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公開番号2025092560
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2025051865,2021207158
出願日2025-03-26,2021-12-21
発明の名称光電変換装置、光検出システム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 25/583 20230101AFI20250612BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 露光期間が複数ある場合の具体的なパルス信号の制御をすることができる光電変換装置を提供することができる。
【解決手段】 アノードとカソードとを含むアバランシェフォトダイオードと、前記アノードおよび前記カソードのうちの一方のノードと接続され、パルス信号が入力されるスイッチと、を備え、第1露光期間における前記パルス信号の数を前記第1露光期間で除算した値と、前記第1露光期間の長さと異なる長さを有する第2露光期間における前記パルス信号の数を前記第2露光期間で除算した値とが異なる。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
アノードとカソードとを含むアバランシェフォトダイオードと、
前記アノードおよび前記カソードのうちの一方のノードと接続され、パルス信号が入力されるスイッチと、を備え、
第1露光期間における前記パルス信号の数を前記第1露光期間で除算した値と、前記第1露光期間の長さと異なる長さを有する第2露光期間における前記パルス信号の数を前記第2露光期間で除算した値とが異なることを特徴とする光電変換装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記パルス信号は、繰り返し周期の信号であることを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
【請求項3】
前記第1露光期間における前記パルス信号の数と、前記第2露光期間における前記パルス信号の数は同じであることを特徴とする請求項1又は2に記載の光電変換装置。
【請求項4】
前記第1露光期間は前記第2露光期間よりも短く、
前記第1露光期間における前記パルス信号の周期は、前記第2露光期間における前記パルス信号の周期よりも短いことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光電変換装置。
【請求項5】
前記第1露光期間における前記パルス信号の第1のレベルの第1のパルス幅と、前記第2露光期間における前記パルス信号の第1のレベルの第1のパルス幅とは同じであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光電変換装置。
【請求項6】
前記第1露光期間における前記パルス信号の第2のレベルの第2のパルス幅と、前記第2露光期間における前記パルス信号の第2のレベルの第2のパルス幅とが異なることを特徴とする請求項5に記載の光電変換装置。
【請求項7】
前記スイッチはクエンチ素子として機能することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光電変換装置。
【請求項8】
前記スイッチはMOSトランジスタであり、
前記スイッチの一方のノードは、前記アバランシェフォトダイオードのカソードと接続され、
前記スイッチの他方のノードは、駆動電圧が印加される電源線と接続され、
前記パルス信号は、前記スイッチのゲート電極へと供給されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光電変換装置。
【請求項9】
波形整形部と、カウンタ回路と、を有する信号処理回路を備え、
前記波形整形部は、前記アノードおよび前記カソードのうちの一方のノードに接続され、
前記波形整形部から出力された信号が前記カウンタ回路へと入力されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光電変換装置。
【請求項10】
前記第1露光期間における前記パルス信号の数は、前記カウンタ回路の上限値と同じであることを特徴とする請求項9に記載の光電変換装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光電変換を行う光電変換装置、および光検出システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
複数のアバランシェフォトダイオード(APD)を含む画素が平面的に2次元アレイ状に配置されるように形成された画素アレイを含む光電変換装置が知られている。各画素においては、半導体領域内のPN接合領域において、単一光子に起因した光電荷がアバランシェ増倍を起こす。
【0003】
特許文献1には、APDを有する画素が、APDと、APDに接続されたクエンチ回路と、APDから出力される信号が入力される信号制御回路と、クエンチ回路と信号制御回路に接続されたパルス生成回路と、が開示されている。パルス生成回路は、クエンチ回路のオンオフを制御している。また、パルス信号ごとに出力信号をリセットして、高輝度下でも入力光子に応じたパルス信号を出力することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-123847号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1には、露光期間が異なる場合の露光期間内のパルス信号の数や周期に関しては何ら開示されていない。特許文献1は、露光期間との関係でパルス信号を制御することを検討する余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一形態に係る光電変換装置は、アノードとカソードとを含むアバランシェフォトダイオードと、前記アノードおよび前記カソードのうちの一方のノードと接続され、パルス信号が入力されるスイッチと、を備え、第1露光期間における前記パルス信号の数を前記第1露光期間で除算して前記第1露光期間を乗算した値と、前記第1露光期間の長さと異なる長さを有する第2露光期間における前記パルス信号の数を前記第2露光期間で除算して前記第1露光期間を乗算した値とが異なる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、露光期間が複数ある場合の具体的なパルス信号の制御をすることができる光電変換装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
光電変換装置の構成を示す図
センサ基板の配置例
回路基板の配置例
光電変換素子の等価回路を含むブロック図
APDの動作と出力信号との関係を示す図
実施形態1に係る光電変換装置の制御パルスのタイミングチャート図
比較形態に係る光電変換装置の制御パルスのタイミングチャート図
実施形態1に係る光電変換装置の動作モードの一例を説明するためフローチャート図
実施形態1の変形例に係る光電変換装置の制御パルスのタイミングチャート図
実施形態2に係る光電変換装置の制御パルスのタイミングチャート図
実施形態3に係る光電変換装置の露光期間あたりの入射光子数とカウント値の関係を示す図
実施形態3に係る光電変換装置の回路基板の配置例
実施形態3に係る光電変換装置の制御パルスのタイミングチャート図
実施形態4の光検出システムのブロック図
実施形態5の光検出システムのブロック図
実施形態6の光検出システムのブロック図
実施形態7の光検出システムのブロック図
実施形態7の光検出システムのフローチャート
実施形態8の電子機器の具体例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に示す形態は、本発明の技術思想を具体化するためのものであって、本発明を限定するものではない。各図面が示す部材の大きさや位置関係は、説明を明確にするために誇張していることがある。以下の説明において、同一の構成については同一の番号を付して説明を省略することがある。
【0010】
図1乃至図4を用いて、各実施形態における光電変換装置に共通する構成を説明する。光電変換装置はアバランシェダイオードを含むSPAD画素を有する。アバランシェダイオードで生じる電荷対のうち信号電荷として用いられる電荷の導電型を第1導電型と呼ぶ。第1導電型とは、信号電荷と同じ極性の電荷を多数キャリアとする導電型を指す。また、第1導電型と反対の導電型を第2導電型と呼ぶ。以下では、信号電荷が電子であり、第1導電型がN型、第2導電型がP型である例を説明するが、信号電荷が正孔であり、第1導電型がP型、第2導電型がN型であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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