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公開番号
2025092416
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2024179937
出願日
2024-10-15
発明の名称
ソフトウェア開発コラボレーションのための装置及び方法
出願人
ウーブン・バイ・トヨタ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
8/77 20180101AFI20250612BHJP(計算;計数)
要約
【課題】複数のソフトウェア部品に対して品質保証を検証する、方法、及び装置が提供される。
【解決手段】コンピュータは、結果データを受信するために、複数のソフトウェア部品の各ソフトウェア部品に対して品質保証テストを実行し、メトリクスを抽出するために、各ソフトウェア部品について結果データを処理し、ソフトウェア部品タイプについて少なくとも1つのメトリクスゲートを備える品質ゲート構成を受信し、少なくとも1つのメトリクスゲートに基づいて、各ソフトウェア部品についてメトリクスを比較し、比較及び品質ゲート構成に基づいて、ビルドの結果及びメトリクスを出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ソフトウェア部品タイプを有する複数のソフトウェア部品に対して品質保証を検証するためのコンピュータが実行する方法であって、
前記コンピュータは、
結果データを受信するために、前記複数のソフトウェア部品の各ソフトウェア部品に対して品質保証テストを実行し、
メトリクスを抽出するために、各ソフトウェア部品について前記結果データを処理し、
前記ソフトウェア部品タイプについて品質ゲート構成を受信し、前記品質ゲート構成は、少なくとも1つのメトリクスゲートを備え、
前記少なくとも1つのメトリクスゲートに基づいて、各ソフトウェア部品について前記メトリクスを比較し、
前記メトリクスの比較及び前記品質ゲート構成に基づいて、ビルドの結果及び前記メトリクスを出力する、処理を実行する、
方法。
続きを表示(約 2,300 文字)
【請求項2】
前記メトリクスゲートとの前記メトリクスの前記比較が否定的な結果を有する場合、前記ビルドの前記結果は、前記ビルドが失敗したという表示である、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記メトリクスゲートとの前記メトリクスの前記比較が肯定的な結果を有する場合、前記ビルドの前記結果は、前記ビルドが成功したという表示である、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記品質ゲート構成は、
品質ゲートが施行されている開発ステージを識別するために使用され得るステージ名識別子と、
前記メトリクスゲートが前記否定的な結果を有する場合に前記ビルドの前記結果として出力され得る施行レベルパラメータと、
を備える、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項5】
少なくとも1つの前記メトリクスゲートは、
比較されている前記メトリクスのタイプを識別するために使用され得るメトリクス名識別子と、
警告閾値及びエラー閾値を備え、前記警告閾値が前記比較によって満たされる場合、前記ビルドの前記結果は、警告を指定することを含み、前記エラー閾値が前記比較によって満たされる場合、前記ビルドの前記結果は、エラーを指定することを含み、前記ビルドの前記結果が警告でもなくエラーでもない場合、前記ビルドの前記結果は、代わりに、成功を指定することを含む、閾値パラメータと、
どのように前記メトリクスの値が前記閾値パラメータと比較されるべきかを示す比較タイプパラメータと、を備える、
請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記ビルドの前記結果及び前記メトリクスを出力することは、
前記ビルドの前記結果の可視化をレンダリングすることを更に含み、前記結果が警告を指定することを含む場合、第1のスタイルがレンダリングされるか、前記結果がエラーを指定することを含む場合、第2のスタイルがレンダリングされるか、又は前記結果が、代わりに、成功を指定することを含む場合、第3のスタイルがレンダリングされ、前記第1のスタイル、前記第2のスタイル、及び前記第3のスタイルは互いに異なる、
請求項5に記載の方法。
【請求項7】
少なくとも第1のソフトウェア部品を含む複数のソフトウェア部品を管理するためのコンピュータが実行する方法であって、
前記コンピュータは、
機能ブランチを作成する要求を受信し、
前記第1のソフトウェア部品を分岐し、
分岐された前記第1のソフトウェア部品をビルドし、
ビルドされた前記第1のソフトウェア部品が成功であるかどうかをチェックし、
ビルドされた前記第1のソフトウェア部品が成功でない場合、エラーメッセージを送信し、
ビルドされた前記第1のソフトウェア部品が成功である場合、
ビルドされた前記第1のソフトウェア部品を第1のパッケージとして公開し、
前記第1のソフトウェア部品に依存する複数の前記ソフトウェア部品の依存ソフトウェア部品を検索し、
各依存ソフトウェア部品を分岐する、処理を実行する、
方法。
【請求項8】
前記依存ソフトウェア部品は、少なくとも第2のソフトウェア部品を含み、各前記依存ソフトウェア部品を分岐させることは、前記第2のソフトウェア部品を分岐させることを含み、
前記コンピュータは、
前記第1のパッケージに対するものとなるように、分岐された前記第2のソフトウェア部品の依存性を更新し、
分岐された前記第2のソフトウェア部品をビルドし、
ビルドされた前記第2のソフトウェア部品が成功であるかどうかをチェックし、
ビルドされた前記第2のソフトウェア部品が成功でない場合、エラーメッセージを送信し、
ビルドされた前記第2のソフトウェア部品が成功である場合、
ビルドされた前記第2のソフトウェア部品を第2のパッケージとして公開し、
全ての前記依存ソフトウェア部品のチェックが成功であったかどうかをチェックする、処理を実行する、
請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記コンピュータは、
全ての前記依存ソフトウェア部品のチェックが成功であった場合、
メインブランチに対するものとなるように、分岐された前記第1のソフトウェア部品をリベースし、
分岐された前記第1のソフトウェア部品を前記メインブランチにマージし、
マージされた前記第1のソフトウェア部品をビルドし、
マージされた前記第1のソフトウェア部品を第1のメインブランチパッケージとして公開し、
前記依存ソフトウェア部品を検索する、処理を実行する、
請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記コンピュータは、
前記メインブランチに対するものとなるように、分岐された前記第2のソフトウェア部品をリベースし、
前記第1のメインブランチパッケージに対するものとなるように、分岐された前記第2のソフトウェア部品の前記依存性を更新し、
分岐された前記第2のソフトウェア部品を前記メインブランチにマージし、
マージされた前記第2のソフトウェア部品をビルドし、
マージされた前記第2のソフトウェア部品を第2のメインブランチパッケージとして公開する、処理を更に実行する、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の例示的な実施形態と整合する装置及び方法は、ソフトウェア部品について品質ゲートを管理することに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
ソフトウェア開発の分野では、バージョン制御及び品質保証などのツールは、複数の協働するソフトウェア開発者がソフトウェアプロジェクトに対して協働することを可能にし、これは、各開発者が個々の構成要素に対して働くことを含み得る。各々の個々の構成要素は、異なる機能を実装し得、「ソフトウェア部品」と称され得る。ソフトウェア部品は、他のソフトウェア部品に依存し得る(すなわち、依存性があり得る)。ソフトウェアプロジェクトを展開するとき、複数のソフトウェア部品は、より迅速でより堅牢な開発を可能にするために並列で開発され得る。
【0003】
関連技術では、バージョン制御は通常、開発者がソフトウェアの新しいバージョンを作成することを望むシナリオで実装される。ブランチングは通常、関連技術において、バージョン制御を実装するために使用される。例えば、ソフトウェアの現在のバージョンであるメインブランチが存在し得る。新しいバージョンを作成するために、開発者は、メインブランチから新しいブランチを作成し得る。これは、新しいブランチが含み得る任意の新しい機能を含む新しいブランチを開発者がテストすることを可能にし得る。この新しいブランチの変更は、後々メインブランチに再びマージされ得る。
【0004】
品質保証ツールはまた、通常、ソフトウェア開発に使用され得る。当該ツールは、ソフトウェア部品が特定の品質メトリクスを達成するかどうかをユーザが評価することを可能にし得る。
【0005】
関連技術では、サプライチェーンにおける複数の会社又はエンティティが関与する状況が生じ得、その結果、各ソフトウェア部品についてのソースコードは、関与する全ての開発者にとって容易に利用可能でない場合がある(例えば、クローズドソースコードを有し得るソフトウェア部品が存在し得る)。他の用語で述べると、所有権に応じて異なるソフトウェア部品間に「境界」が存在し得る。したがって、より新しいバージョン/ブランチを有するソフトウェア部品が、クローズドソースコードを有する依存ソフトウェア部品で機能し得るかどうか、すなわち、より新しいソフトウェア部品がソフトウェア部品スタック全体(例えば、ソフトウェア部品及びその依存性)にわたって、どのような種類の効果を有し得るかを開発者がテストすることは困難であり得る。
【0006】
加えて、関連技術は、ソフトウェア開発のために品質保証ツールを使用することを記載し得るが、複数のソフトウェア部品にわたって品質保証ツールの使用を自動化及び標準化する記載は無い。特に、プロジェクトにおける全ての指定ソフトウェア部品が特定の品質メトリクスを達成することを保証する方法が無い。
【0007】
したがって、複数のソフトウェア部品にわたって標準化された方法で品質規格を施行することもできつつ、バージョン制御が複数のソフトウェア部品及びその依存性を管理する必要がある。
【発明の概要】
【0008】
1つ以上の例示的な実施形態によれば、装置及び方法は、ソフトウェア開発コラボレーションのために提供される。特に、(異なる機能を各々実装し得る個々のソフトウェア構成要素である)ソフトウェア部品が使用され得る。所与のタイプの複数のソフトウェア部品に品質ゲートを適用するためのコンピュータが実行する方法が提供され得る。特に、コンピュータは、結果データを受信するために、複数のソフトウェア部品の各ソフトウェア部品に対して品質保証テストを実行し、メトリクス(例えば、ソフトウェア部品の品質を決定する何らかの手段)を抽出するために、当該結果データを処理し、所与のソフトウェア部品タイプについて品質ゲート構成を受信し、品質ゲート構成は、メトリクスゲートにおいて指定される要件とメトリクスを比較するために使用され得るメトリクスゲートを含む。したがって、比較の結果及びメトリクス自体は、ユーザに出力され得る。したがって、品質ゲートは、標準化された品質保証方法が所与のソフトウェア部品タイプの各ソフトウェア部品にわたって施行されること、及びユーザが品質ゲートに対する品質保証テストの結果に容易にアクセスし得ることを保証する。
【0009】
実施形態によれば、ソフトウェア部品タイプを有する複数のソフトウェア部品に対して品質保証を検証するためのコンピュータが実行する方法が提供され得る。コンピュータは、以下の処理を実行する。コンピュータは、結果データを受信するために、複数のソフトウェア部品の各ソフトウェア部品に対して品質保証テストを実行し、メトリクスを抽出するために、各ソフトウェア部品について結果データを処理し、ソフトウェア部品タイプについて少なくとも1つのメトリクスゲートを備える品質ゲート構成を受信し、、少なくとも1つのメトリクスゲートに基づいて、各ソフトウェア部品についてメトリクスを比較し、比較及び品質ゲート構成に基づいて、ビルドの結果及びメトリクスを出力する。
【0010】
メトリクスゲートとのメトリクスの比較が否定的な結果を有する場合、ビルドの結果は、ビルドが失敗したという表示であり得る。メトリクスゲートとのメトリクスの比較が肯定的な結果を有する場合、ビルドの結果は、ビルドが成功したという表示であり得る。
(【0011】以降は省略されています)
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