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公開番号
2025092388
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2024135104
出願日
2024-08-13
発明の名称
経口気管挿管を経鼻気管挿管に変更した装置
出願人
昆明医科大学第一附属医院
代理人
個人
主分類
A61M
16/04 20060101AFI20250612BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】経口気管挿管を経鼻気管挿管に変更した装置を提供する。
【解決手段】半環管1と案内管2とを含む経口気管挿管Aを経鼻気管挿管に変更した装置であって、半環管の側部に案内管又は気管挿管が入れられる開口が設けられており、案内管の直径は半環管の直径よりも小さく、半環管の内壁に、及び案内管の側壁における端部に近い位置に互いに組み合わせられた磁気吸引部が設けられている。経口気管挿管を経鼻気管挿管に変更することを効果的に補助し、気管交換過程で存在し得る複数のリスクを減少し、患者の呼吸サポート方法を改善し、予後を向上することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
半環管と案内管とを含む経口気管挿管を経鼻気管挿管に変更した装置であって、前記半環管の側部に案内管又は気管挿管が入れられる開口が設けられており、前記案内管の直径は半環管の直径よりも小さく、前記半環管の内壁に、及び案内管の側壁における端部に近い位置に互いに組み合わせられた磁気吸引部が設けられていることを特徴とする、経口気管挿管を経鼻気管挿管に変更した装置。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記開口が半環管の両端まで延伸して、半環管は外力の作用を受けることなくU字状を呈することを特徴とする、請求項1に記載の経口気管挿管を経鼻気管挿管に変更した装置。
【請求項3】
前記案内管に挿入の深さを示す目盛りが設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の経口気管挿管を経鼻気管挿管に変更した装置。
【請求項4】
前記案内管の目盛りの示度は5~65cmであり、前記案内管の長さは65~75cmであることを特徴とする、請求項3に記載の経口気管挿管を経鼻気管挿管に変更した装置。
【請求項5】
前記磁気吸引部が半環管の内壁における中間部に近い位置に設けられることを特徴とする、請求項1に記載の経口気管挿管を経鼻気管挿管に変更した装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療器械の技術分野に関し、具体的には、経口気管挿管を経鼻気管挿管に変更した装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
気管挿管は重篤患者の気道の開通を確保し、通気を改善し、酸素化を維持する重要な措置であり、経口気管挿管と経鼻気管挿管の2種類の方法を含む。
【0003】
経口気管挿管は操作が簡単で速やかであり、治療時間が短く、挿管の成功率が高く、重症急性患者の応急手当に用いられることが多く、患者の通気を速やかに改善することができる。しかし、その後の長期治療において非常に顕著な欠点がある。
【0004】
1.患者の口腔及びその関連構造の生理的機能に悪影響を与える。一方では、長期間経口気管挿管を留置すると、患者に喉痛、嗄声、血痰、上顎粘膜破損、舌の圧迫腫れ、口腔静脈還流障害等の併発症が発生する可能性がある。他方では、長期間受動的に「口を開けて管を銜える」という姿勢で、患者の下顎関節の一過性又は永久的な脱臼を引き起こす可能性がある。
【0005】
2.患者の口腔衛生に悪影響を与える。経口気管挿管の固定性は、歯の完全性、噛合機能、咳反射、意識状態等を含む多くの要素から影響される。例えば高齢患者は、その生理的に歯牙が欠損し、歯茎がぐらつき、噛合力が弱まることで、経口気管挿管は相対的に安定した固定支点を失い、非常に脱出しやすい。また、若者患者は、その咳反射が強く、噛合力が強いが、挿管に対する耐性が悪く、落ち着かなくて気管挿管を喀出することが多く、送気が中止となる。又はチューブを噛んで気管挿管が崩れて、送気が難しくなる。
【0006】
3.経口気管挿管は移動度が大きく、耐性が悪い。経口気管挿管は口腔を介して送り込まれ、口腔内に左右に移動することができるし、嚥下動作とともに上下に移動することもできるので、咽頭、咽頭後壁に対する刺激が大きく、むかつき、吐き気等の不調を引き起こすので、耐性が悪い。
【0007】
このため、臨床業務において、経口気管挿管の留置時間は3~7日間であることが多く、最長で14日間を超えない。疾患の治療コースで長い期間気道通路に留置する必要のあると予測されている患者では、非侵襲的な経鼻気管挿管に変更するか、又は侵襲的な一時的気管切開術を施行することを早急に考えなければならない。
【0008】
経鼻気管挿管は耐えやすく、固定しやすく、ケアしやすく、留置時間が長い等の優位性を有する。1.経口気管挿管とは異なり、経鼻気管挿管は鼻腔から入るので、移動性が相対的に小さく、固定しやすく、脱管リスクを低減すると同時に、患者のオーラルケア及び経口摂食が一層便利になる。2.経鼻気管挿管は喉への刺激が小さく、嘔吐反射の発生率が低く、患者はより耐えやすく、臨床での鎮静・鎮痛薬の使用の減少に有利であり、臨床の実践において、一部の患者は経鼻気管挿管を使用する期間に鎮静・鎮痛薬を使用する必要がない。3.早期経鼻気管挿管がされる患者は、その機械的通気に頼る時間が明らかに経口気管挿管がされる患者よりも短く、その上、一部の患者は気管切開術の施行を回避した。そして、患者の家族及び一部の意識清明である患者は経鼻気管挿管に対する受容性もより高くなる。
【0009】
このため、緊急の場合、経口気管挿管を用いて気道を開放させる重篤患者は医者から評価された後、経鼻気管挿管に変更する必要がある。口腔と鼻腔の経路は通じないので、現在臨床操作において、まず、経口気管挿管を徹底的に抜かなければならず、その後ブラインド挿管、喉頭鏡補助、気管支ファイバースコープ補助、LEDライト補助、超音波補助等の方法により改めて経鼻でチューブを入れる。この過程は高い難度及びリスクを有する。1.生理的観点から、一回経口気管挿管された気道粘膜にはある程度の充血、水腫があることが多く、可視喉頭鏡の補助下でも解剖構造は明瞭でない可能性がある。2.重篤患者は経口気管挿管が抜き取られる場合、声門下喀痰又は気道分泌物は多く溢れ出、さらに声門付近の視野の可視度が低減される。3.経口気管挿管を抜き取る場合、暫く完全に呼吸補助サポートを切断すると同様であり、患者は酸素飽和度又は酸素化が速やかに下がることを経験する可能性がある。4.十分な量の麻酔薬又は筋弛緩剤を使用する場合、一方では、患者の自発呼吸を阻害し、他方では、体温と血圧を低減して、生命徴候を維持できず、命を脅かす可能性がある。
【0010】
このため、気管挿管患者はチューブ交換を補助し、チューブ交換過程で全コースで「ぴったりと繋がことを実現でき、る」いつでも呼吸補助設備をアクセスでき、挿管を繰り返すことを防止して気道の損傷を減少し、操作が便利であり素早い補助道具を必要とし、チューブ交換の成功率を向上し、チューブ交換過程でのリスクを低減し、最終的に患者の予後を改善する目的を達成させる。
【発明の概要】
(【0011】以降は省略されています)
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