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公開番号
2025095168
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023210995
出願日
2023-12-14
発明の名称
生体用吸引装置、および生体用吸引プログラム
出願人
多田プラスチック工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A61M
1/00 20060101AFI20250619BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本発明の生体用吸引装置は、吸引に関する情報の生成をAI技術によって実現する。
【解決手段】
本発明の生体用吸引装置は、吸引対象の生体内に挿置される吸引チューブに連通して負圧力を作用させ、前記生体内から吸引物を吸引する吸引タンクと、前記吸引タンクに吸引圧をかけるエア吸引部と、制御部とを備える。さらに、前記制御部は、前記吸引物の吸引処置の履歴(以下「吸引履歴」という)を取得して記憶する履歴部と、前記履歴部および/または外部から前記吸引履歴を学習データとして収集し、前記学習データを用いて前記吸引履歴の特徴を機械学習する学習モデル部と、機械学習した前記学習モデル部に、前記履歴部が記憶する前記吸引履歴を入力することによって、前記吸引に関する情報を生成する推定部とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
吸引対象の生体内に挿置される吸引チューブに連通して負圧力を作用させ、前記生体内から吸引物を吸引する吸引タンクと、
前記吸引タンクに吸引圧をかけるエア吸引部と、
制御部とを備え、
前記制御部は、
前記吸引物の吸引処置の履歴(以下「吸引履歴」という)を取得して記憶する履歴部と、
前記履歴部および/または外部から前記吸引履歴を学習データとして収集し、前記学習データを用いて前記吸引履歴の特徴を機械学習する学習モデル部と、
機械学習した前記学習モデル部に、前記履歴部が記憶する前記吸引履歴を入力することによって、前記吸引に関する情報を生成する推定部とを備えた
ことを特徴とする生体用吸引装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1記載の生体用吸引装置であって、
前記履歴部は、前記吸引履歴として、少なくとも吸引日時の履歴を取得して記憶し、
前記学習モデル部は、前記履歴部および/または外部から、少なくとも「前記吸引日時の履歴」を収集して前記学習データとし、前記吸引日時の周期的特徴を機械学習し、
前記推定部は、機械学習した前記学習モデル部に、前記履歴部が記憶する「前記吸引日時の履歴」を入力して、前記吸引処置の時期に応じた情報を予測する
ことを特徴とする生体用吸引装置。
【請求項3】
請求項1記載の生体用吸引装置であって、
前記吸引処置による前記吸引物の量(以下「吸引物量」という)を検出するセンサを備え、
前記履歴部は、前記吸引履歴として、少なくとも前記吸引物量の履歴を取得して記憶し、
前記学習モデル部は、前記履歴部および/または外部から、少なくとも「前記吸引物量の履歴」を収集して前記学習データとし、前記吸引物量の周期的特徴を機械学習し、
前記推定部は、機械学習した前記学習モデル部に、前記履歴部が記憶する「前記吸引物量の履歴」を入力して、前記吸引物量に応じた情報を予測する
ことを特徴とする生体用吸引装置。
【請求項4】
請求項1記載の生体用吸引装置であって、
前記制御部は、気象情報を取得する気象情報取得部を備え、
前記履歴部は、取得した前記気象情報を前記吸引履歴に関連付けて記憶し、
前記学習モデル部は、前記履歴部および/または外部から、前記気象情報および前記吸引履歴を収集して前記学習データとし、前記気象情報と前記吸引履歴との関係を機械学習し、
前記推定部は、機械学習した前記学習モデル部に、前記気象情報取得部が取得した前記気象情報を少なくとも入力して、前記吸引履歴に応じた情報を予測する
ことを特徴とする生体用吸引装置。
【請求項5】
請求項1記載の生体用吸引装置であって、
前記学習モデル部は、前記履歴部および/または外部から、少なくとも前記吸引履歴と前記吸引対象の状況(以下、『対象状況』という)との組み合わせを収集して前記学習データとし、前記吸引履歴と前記対象状況との関係を機械学習し、
前記推定部は、機械学習した前記学習モデル部に、前記履歴部が記憶する前記吸引履歴を少なくとも入力して、前記対象状況の推定結果を支援情報として生成する
ことを特徴とする生体用吸引装置。
【請求項6】
コンピュータシステムを、請求項1~5のいずれか一項に記載の前記制御部として機能させる
ことを特徴とする生体用吸引プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、生体から不要な物体(痰や鼻汁や血液などの分泌物や異物など)を吸引する生体用吸引装置、および生体用吸引プログラムに関する。特に、本発明は生体用吸引技術に適応させたAI(Artificial Intelligence)関連の技術に関する。
続きを表示(約 970 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、吸引対象(看護や介護の対象者など)の気道にからむ痰を吸引し、吸引物として除去する痰吸引装置の技術が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、『吸引カテーテルに連通されて吸引した痰を収容する収容容器と、収容容器に連通されて収容容器を介して吸引カテーテルに負圧力を発生させるエアポンプとからなる痰吸引装置』旨の技術が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-131356号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のような従来の痰吸引装置では、装置を使用するユーザが、吸引対象や吸引処置に対する知識や経験に基づいて、適切な吸引処置を行うことが好ましい。
【0006】
しかし、経験が浅いユーザにおいては、吸引に関する知識や情報(例えば、吸引物の発生量の予測や、吸引を実施すべき頻度の予測など)が不足して、吸引処置を適切に行うことが難しいという問題があった。
【0007】
例えば、吸引対象において、痰の量が少なく、さほど詰まっていない場合がある。その状態を十分に把握せず、吸引の頻度が過度に多くなれば、吸引対象に痰吸引による負担を余計にかけることになって、好ましくない。
【0008】
また例えば、吸引対象において、痰の量が多く、繰り返し詰まる場合がある。その状態を十分に把握せず、吸引の頻度が過度に少なくなれば、吸引対象に痰詰まりの負担をたびたびかけることになって、好ましくない。
【0009】
そこで、本発明は、上述した問題の少なくとも一つを解決するために、生体用吸引装置において、吸引に関する情報の生成をAI技術によって実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の生体用吸引装置は、吸引対象の生体内に挿置される吸引チューブに連通して負圧力を作用させて前記生体内から吸引物を吸引する吸引タンクと、前記吸引タンクに吸引圧をかけるエア吸引部と、制御部とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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