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公開番号
2025094855
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2023210648
出願日
2023-12-13
発明の名称
画像読取装置
出願人
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人
弁理士法人TNKアジア国際特許事務所
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250618BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ユーザーにとって利便性の高い原稿画像の欠損判断を可能にする。
【解決手段】画像形成装置10は、画像読取部11と、制御部31と、用紙欠損判定部32と、記載情報欠損判定部33と、判定部34とを備える。画像読取部11は、原稿の画像を読取る。制御部31は、画像読取部11に原稿を1枚ずつ順次に読み取らせる。用紙欠損判定部32、画像読取部11による原稿読取で得られた原稿画像に基づき、読み取られた原稿の用紙形状の欠損の有無を判定する。記載情報欠損判定部33は、前記画像読取部による読取で得られた前記原稿画像に基づき、読み取られた原稿の記載情報の欠損の有無を判定する。判定部34は、用紙欠損判定部32により原稿の用紙形状の欠損有りが判定され、かつ記載情報欠損判定部33により原稿の記載情報の欠損有りが判定された場合に、原稿に欠損有りと判定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
原稿の画像を読取る画像読取部と、
前記画像読取部に原稿を1枚ずつ順次に読み取らせる制御部と、
前記画像読取部による原稿読取で得られた原稿画像に基づき、読み取られた原稿の用紙形状の欠損の有無を判定する用紙欠損判定部と、
前記画像読取部による読取で得られた前記原稿画像に基づき、読み取られた原稿の記載情報の欠損の有無を判定する記載情報欠損判定部と、
前記用紙欠損判定部により前記原稿の用紙形状の欠損有りが判定され、かつ前記記載情報欠損判定部により前記原稿の記載情報の欠損有りが判定された場合、前記原稿に欠損有りと判定する判定部、を備える画像読取装置。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記判定部は、前記画像読取部による原稿読取で得られた原稿画像が原稿1枚分得られる度に、原稿画像に基づいて前記原稿の欠損の有無を判定し、
前記制御部は、前記判定部で前記原稿の欠損有りが判定された時点で、前記画像読取部による次順以降の原稿の画像の読取りを停止させる請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記判定部は、前記画像読取部による原稿読取で得られた原稿画像が原稿1枚分得られる度に、原稿画像に基づいて前記原稿の欠損の有無を判定し、
前記制御部は、前記判定部で前記原稿の欠損有りが判定された場合、前記画像読取部による次順以降の原稿の画像の読取を続行させ、全原稿の読取が終了してから、前記画像読取部による原稿の画像の読取りを停止させる、請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記用紙欠損判定部は、前記原稿の用紙形状の欠損の有無を判定するための異なる複数の基準を有し、いずれかの基準が選択されると、前記選択された基準に応じて前記原稿の用紙形状の欠損の有無を判定する請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記記載情報欠損判定部は、前記原稿の記載情報の欠損の有無を判定するための異なる複数の基準を有し、いずれかの基準が選択されると、前記選択された基準に応じて前記原稿の記載情報の欠損の有無を判定する請求項1に記載の画像読取装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、原稿の画像を読取る画像読取装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
画像読取装置の一例としての画像形成装置では、原稿の画像を読み取って、原稿の画像を記録紙に形成するが、原稿に角折れが生じている場合、読み取られた原稿の画像の角が欠けて、記録紙に形成された原稿の画像の角も欠ける。
【0003】
特許文献1に記載の画像読取装置は、原稿からの反射光を受光する受光部と、原稿の読取方向において受光部を挟んで上流側と下流側にそれぞれ配置された第1の発光部と第2の発光部とを備え、第1の発光部が点灯された状態で原稿の画像(第1の画像)を読取り、第2の発光部が点灯された状態で原稿の画像(第2のが画像)を読取り、第1の発光部及び第2の発光部が点灯された状態で原稿の画像(第3の画像)を読取る。画像処理部は、第1の画像と第2の画像を比較して、原稿の中央の折り目を判定し、第3の画像をベースにして、折り目の影響を受けている範囲の画素の濃度値を補正する。
【0004】
また、特許文献2に記載の画像読取装置では、付箋付き原稿画像から付箋に関する付箋情報を抽出する付箋情報抽出部と、付箋情報に基づいて、付箋付き原稿画像から付箋を排除した付箋無し原稿画像と、付箋無し原稿画像に関する付箋情報を記載した付箋情報画像とを別々に生成する画像処理部とを備え、付箋付きの原稿を付箋無し原稿画像として出力し、且つ、付箋情報画像も確認できるように別に出力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-207398号公報
特開2021-158642号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記のように原稿に角折れが生じている場合は、読取られた原稿の画像も欠ける。しかしながら、原稿に角折れが生じていても、角折れの影響が原稿の記載情報(テキストなど)に及んでいなければ、原稿の画像を支障なく利用することができ、角折れを修正して原稿の画像を再度読取らせるという手間を考えると、角折れの修正、原稿の画像の再度の読取りを行わない方がよいこともある。このため、原稿の角折れが生じていても、原稿の記載情報に欠損が生じていなければ、読取られた原稿の画像を利用できるようにするのが望ましい。
【0007】
特許文献1では、原稿の中央の折り目を判定し、折り目の影響を受けている範囲の画素の濃度値を補正しているが、上記のように原稿の角折れが生じているが、原稿の記載情報に欠損が生じていない場合の処理については開示されていない。
【0008】
また、特許文献2では、付箋付きの原稿を付箋無し原稿画像として出力しているが、やはり、上記のように原稿の角折れが生じているが、原稿の記載情報に欠損が生じていない場合の処理については開示されていない。
【0009】
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、ユーザーにとって利便性の高い原稿画像の欠損判断を可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一局面にかかる画像読取装置は、原稿の画像を読取る画像読取部と、前記画像読取部に原稿を1枚ずつ順次に読み取らせる制御部と、前記画像読取部による原稿読取で得られた原稿画像に基づき、読み取られた原稿の用紙形状の欠損の有無を判定する用紙欠損判定部と、前記画像読取部による読取で得られた前記原稿画像に基づき、読み取られた原稿の記載情報の欠損の有無を判定する記載情報欠損判定部と、前記用紙欠損判定部により前記原稿の用紙形状の欠損有りが判定され、かつ前記記載情報欠損判定部により前記原稿の記載情報の欠損有りが判定された場合、前記原稿に欠損有りと判定する判定部、を備えるものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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