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公開番号
2025092843
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208213
出願日
2023-12-11
発明の名称
ケース構造
出願人
株式会社ヴァレオジャパン
代理人
弁理士法人紀尾井坂テーミス
主分類
H04R
1/02 20060101AFI20250616BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】スピーカユニットを収容するケースからの音漏れを抑制する構造を提供する。
【解決手段】スピーカユニット2を収容するケース3のケース構造100であって、ケース3は、直線Lz方向で互いに組付けられるアッパケース4とロアケース5とを有し、アッパケース4では、スピーカユニット2を覆う周壁部41に、当該周壁部41の内部と外部を連通させる開口部45が、ロアケース5との接合面まで及んで形成されており、ロアケース5は、当該ロアケース5をアッパケース4に組み付けたときに、開口部45を塞ぐように直線Lz方向に突出する突出壁533を有しており、開口部45の周縁部46、47には、突出壁533の周縁部である嵌合壁7A、7Bが挿入される凹溝6A、6Bが設けられている。
【選択図】図16
特許請求の範囲
【請求項1】
スピーカユニットを収容するケースのケース構造であって、
前記ケースは、第1の方向で互いに組付けられる第1の筐体と第2の筐体とを有し、
前記第1の筐体では、前記スピーカユニットを覆う壁部に、当該壁部の内部と外部を連通させる第1の開口部が、前記第2の筐体との接合面まで及んで形成されており、
前記第2の筐体は、当該第2の筐体を前記第1の筐体に組み付けたときに、前記第1の開口部を塞ぐように前記第1の方向に突出する突出壁を有しており、
前記突出壁の周縁部と、前記第1の開口部の周縁部のうちの一方の周縁部には、他方の周縁部が挿入される凹溝が設けられていることを特徴とするケース構造。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記凹溝には、当該凹溝の溝幅を狭めるリブが設けられていることを特徴とするケース構造。
【請求項3】
請求項1において、
前記第1の方向は、前記スピーカユニットの前後方向に沿う向きであり、
前記第2の筐体は、前記スピーカユニットの前面側から、前記第1の筐体に組付けられており、
前記第1の開口部と前記突出壁は、少なくとも前記スピーカユニットから発せられる音の逆位相側に配置されていることを特徴とするケース構造。
【請求項4】
請求項1において、
前記第1の方向に直交する第2の方向から見て、前記凹溝は、前記第1の開口部の幅方向の両側に位置することを特徴とするケース構造。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか一項において、
前記スピーカユニットと電気的に接続されるスイッチが設けられた第3の筐体を有し、
前記第1の筐体の前記壁部は、前記第1の方向に直交する第2の方向における前記第1の開口部とは反対側に位置する領域が、前記第3の筐体と共用しており、
前記壁部における前記第3の筐体と共用した領域には、前記第3の筐体の内部に、前記第1の開口部側からアクセスするための第2の開口部が設けられていることを特徴とするケース構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ケース構造に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、スピーカユニットと、当該スピーカユニットを収容するケースと、を有するスピーカ装置を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-304236号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
スピーカユニットを収容するケースは、複数の筐体を組み合わせて形成されることがある。この場合、スピーカユニットから発せられた音が筐体同士の隙間から漏れることで、ユーザが知覚する音に影響を及ぼす虞がある。
【0005】
そこで、スピーカユニットを収容するケースからの音漏れを抑制できるケース構造を提供することが求められている。
なお、このような要求に限らず、後記する「発明を実施するための形態」に開示した各構成から導き出される作用および効果であって、従来の技術では得られない作用および効果を奏することも、本件の他の目的として位置付けることができる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
スピーカユニットを収容するケースのケース構造であって、
前記ケースは、第1の方向で互いに組付けられる第1の筐体と第2の筐体とを有し、
前記第1の筐体では、前記スピーカユニットを覆う壁部に、当該壁部の内部と外部を連通させる第1の開口部が、前記第2の筐体との接合面まで及んで形成されており、
前記第2の筐体は、当該第2の筐体を前記第1の筐体に組み付けたときに、前記第1の開口部を塞ぐように前記第1の方向に突出する突出壁を有しており、
前記突出壁の周縁部と、前記第1の開口部の周縁部のうちの一方の周縁部には、他方の周縁部が挿入される凹溝が設けられている構成のケース構造とした。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、スピーカユニットを収容するケースからの音漏れを抑制できるケース構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
スイッチ装置を説明する図である。
スイッチ装置の分解斜視図である。
背面カバーにおけるスピーカ部の配置を説明する図である。
スイッチ装置の断面の模式図である。
スイッチ装置の断面の模式図である。
スピーカ部の分解斜視図である。
スピーカ部の断面の模式図である。
アッパケースを説明する図である。
アッパケースの断面の模式図である。
アッパケースの断面の模式図である。
ロアケースを説明する図である。
ロアケースを説明する図である。
突出壁を説明する図である。
アッパケースとロアケースとの接合を説明する図である。
ケース内に発生する音圧を説明する図である。
ケース構造を説明する図である。
変形例に係るケース構造を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本実施形態では、車両用のスイッチ装置9に備わるスピーカ部1について、ケース構造100を採用した場合を例に挙げて説明する。スイッチ装置9は、例えば、車両のインストルメントパネルに配置することができる。
図1は、スイッチ装置9を説明する図である。図1は、ユーザ側から見たスイッチ装置9の斜視図である。
図2は、スイッチ装置9を説明する図である。図2は、スピーカ部1側から見たスイッチ装置9の分解斜視図である。なお、図2の拡大図では、スピーカ部1におけるロアケース5の図示を省略してアッパケース4のみを記載している。
図3は、背面カバー92におけるスピーカ部1の配置を説明する図である。図3の(A)は、アッパケース4におけるスピーカ部1が設けられた領域を拡大して模式的に示した平面図である。図3の(B)は、アッパケース4に組み付けられるロアケース5を、アッパケース4から離間した位置に配置して、組み付け前のアッパケース4回りを示した図である。
図4は、スイッチ装置9の断面の模式図である。図4では、図3の(A)におけるA-A線に沿ってスイッチ装置9を切断した断面を、スイッチ装置9の他の構成要素と共に示している。
図5は、スイッチ装置9の断面の模式図である。図5の(A)は、図4におけるA-A線に沿ってスピーカ部1を切断した断面を模式的に示す図である。図5の(B)は、図4におけるB-B線に沿ってスピーカ部1を切断した断面を模式的に示す図である。
なお、図4および図5では、スピーカユニット2の図示を省略して、スピーカユニット2が配置される領域を仮想線で示している。
【0010】
以下の説明では、スピーカ部1の構成要素の位置関係を説明する際に、XYZ方向(図1等参照)を基準とする。X方向は車幅方向、Y方向は車両前後方向、Z方向は上下方向に概ね沿っているが、完全に平行である必要はない。また、必要に応じて、Y方向を基準として「車両前方側」および「車両後方側」という文言を用いることがある。また、Z方向を基準として、「上側」または「上方」および「下側」または「下方」という文言を用いることがある。
(【0011】以降は省略されています)
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