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公開番号2025094631
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-25
出願番号2023210318
出願日2023-12-13
発明の名称姿勢表示システムおよび姿勢表示方法
出願人株式会社日立ハイテク
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類A61B 5/107 20060101AFI20250618BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】姿勢の変化を分かり易く表示することが可能な姿勢表示システムを提供する。
【解決手段】姿勢表示システム1は、骨格情報の時系列データを格納する記憶部500_Sと、骨格情報の所定部位に対する基準軸の設定を入力するためのキーボード100_Kと、演算部500_Oとを備える。演算部500_Oは、対象者の所定部位が、基準軸における基準点から、第1方向に離れた第1状態に存在するときの骨格情報を時系列データから抽出し、基準点から、第1方向とは反対方向の第2方向に離れた第2状態に存在するときの骨格情報を時系列データから抽出し、第1状態のときの骨格情報と第2状態のときの骨格情報とを重ね合わせて表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
骨格情報の時系列データを格納する記憶部と、
演算部と、
を備え、
前記演算部は、前記骨格情報における所定部位が、前記所定部位に対する基準軸における基準点から、第1方向に存在する第1状態の骨格情報を前記時系列データから抽出し、前記所定部位が、前記基準点から、前記第1方向とは異なる方向の第2方向に存在する第2状態の骨格情報を前記時系列データから抽出し、前記第1状態の骨格情報と前記第2状態の骨格情報とを重ね合わせる、
姿勢表示システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の姿勢表示システムにおいて、
前記基準軸の設定を入力として受け付けるユーザインタフェースを、さらに備える、
姿勢表示システム。
【請求項3】
請求項1に記載の姿勢表示システムにおいて、
前記第1状態は、前記第1方向において、前記基準点から、前記所定部位までの距離が最大となる状態である、
姿勢表示システム。
【請求項4】
請求項3に記載の姿勢表示システムにおいて、
前記第2状態は、前記第2方向において、前記基準点から、前記所定部位までの距離が最大となる状態である、
姿勢表示システム。
【請求項5】
請求項4に記載の姿勢表示システムにおいて、
前記記憶部に格納される前記時系列データは、対象者の歩行に基づく前記対象者の骨格情報の時系列データである、
姿勢表示システム。
【請求項6】
請求項5に記載の姿勢表示システムにおいて、
前記姿勢表示システムは、更に、前記対象者の前面側または側面側に配置されたカメラを備え、
前記カメラによって、前記対象者の歩行が撮影され、前記対象者の骨格情報が取得される、
姿勢表示システム。
【請求項7】
請求項6に記載の姿勢表示システムにおいて、
前記演算部は、前記第1状態の骨格情報と、前記第2状態の骨格情報とを重ね合わせて表示する、
姿勢表示システム。
【請求項8】
請求項7に記載の姿勢表示システムにおいて、
前記演算部は、前記第1状態の骨格情報によって表される所定の骨と、前記第2状態の骨格情報によって表される所定の骨との間を結ぶ領域を、所定の色で塗りつぶす、
姿勢表示システム。
【請求項9】
請求項6に記載の姿勢表示システムにおいて、
前記演算部は、前記第1状態の骨格情報に含まれている軸足の骨格情報が、基準面に着地し、前記第2状態の骨格情報に含まれている軸足の骨格情報が、前記基準面に着地するように、前記第1状態の骨格情報と前記第2の骨格情報とを変換し、
前記演算部は、前記第1状態の骨格情報と前記第2状態の骨格情報とにおいて、同一の部位間の距離が最小となるように、前記第1状態の骨格情報と前記第2の骨格情報とを変換し、
前記演算部は、変換された前記第1状態の骨格情報と前記第2状態の骨格情報とを重ね合わせて表示する、
姿勢表示システム。
【請求項10】
請求項9に記載の姿勢表示システムにおいて、
前記演算部は、前記第1状態の骨格情報によって表される所定の骨と、前記第2状態の骨格情報によって表される所定の骨との間を結ぶ領域を、所定の色で塗りつぶす、
姿勢表示システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、姿勢表示システムおよび姿勢表示方法に関し、例えば対象者の歩行の特徴等を表示するのに適した姿勢表示システムおよび姿勢表示方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
高齢化が進んでおり、高齢化社会では、ロコモティブシンドロームなどの運動器疾患や運動機能低下が社会問題となっている。運動器疾患や運動機能低下の予防や改善を図るために、センサやカメラで、対象者の歩行を撮影し、歩行の姿勢に関するデータを記録して、歩行の姿勢を解析することにより、歩行の特徴や運動機能のレベルを可視化等する技術が開発されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、対象者の骨格座標情報に基づいて、対象者の歩行周期を抽出して、可視化する技術が示されている。また、特許文献2には、膝関節角度センサによって得られた角度データに基づいて、膝関節の時系列的な変化を表示する技術が示されている。
【0004】
さらに、スポーツの学習に係る技術ではあるが、特許文献3には、動作中の2つの骨格(学習者と模範者の骨格)を重ねて表示する技術が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-65241号公報
特開2011-19669号公報
特開2020-5192号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1および2は、対象者の所定部位の時系列的な変化を表示するものであり、特許文献3は、互いに異なる人の骨格を重ねて表示するものである。いずれも、表示する姿勢の抽出は、ユーザに任せられている。そのため、ユーザによっては、特徴的な姿勢を抽出することができず、表示されているものの理解が難しいという課題があった。
【0007】
本発明の目的は、特徴的な姿勢を抽出し、姿勢の変化等を分かり易く表示することが可能な姿勢表示システムおよび姿勢表示方法を提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本願において開示される実施の形態のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
【0010】
すなわち、姿勢表示システムは、骨格情報の時系列データを格納する記憶部と、骨格情報の所定部位に対する基準軸の設定を入力するユーザインタフェースと、演算部とを備える。ここで、演算部は、所定部位が、基準軸における基準点から、第1方向に離れた第1状態に存在するときの骨格情報を時系列データから抽出し、基準点から、第1方向とは反対方向の第2方向に離れた第2状態に存在するときの骨格情報を時系列データから抽出し、第1状態のときの骨格情報と第2状態のときの骨格情報とを重ね合わせる。
(【0011】以降は省略されています)

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