転刈刃は、前記走行機体の進行方向が変更されると、回転方向が自動で切り替わる、作業車両。
続きを表示（約 390 文字）【請求項２】
前記回転刈刃は、前記走行機体の進行方向が前記走行機体の前後方向の一方側から他方側に変更されると、前記回転方向が反転する、請求項１に記載の作業車両。
【請求項３】
前記回転刈刃の回転方向の切替時において、
前記回転刈刃の回転数を徐々に下げて、前記回転刈刃を停止させ、
前記回転刈刃が停止してから、前記回転刈刃の回転数を徐々に上げて目標回転数とする、請求項１に記載の作業車両。
【請求項４】
前記回転刈刃は、前記走行機体の左右方向に沿う軸回りに回転する回転軸部を含み、
前記走行機体の進行方向の変更に伴い、前記回転軸部の回転方向が切り替わる、請求項１に記載の作業車両。
【請求項５】
前記走行機体の進行方向を変更可能な遠隔操作装置を備える、請求項１から４のいずれかに記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、作業車両に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、走行機体と、走行機体に連結される草刈装置とを備える草刈機が開示されている。草刈装置には、刈刃が設けられ、この刈刃が回転駆動されることによって草刈作業が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開平４－１９７１０４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、回転駆動される刈刃による草刈作業では、刈刃は、草の状態等に応じて、草刈りに適した向きに回転方向が設定される。また、草刈機を往復させながら草刈作業を行う場合、通常、刈刃は、往路でも復路でも上記の草刈りに適した回転方向で回転させることが望ましい。作業時において、刈刃が一方向にのみ回転する構成で、往路でも復路でも草刈りに適した回転方向で草刈りを行おうとすると、往路と、復路とで草刈機の向きを反転させる必要が生じる。このような反転作業は、作業効率を低下させるおそれがある。
【０００５】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、草刈作業の作業効率を向上する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一側面に係る作業車両は、走行機体と、前記走行機体に連結される草刈装置と、を備え、前記草刈装置は、回転刈刃を有し、前記回転刈刃は、前記走行機体の進行方向が変更されると、回転方向が自動で切り替わる。
【発明の効果】
【０００７】
上記の構成によれば、草刈作業の作業効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の実施の一形態に係る作業車両の一例である草刈機の概略の構成を示す図である。
上記草刈機に備わる草刈装置の構成を示す平面図である。
上記草刈機に備わる遠隔操作装置の構成を示す平面図である。
上記草刈機の制御に関わる構成を模式的に示すブロック図である。
上記草刈装置に設けられる回転刈刃の自動切替モードでの回転方向を説明する説明図である。
上記回転方向の自動切替が開始されるときの流れを示すフローチャートである。
上記回転方向の自動切替時における回転数の制御の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【００１０】
〔１．作業車両の概略構成〕
図１は、本発明の実施の一形態に係る作業車両の一例である草刈機１の概略の構成を示す図である。草刈機１は、車両本体１０と、車両本体１０とは別体で設けられる遠隔操作装置２００と、を備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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