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公開番号2025094778
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-25
出願番号2023210523
出願日2023-12-13
発明の名称プラーク形成抑制剤
出願人サンスター株式会社
代理人弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類A61K 31/223 20060101AFI20250618BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】プラークの形成を抑制する手段の提供。
【解決手段】下記、一般式(1)で表されるココイルアルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩(ココイルアルギニンエチルPCA塩)を含むプラーク形成抑制剤。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025094778000006.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">33</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">170</com:WidthMeasure> </com:Image> [式中、Rは、CnH2n+1を示し、nは、7、9、11、13、又は15を示す。]
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記、一般式(1)で表されるココイルアルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩(ココイルアルギニンエチルPCA塩)を含むプラーク形成抑制剤。
TIFF
2025094778000005.tif
34
170
[式中、Rは、C


2n+1
を示し、nは、7、9、11、13、又は15を示す。]
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
一般式(1)中、Rが、C


19
であるココイルアルギニンエチルPCA塩、及び/又はC
11

23
であるココイルアルギニンエチルPCA塩を少なくとも含む、請求項1に記載のプラーク形成抑制剤。
【請求項3】
含まれる、一般式(1)で表されるココイルアルギニンエチルPCA塩の総含有量に対して、
Rが、C


19
であるココイルアルギニンエチルPCA塩の含有量が、0~30質量%、及び/又は
Rが、C
11

23
であるココイルアルギニンエチルPCA塩の含有量が、40質量%以上であり;かつ
Rが、C


15
であるココイルアルギニンエチルPCA塩、C
13

27
であるココイルアルギニンエチルPCA塩及びC
15

31
であるココイルアルギニンエチルPCA塩の総含有量が、0~30質量%である、請求項1又は2に記載のプラーク形成抑制剤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、プラーク形成抑制剤等に関する。詳細には、ココイルアルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩を含むプラーク形成抑制剤等に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
プラーク(歯垢)は、う蝕や歯周病の原因となり得ると考えられている。
【0003】
大まかに言えば、次のようにしてプラークは形成される。すなわち、まず歯の表面に「ペリクル」という唾液や生理的歯肉溝浸出液由来のタンパクの薄い膜が形成され、当該ペリクルを介して連鎖球菌などの通性嫌気性菌(初期付着菌)が歯面に付着する。この初期付着菌にさまざまな口腔細菌と共凝集するフゾバクテリウム等の媒介細菌が付着し、さらに当該媒介細菌を介して嫌気性菌であるポルフィロモナス・ジンジバリスやトレポネーマ・デンティコーラ等の後期付着菌が付着・凝集し、プラークは成熟する。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
J Dent Res 90(11):1271-1278, 2011
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
プラークの形成を抑制する手段を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、ココイルアルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩(ココイルアルギニンエチルPCA塩)が、プラークの形成の初期段階を担うフゾバクテリウムに対して、殺菌作用を有することを見出し、さらに改良を重ねた。
【0007】
本開示は、例えば以下の項に記載の主題を包含する。
項1.
下記、一般式(1)で表されるココイルアルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩(ココイルアルギニンエチルPCA塩)を含むプラーク形成抑制剤。
TIFF
2025094778000001.tif
40
170
[式中、Rは、C


2n+1
を示し、nは、7、9、11、13、又は15を示す。]
項2.
一般式(1)中、Rが、C


19
であるココイルアルギニンエチルPCA塩、及び/又はC
11

23
であるココイルアルギニンエチルPCA塩を少なくとも含む、項1に記載のプラーク形成抑制剤。
項3.
含まれる、一般式(1)で表されるココイルアルギニンエチルPCA塩の総含有量に対して、
Rが、C


19
であるココイルアルギニンエチルPCA塩の含有量が、0~30質量%、及び/又は
Rが、C
11

23
であるココイルアルギニンエチルPCA塩の含有量が、40質量%以上であり;かつ
Rが、C


15
であるココイルアルギニンエチルPCA塩、C
13

27
であるココイルアルギニンエチルPCA塩及びC
15

31
であるココイルアルギニンエチルPCA塩の総含有量が、0~30質量%である、項1又は2に記載のプラーク形成抑制剤。
【発明の効果】
【0008】
プラーク形成抑制剤が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
各種殺菌剤液のフゾバクテリウム殺菌効果検討結果を示す。
各種殺菌剤液のフゾバクテリウム殺菌効果検討結果を示す。
各種殺菌剤液のフゾバクテリウム殺菌効果検討結果を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に包含される各実施形態について、さらに詳細に説明する。
本開示に包含されるプラーク形成抑制剤は、ココイルアルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩を含有する。本明細書において、当該剤を「本開示のプラーク形成抑制剤」等と表記することがある。
(【0011】以降は省略されています)

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