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公開番号
2025093346
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-24
出願番号
2023208928
出願日
2023-12-12
発明の名称
サスペンション装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
B60G
17/015 20060101AFI20250617BHJP(車両一般)
要約
【課題】低駆動力で車両を上下に変位させるサスペンション装置を提供する。
【解決手段】ナックル13と、ロアアーム15と、ショックアブソーバ12と、主バネ11と、を有する第1のサスペンション部100と、ヒンジ軸69で揺動し、一端部がロアアーム15に接続されたメインアーム21と、メインアーム21の他端部に、一端部が接続された従動副バネ座リンク28と、従動副バネ座リンク28の他端部に、一端部が接続された副バネ24と、副バネ24の他端部に接続された駆動副バネ座リンク27と、駆動副バネ座リンク27の両端に接続され、夫々が第1のリンク22と、第2のリンク23と、駆動リンク25と、を有する2つの平行リンクと、平行リンクを動作させるモータ26と、を有する第2のサスペンション部200と、を備え、モータ26を駆動させた場合に、副バネ24と、ヒンジ軸69と、の距離が変更される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車体に設けられた車輪を支持するナックルと、
前記ナックルを介して、前記車体に対して前記車輪が上下動できるように、前記車輪を前記車体に取り付けるロアアームと、
前記ロアアームに取り付けられるショックアブソーバと、
前記ショックアブソーバと同軸上に配置されて、前記車体の荷重を支える主バネと、を有する第1のサスペンション部と、
ヒンジ軸で揺動可能であり、一端部が前記ロアアームに接続されたメインアームと、
前記メインアームの他端部に対して、一端部がヒンジ接続された従動副バネ座リンクと、
前記従動副バネ座リンクの他端部に、一端部がヒンジ接続された副バネと、
前記副バネの他端部に、ヒンジ接続された駆動副バネ座リンクと、
前記駆動副バネ座リンクの両端にヒンジ接続されており、それぞれが第1のリンクと、第2のリンクと、駆動リンクと、を有する2つの平行リンクと、
前記駆動リンクを駆動することで、前記第1のリンクと前記第2のリンクを動作させるモータと、を有する第2のサスペンション部と、を備え、
前記モータを駆動して前記第1のリンクと前記第2のリンクを動作させた場合に、前記副バネと、前記メインアームが当接する前記ヒンジ軸と、の距離が変更される、
サスペンション装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、サスペンション装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、一般的な4輪の車両を上下に変位させるために、アブソーバ内のエア、もしくは油の圧力を制御して変位させるものが実用化されているが、電動アクチュエータでバネを変位させて、車高を変位させる方法も存在する。
【0003】
ここで、サスペンションのバネを伸縮させる機能を設ける方法の1案として、非特許文献1に、1輪を支えるサスペンションのバネを主バネと副バネとして、それぞれに荷重を分散するとともに、副バネの荷重分担割合を変動させることで車体を上下させるというものがある。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
Willem-Jan Evers他、「Modeling, Analysis and Control of a Variable Geometry Actuator」、2008 IEEE Intelligent Vehicles Symposium、2008年7月、p.251-256
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、非特許文献1に記載された構成では、動作効率が悪く、バネを変位させるために大きな駆動力が必要である。そのため、バネの変位動作の効率を向上させて、動作にかかる駆動力を低減させたいという要望がある。
【0006】
本開示は、低駆動力で車両を上下に変位させるサスペンション装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示にかかるサスペンション装置は、車体に設けられた車輪を支持するナックルと、前記ナックルを介して、前記車体に対して前記車輪が上下動できるように、前記車輪を前記車体に取り付けるロアアームと、前記ロアアームに取り付けられるショックアブソーバと、前記ショックアブソーバと同軸上に配置されて、前記車体の荷重を支える主バネと、を有する第1のサスペンション部と、ヒンジ軸で揺動可能であり、一端部が前記ロアアームに接続されたメインアームと、前記メインアームの他端部に対して、一端部がヒンジ接続された従動副バネ座リンクと、前記従動副バネ座リンクの他端部に、一端部がヒンジ接続された副バネと、前記副バネの他端部に、ヒンジ接続された駆動副バネ座リンクと、前記駆動副バネ座リンクの両端にヒンジ接続されており、それぞれが第1のリンクと、第2のリンクと、駆動リンクと、を有する2つの平行リンクと、前記駆動リンクを駆動することで、前記第1のリンクと前記第2のリンクを動作させるモータと、を有する第2のサスペンション部と、を備え、前記モータを駆動して前記第1のリンクと前記第2のリンクを動作させた場合に、前記副バネと、前記メインアームが当接する前記ヒンジ軸と、の距離が変更される。
これにより、モータの駆動力に応じて、メインアームがロアアームを押圧する力を変化させることができる。
【発明の効果】
【0008】
本開示よれば、低駆動力で車両を上下に変位させるサスペンション装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1にかかる車体が下がった状態及び上がった状態のサスペンション装置の斜視図である。
実施の形態1にかかるサスペンション装置の構成図である。
実施の形態1にかかる積載時(a)と空車時(b)の車高の変化とモータトルクの関係を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施の形態1
以下、図面を参照して本実施の形態に係るサスペンションについて説明する。図1(a)及び図1(b)は、本発明の一実施形態による第1のサスペンション部100と、第2のサスペンション部200により構成されたサスペンションの概略斜視図である。なお、以下の説明では、同様の構成要素には同一の参照番号を付す。なお図1(a)は、車高が低くなった状態であり、図1(b)は車高が高くなった状態である。
(【0011】以降は省略されています)
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