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公開番号
2025094001
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-24
出願番号
2025038369,2022558938
出願日
2025-03-11,2021-09-29
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G16H
40/00 20180101AFI20250617BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】物体を介した感染症の拡大を抑制する情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置及び各ログ取得装置が、それぞれネットワークに接続され、互いに通信可能な情報処理システムにおいて、情報処理装置は、人が接触した物体及び人が一定距離以内に第1の一定期間以上接近した物体の少なくとも一方を、撮影された画像に対する画像解析により特定する判定部と、物体の清掃要求の通知に用いるためのログデータであって、特定した物体の識別情報及び位置情報を含むログデータを記憶装置に記憶する制御を行つ記憶制御部と、ログデータに識別情報が含まれる物体の清掃要求を通知する通知部と、を含む。清掃要求は通知される前記物体の位置情報を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも一つのプロセッサを備える情報処理装置であって、
前記プロセッサは、
人が接触した物体、及び人が一定距離以内に第1の一定期間以上接近した物体の少なくとも一方を撮影された画像に対する画像解析により特定し、
物体の清掃要求の通知に用いるためのログデータであって、特定した物体の識別情報及び位置情報を含むログデータを記憶装置に記憶する制御を行い、
前記ログデータに識別情報が含まれる物体の清掃要求を通知し、
前記清掃要求は通知される前記物体の位置情報を含む、
情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記プロセッサは、
病院内の汚染管理区域として予め定められ、前記ログデータに含められている第1領域については、物体の清掃が可能なタイミングとして予め定められたタイミングに、前記清掃要求を通知する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、
病院内の汚染管理区域として予め定められ、前記ログデータに含められている第1領域以外の第2領域については、前記ログデータに識別情報が含まれる物体に接触及び一定距離以内に第1の一定期間以上接近の少なくとも一方を行い、かつ前記第2領域内に位置した人が、感染症の検査結果が陽性であることが判明した第1のタイミング及び感染症に感染したことが疑われる条件を満たすことが判明した第2のタイミングの少なくとも一方のタイミングに、前記清掃要求を通知し、
前記第1のタイミングとは前記感染症の検査結果が陽性である人の識別情報が入力されたタイミングであり、
前記第2のタイミングとは、前記感染症に感染したことが疑われる条件を満たすことが判明した人の識別情報が入力されたタイミングである、
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記第1のタイミング及び前記第2のタイミングの少なくとも一方のタイミングから第2の一定期間前までの間に、感染症の検査結果が陽性であることが判明した人及び感染症に感染したことが疑われる条件を満たすことが判明した人の少なくとも一方の人が接触した物体及び一定距離以内に第1の一定期間以上接近した物体の清掃要求を通知する、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第2の一定期間は、物体の材質毎に、感染症の病原体の最大残存期間に応じて定められる、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、
前記第1のタイミングと前記第2のタイミングとで、メッセージを異ならせて前記清掃要求を通知する、
請求項3から請求項5の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、
特定した物体に表示装置が設けられている場合、前記表示装置に表示する清掃要求を通知する、
請求項1から請求項6の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記プロセッサは、
前記ログデータに含まれるログのうち、ログの取得時点から感染症の病原体の潜伏期間を経過したログを削除する、
請求項1から請求項7の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、
前記物体を特定する際、人の防護状態に応じて前記第1の一定期間を可変とする、
請求項1から請求項8の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記プロセッサは、
前記第1のタイミングに、感染症の検査結果が陽性であることが判明した人が、前記ログデータに識別情報が含まれる物体に接触又は前記第1の一定期間以上接近した第3のタイミングの後に、清掃が未実施の物体に、前記第3のタイミングから前記第2の一定期間以内に接触した人に消毒を推奨するメッセージを通知する、
請求項4から請求項6の何れか1項に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特表2015-533248号公報には、緊急対応環境内において、人が棚に接近したというメモを棚に接近した人物の識別情報と共に記録することが開示されている。
【0003】
国際公開2013/031481号には、物体同士の接触及び接近の少なくとも一方を検出する技術が開示されている。
【0004】
特開2017-004165号公報には、病院内において、人の移動履歴及び機器の移動履歴に基づいて、発症判定者に接近した移動履歴を有する機器を抽出することによって、人及び機器を介した感染経路を把握する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
感染症の拡大抑制のためには、人が接近した物体及び接触した物体を適切に清掃することが有用であると考えられる。しかしながら、特表2015-533248号公報、国際公開2013/031481号、及び特開2017-004165号公報では、人が接近した物体及び接触した物体を清掃することについては考慮されていない。
【0006】
本開示は、以上の事情を鑑みてなされたものであり、物体を介した感染症の拡大を抑制することができる情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の情報処理装置は、少なくとも一つのプロセッサを備える情報処理装置であって、プロセッサは、人が接触した物体、及び人が一定距離以内に一定期間以上接近した物体の少なくとも一方を特定し、物体の清掃要求の通知に用いるためのログデータであって、特定した物体の識別情報を含むログデータを記憶装置に記憶する制御を行う。
【0008】
なお、本開示の情報処理装置は、プロセッサが、ログデータに識別情報が含まれる物体の清掃要求を通知してもよい。
【0009】
また、本開示の情報処理装置は、プロセッサが、病院内の汚染管理区域として予め定められた領域については、物体の清掃が可能なタイミングとして予め定められたタイミングに、清掃要求を通知してもよい。
【0010】
また、本開示の情報処理装置は、プロセッサが、病院内の汚染管理区域として予め定められた領域以外の領域については、ログデータに識別情報が含まれる物体に接触及び一定距離以内に一定期間以上接近の少なくとも一方を行い、かつその領域内に位置した人が、感染症の検査結果が陽性であることが判明した第1のタイミング及び感染症に感染したことが疑われる条件を満たすことが判明した第2のタイミングの少なくとも一方のタイミングに、清掃要求を通知してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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