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公開番号2025092523
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2025050092,2022515746
出願日2025-03-25,2020-09-08
発明の名称患者インターフェース
出願人レスメド・プロプライエタリー・リミテッド
代理人個人,個人,個人
主分類A61M 16/06 20060101AFI20250612BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】本技術は、呼吸障害の診断、改善、治療または予防において用いられる医療デバイスの提供する。
【解決手段】患者インターフェースは、加圧された呼吸ガス流れを患者の気道へ送達するように構成される。患者インターフェースは、使用時において患者の鼻をクレードル支持するように構成されたクレードルベースを含む。2つの突起は、クレードルベースから延び、使用時において患者の鼻孔に挿入されるように構成される。突起それぞれの内部においては、連続する空気流れを内部に通過させるように構成された開口部が形成される。加えて、プレナムベースにより、プレナムチャンバがクレードルベースと共に形成される。クレードルベースは、クレードルベースの動きがプレナムベースから結合解除されるように構成される。
【選択図】図3EE
特許請求の範囲【請求項1】
加圧された呼吸ガス流れを患者の気道へ送達するように構成された患者インターフェースであって、前記患者インターフェースは、
使用時において前記患者の鼻をクレードル支持するように構成されたクレードルベース;
前記クレードルベースから延び、使用時において前記患者の鼻孔に挿入されるように構成された2つの突起であって、前記突起それぞれの内部において、連続する空気流れを内部に通過させるように構成された開口部が形成される、2つの突起;および
前記クレードルベースと共にプレナムチャンバを形成するプレナムベース、を含み、
前記クレードルベースは、前記クレードルベースの動きが前記プレナムベースから結合解除されるように構成される、患者インターフェース。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記突起は、使用時において前記鼻孔の各々の内周縁をシールするような構造および配置にされる、請求項1の患者インターフェース。
【請求項3】
前記突起は、使用時において前記鼻孔の各々の内周縁をシールする端部を含む、請求項1または2の患者インターフェース。
【請求項4】
前記クレードルベースは、前記2つの突起のいずれかの側部において側方に外方に延びる側方延長部を含み、前記側方延長部はそれぞれ、使用時において前記患者の鼻翼それぞれの側方部または下部をシールするように構成される、請求項1~3のうちいずれか一項の患者インターフェース。
【請求項5】
前記クレードルベースは、前記患者による着用時において前記患者の鼻によって外方に撓むように構成される、請求項1~4のうちいずれか一項の患者インターフェース。
【請求項6】
前記突起は、円錐台状形状を有する、請求項1~5のうちいずれか一項の患者インターフェース。
【請求項7】
前記突起の開口部は、前記突起の延長が開始される前記クレードルベースの表面に相対して角度付けされる、請求項1~6のうちいずれか一項の患者インターフェース。
【請求項8】
前記プレナムベースは、一対の空気入口を対向する横側部に含む、請求項1~7のうちいずれか一項の患者インターフェース。
【請求項9】
前記プレナムベースおよび前記クレードルベースは可膨張性である、請求項1~8のうちいずれか一項の患者インターフェース。
【請求項10】
前記クレードルベースと前記プレナムベースとの間のバッファまたはダンパーは、前記クレードルベースの動きを前記プレナムベースから結合解除させるように構成される、請求項1~9のうちいずれか一項の患者インターフェース。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
1 関連出願の相互参照
本出願は、オーストラリア出願第2019903362号(出願日:2019年9月10日)の恩恵を主張する。本明細書中、同文献全体を参考のため援用する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
2 技術の背景
2.1 技術の分野
本技術は、呼吸関連疾患の検出、診断、治療、予防および改善のうち1つ以上に関する。本技術はまた、医療デバイスまたは装置と、その使用とに関する。
【0003】
2.2 関連技術の説明
2.2.1 ヒトの呼吸器系およびその疾患
身体の呼吸器系は、ガス交換を促進させる。鼻および口は、患者の気道への入口を形成する。
【0004】
これらの気道は、一連の分岐する管を含み、これらの管は、肺の奥深くに進むほど狭く、短くかつ多数になる。肺の主要な機能はガス交換であり、空気から酸素を静脈血中へ取り入れさせ、二酸化炭素を退出させる。気管は、右および左の主気管支に分かれ、これらの主気管支はさらに分かれて、最終的に終末細気管支となる。気管支は、伝導のための気道を構成するものであり、ガス交換には関与しない。気道がさらに分割されると呼吸細気管支となり、最終的には肺胞となる。肺の肺胞領域においてガス交換が行われ、この領域を呼吸ゾーンと呼ぶ。以下を参照されたい:「Respiratory Physiology」, by John B. West, Lippincott Williams & Wilkins, 9th edition published 2012。
【0005】
一定範囲の呼吸障害が存在している。特定の疾患は、特定の発症(例えば、無呼吸、呼吸低下および過呼吸)によって特徴付けられ得る。
【0006】
呼吸障害の例には、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)、チェーン・ストークス呼吸(CSR)、呼吸不全、肥満過換気症候群(OHS)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、神経筋疾患(NMD)および胸壁疾患が含まれる。
【0007】
閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)は、睡眠呼吸障害(SDB)の1つの形態であり、睡眠時の上通気道の閉鎖または閉塞などの発症によって特徴付けられる。これは異常に小さい上気道と、舌の領域の筋緊張の通常の喪失、睡眠時の軟口蓋および後口咽頭壁の正常損失の組み合わせの結果である。このような疾患に起因して、罹患患者の呼吸停止が典型的には30~120秒にわたり、ときには一晩に200~300回も呼吸が停止する。その結果、日中の眠気が過度になり、心血管疾患および脳損傷の原因になり得る。この症候群は一般的な疾患であり、特に中年の過体重の男性に多いが、患者に自覚症状は無い。米国特許第4,944,310号(Sullivan)を参照されたい。
【0008】
チェーン・ストークス呼吸(CSR)は、別の形態の睡眠呼吸障害である。CSRは、患者の呼吸調節器の疾患であり、CSRサイクルとして知られる換気の漸増および漸減が交互に周期的に続く。CSRは、動脈血の脱酸素および再曝気の繰り返しによって特徴付けられる。反復低酸素症のため、CSRは有害であり得る。患者によっては、CSRは、重症不眠、交感神経活動の増加、および後負荷の増加の原因となる、反復性睡眠覚醒を随伴する。米国特許第6,532,959号(Berthon-Jones)を参照されたい。
【0009】
呼吸不全とは、呼吸器障害の総称であり、患者の需要を満たすための充分な酸素吸気または充分なCO

呼息を肺が行うことができていないことを指す。呼吸不全は、以下の疾患のうちいくつかまたは全てを包含し得る。
【0010】
呼吸不全(一種の呼吸不全)の患者は、運動時に異常な息切れを経験することがある。
(【0011】以降は省略されています)

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